Table of Contents Table of Contents
Previous Page  122 / 156 Next Page
Information
Show Menu
Previous Page 122 / 156 Next Page
Page Background

救急科

救急科

診療・業務内容

〈診療方針〉

 救急科では専任医のみで24時間365日、一次から三次救急までの救急車搬入患者と時間外外来受診患者に

対応しており、24時間体制で初期診療から重症管理までを行っています。救急ホットラインは救急担当医が

直接対応しており、院内だけでなく、院外からの集中治療を必要とする重症症例も積極的に受け入れています。

診療内容・専門分野

 心肺停止患者は心肺蘇生ガイドラインに基づいた治療に加え、脳低温療法を積極的に行っています。世界

標準に準拠した二次救命処置で反応しない急性冠疾患患者さんは、循環器内科、心臓血管外科との協力で、

PCPS(経皮的心肺補助)・IABP(大動脈内バルーンパンピング)、冠動脈カテーテル検査・血行再建術、心

拍動下冠動脈バイパス術等を行い、早期での社会復帰を目指しています。また、多発外傷を含む頭部外傷患

者に対しも脳低温療法を行っています。

〈救急車・時間外外来〉

 救急車搬送および17時15分以降翌朝8時30分までの時間外外来受診患者さん(土・日曜日・祝日は終日、

ただし特定7科を除く)の初期診療。

〈救急部入院〉

 心肺停止蘇生後、多発外傷、薬物中毒、急性肺炎、担当科が特定困難な症例(感染源が不明な敗血症、手

術適応の無い血栓症、腎盂腎炎、循環が不安定な代謝異常、急性血液浄化適応症例など)。

診療実績

・平成27年度 救急部外来受診患者数:2516名

 ※うち、一次救急患者:1,847名(72.1%)二次救急患者:491名(19.2%)、三次救急患者:223名(8.7%)

・平成27年度 救急車搬入患者:1,774名

・心肺停止症例180名(外傷を除く)のうち自己心肺再開70名、このうち31名に脳低温療法を施行、生存19名

(61%)、予後良好9名(29%)(平成22年~24年の2年間)

特に紹介を受けたい対象疾患

・多発外傷、心肺停止、ショック、敗血症、多臓器不全、凝固異常

・脳低温療法とは?

 脳に傷害を受けた患者さんの体を冷やし、脳の保護・蘇生を図る治療法で、脳の被害を最小限にくい

止めます。病状が落ち着いたら少しずつ体温を戻していきます。

121

滋賀医科大学医学部附属病院診療案内