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救急・集中治療部

救急・集中治療部

診療・業務内容

〈診療方針〉

 救急部と集中治療部は、専任の常勤医師のみで一体運営しています(ICU・CCU12床、救急一般病棟6床)。

一次から三次救急までの救急車搬入患者、時間外外来受診患者と集中治療室入室患者に対応しており、24時

間体制で初期診療から重症管理までを行っています。

 救急ホットラインは救急担当医が直接対応しています。集中治療室では、外科術後、CCU、SCU(意識障害、

t-PAによる血栓溶解後など)、脳低温療法、急性血液浄化法、小児ICUなどの重症症例の治療を24時間体制

で担当しています。また、院内だけでなく、院外からの集中治療を必要とする重症症例も積極的に受け入れ

ています。

〈集中治療室の種類〉

【I CU】急性の重症患者さんのための治療室で、密度の高い集中的な医療・看護が行われます。

【CCU】冠疾患集中治療室。心臓に関する疾患で、集中的な管理を必要とする患者さんのための治療室です。

【SCU】脳卒中集中治療室。脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)急性期の患者さんのための治療室です。

診療内容・専門分野

・心肺停止患者は心肺蘇生ガイドラインに基づいた治療に加え、脳低温療法を積極的に行っています。世界

標準に準拠した二次救命処置で反応しない急性冠疾患患者さんは、循環器内科、心臓血管外科との協力で、

PCPS(経皮的心肺補助)・IABP(大動脈内バルーンパンピング)、冠動脈カテーテル検査・血行再建術、

心拍動下冠動脈バイパス術等を行い、早期での社会復帰を目指しています。

・ARDS(急性呼吸窮迫症候群)症例に対しては、HFO(高頻度振動換気)、APRV(気道陽圧開放換気)

やNPPV(非侵襲的陽圧換気療法)、NO療法(一酸化窒素吸入療法)の導入を行っています。一般病棟の

人工呼吸器の管理・指導は、呼吸ケアチームと協力して行っています。

・敗血症性ショック・DIC(播種性血管内凝固症候群)・多臓器不全に対し世界標準に準拠した治療法に加え、

DIC対策の強化とともに我々が開発したPlasma Filtration with Dialysis(PDF)法を含む急性血液浄化法

を行っています。

・急性血液浄化療法は、肝不全、腎不全、重症膵炎および重症敗血症の補助治療としてCHDF(持続的血液

濾過透析)、PMX-DHP(エンドトキシン吸着療法)、PE(血漿交換)、PDFなどを積極的に行っています。

〈救急車・時間外外来〉

 救急車搬送(終日)および17時15分以降翌朝8時30分までの時間外外来受診患者さん(土・日曜日・祝

日は終日、ただし特定7科を除く)の初期診療。

〈救急部入院〉

 心肺停止蘇生後、多発外傷、薬物中毒、急性肺炎、担当科が特定困難な症例(感染源が不明な敗血症、手

術適応の無い血栓症、腎盂腎炎、循環が不安定な代謝異常、急性血液浄化適応症例など)。

・脳低温療法とは?

 脳に傷害を受けた患者さんの体を冷やし、脳の保護・蘇生を図る治療法で、脳の被害を最小限にくい

止めます。病状が落ち着いたら少しずつ体温を戻していきます。

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