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先進医療の紹介

術後のホルモン療法及びS-1内服投与の併用療法

 乳がん術後の患者さんの標準的な治療法であるホルモン剤に加えて、S-1という抗がん剤を同時に内服し

てもらい、乳がんの再発を防ぐ効果や安全性を確認します。

対 象 疾 患 原発性乳がん(エストロゲン受容体が陽性で

あって、HER2が陰性のものに限る。)

算定開始年月日 平成24年8月1日

金 1回につき 296円

実 施 診 療 科 乳腺・一般外科

 乳がんの手術を受けた患者さんを2つのグループに分け、一方

のグループには手術の後に現在の標準的な治療法であるホルモン

剤を内服していただき、もう一方のグループではホルモン剤に加

えてS-1という抗がん剤を約1年間、同時に内服していただく臨

床試験を行っています。

滋賀医大病院ニュース第37号

(http://www.shiga-med.ac.jp/hospital/document/hospital/advance/03.pdf)

樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法(休止中)

 がん細胞を攻撃するリンパ球を増やす働きのある樹状細胞を培養して注

射します。この治療法を2週間毎に繰り返し行います。

対 象 疾 患 肺がん・乳がん

算定開始年月日 平成17年6月1日

金 1回につき 126,600円

実 施 診 療 科 腫瘍内科

 がん細胞だけが持つ特定の蛋白(腫瘍抗原ペプチド)を覚え込ませるこ

とにより、他の細胞と区別してがん細胞だけを攻撃するよう教育されたTリ

ンパ球(CTL細胞)を用いた治療で、樹状細胞はこのTリンパ球を増やす働

きをします。

 自己の細胞と血清を用いた治療ですので異物反応や拒絶反応がなく、極

めて副作用が少ない治療です。

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