Table of Contents Table of Contents
Previous Page  30 / 156 Next Page
Information
Show Menu
Previous Page 30 / 156 Next Page
Page Background

呼吸器内科

呼吸器内科

診療・業務内容

〈診療方針〉

 滋賀県唯一の大学病院における呼吸器内科として、高度

な治療を必要とするあらゆる呼吸器疾患に対応していま

す。また、大学病院として臨床研究も積極的にすすめてい

ます。

 当科で診療する疾患は、感染症から肺がんまでの広い範

囲にわたります。ただし、排菌されている結核には対応で

きません。

 外来は、月曜日から金曜日まで毎日開設致しております。入院診療に関しては、内科・外科の協力体制の

もと診療を行っています。日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会認定施設、日本アレルギー学会

認定教育施設となっています。

診療内容・専門分野

〈慢性閉塞性肺疾患(COPD)〉

 日本には500万人以上のCOPD患者さんがいるといわれていますが、まだまだ診

断のついていない患者さんがたくさんいらっしゃいます。当科では、マルチスライス

CTや精密呼吸機能検査を用いることにより、病気の早期発見や病態に応じた治療法

の選択などを積極的に行っています。また、「COPD地域連携パス」を使って、地域

の開業医の先生といっしょに患者さんを診療しています。

〈気管支喘息〉

 喘息も日本人の10~20人に1人と多い病気ですが、まだまだ診断のついていない患者さんがたくさんい

らっしゃいます。当科では一酸化窒素濃度測定や気道抵抗検査など、より詳しい検査も用いて診断・治療を

行っています。

 また、吸入療法の普及に力を入れております。適切な治療によって喘息発作を起こすことはほとんどなく

なっていますが、通常の治療では発作を抑えることのできない難治性喘息などに関しても、治療に当たらせ

ていただきます。

〈肺炎〉

 依然、呼吸器疾患の中では頻度の多い病気ですが、内服抗生剤の進歩などにより、必ずしも入院治療が必

要ではなくなっています。可能なかぎり、外来での治療を行うことを第一目標としています。入院が必要な

場合でも、できるだけ早期の退院を目指しています。ただし、高度の専門的治療を要さない肺炎に関しては、

他の病院に治療をお願いすることもございますのでご了承下さい。

〈間質性肺炎〉

 膠原病に伴ったものや、原因不明の特発性のものなどがあります。難病ですが、可能な限り原因検索を行い、

適応のある症例ではステロイドや免疫抑制剤の使用により治療を行っています。

〈肺がん〉

 現在、肺がんの患者数は増加しており、がん死亡の第1位は肺がんとなっています。当科における肺がん

診療の特徴は、院内の他科との協力による集学的治療です。腫瘍内科、呼吸器外科、放射線科とも連携し、

患者さんにとってどのような治療法が最も有効で効果的なのかを判断し、治療を行っています。また、外来

での化学療法も行っています。

29

滋賀医科大学医学部附属病院診療案内