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泌尿器科

泌尿器科

診療・業務内容

〈診療方針〉

 当科は、尿を生成する腎臓、尿を体外に排出する尿路(腎盂・尿管・

膀胱・尿道)と男性生殖器(精巣、前立腺、陰茎など)を扱う外科系専

門診療科の一つです。

 これらの臓器に発症する疾患(腫瘍、結石、感染症、先天異常、外傷

など)の診断・治療から、経過観察まで一貫して行うトータルケアを特

徴としています。内分泌臓器である副腎や上皮小体も扱っています。

 高齢化社会を迎え、前立腺癌や前立腺肥大症などの前立腺疾患や神経因性膀胱、頻尿や尿失禁などの排尿

異常を訴えられる高齢者が急激に増加しています。診断技術の向上もあって腎癌、膀胱癌も増加傾向が続い

ています。

 青・壮年層では尿路結石症や男性不妊などのほか、放置すれば死に至る精巣腫瘍もあります。また、尿路

性器には水腎症や停留精巣、尿道下裂などの先天異常の発生が多く、小児泌尿器科は重要な分野です。

 女性泌尿器疾患(骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁)の新しい治療法についての啓蒙が広がるにともなって、女

性患者さんも多く受診されるようになっています。

 治療面の特徴は、患者さんの肉体的負担を少しでも軽くするような内視鏡手術や腹腔鏡手術が多くされ

ています(最小侵襲手術)。2013年5月からはロボット支援内視鏡下手術

(da Vinci)も開始致しました。

 また2016年4月からは腎癌に対するロボット支援腎部分切除術が健康保

険適応になりました。

 進行癌であれば、化学療法、手術療法、放射線療法などを駆使した集学

的治療を行います。また、浸潤膀胱癌で膀胱を摘出せざるを得ない場合には、

患者さんの術後QOL(生活の質)を考えた尿路変向・再建を行っています。

要は「患者さんの目線に立った優しい診療」を目指している科といえます。

診療内容・専門分野

○前立腺癌(限局性)に対する治療

 •ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術

 •密封小線源放射線療法(ブラキセラピー)

 •放射線治療(強度変調放射線治療:IMRT)

○前立腺手術後の男性尿失禁に対する人工尿道括約筋(AMS800)手術

○再燃前立腺癌に対するタキサン系薬剤による化学療法

○腎癌(限局性)に対するロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術

○進行癌に対する多剤併用化学療法

○小児泌尿器科領域

○女性泌尿器領域(骨盤臓器脱、腹圧性尿失禁に対するTVM手術・TOT手術)

○腹腔鏡下手術(副腎腫瘍、腎癌、腎盂・尿管癌、尿路形成術など)

○膀胱全摘除術後の新膀胱造設術

○難治性尿道下裂に対する口腔粘膜を利用した形成手術

○男性不妊(無精子症)に対する精巣内精子採取術(TESE)

da Vinciを遠隔操作する様子

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