救急部と集中治療部(ICU・CCU6床、救急一般病棟6床)は、専任の常勤医師のみで一体運営しています。救急部は、総合診療部と協力し、一次から三次救急までの救急車搬入患者と時間外外来受診患者に対応しており、24時間体制で初期診療から重症管理までを行っています。
救急ホットラインは救急担当者が直接対応しています。集中治療部では、外科術後、CCU、SCU(意識障害、t-PAによる血栓溶解後など)、脳低温療法、急性血液浄化法、小児ICU(新生児は除く)などの重症症例の治療を24時間体制で担当しています。また、院内だけでなく、院外からの集中治療を必要とする重症症例も積極的に受け入れています。
- 心肺停止患者は蘇生後、脳低温療法を積極的に行っています。世界標準に準拠した二次救命処置で反応しない急性冠疾患患者さんは、循環器内科、心臓血管外科との協力で、PCPS・IABP、冠動脈カテーテル検査・血行再建術、心拍動下冠動脈バイパス術等を行い、早期での社会復帰を目指しています。
- ARDS症例に対しては、NPPVやNO療法の導入も行っています。一般病棟の人工呼吸器の管理・指導は、臨床工学センターと協力して行っています。
- 敗血症性ショック・DIC・多臓器不全に対し世界標準に準拠した治療法に加え、DIC対策の強化とともに我々が開発したPlasma Dia- Filtration(PDF)法を含む急性血液浄化法を行っており、重症症例(予測死亡率平均68%)における28日後死亡率は21%です。
- 急性血液浄化療法は、肝不全、腎不全、重症膵炎および重症敗血症の補助治療としてCHDF、PMX-DHP、PE、PDFなどを積極的に行っています。