皮膚科学の最近の変化は「標準化」がキーワードではないでしょうか。皮膚科学は、日本皮膚科学会の主導により、急速にガイドラインが充実しつつある分野です。「標準治療」とはある病気を治すにあたって、「こうすれば一番治る率が高いよ」と言う治療法です。標準治療を提供するにはある程度の高い技術力が必要であることがあります。
当科は、炎症性疾患(湿疹、アトピー性皮膚炎、水疱症等)でも、腫瘍性疾患(悪性の皮膚腫瘍、一般的には皮膚癌とよばれることが多いです)でも、標準治療を提供できるように技術の維持または向上に努めています。
もう一つのキーワードは「資格の明確化」です。皮膚科学会が認定する皮膚科専門医や、皮膚科専門医が取得の目標とする専門医(や教育医、指導医)など、客観的な基準で得られる資格をきちんと持つ方向になりつつあります。滋賀医科大学皮膚科は、各種の専門医認定研修施設に指定されており、それは、すでにその分野の専門医が揃っていることを意味します。
先進医療について:標準治療から一歩進んだ医療に先進医療があります。滋賀医科大学皮膚科は「隆起性皮膚繊維肉腫の遺伝子診断」で先進医療を行っております。