平成20年4月1日

柏木 厚典
Director of the SUMS Hospital
Atsunori Kashiwagi
 
滋賀医科大学病院長
柏木 厚典
 
E-mail : kasiwagi@belle.shiga-med.ac.jp
 
 

“地域に生かされ、世界に羽ばたく” 附属病院の新しい未来をめざして

【平成20年4月1日】
 平成20年4月1日付けで附属病院病院長を命ぜられました。現在これまでの内科学講座教授とは別の責任の重大さ、困難さをかみ締めているところであります。

 ところで、森田陸司前病院長が平成13年4月に病院長にご就任になり、その後7年間で着実に多くの改革を断行され、近代型病院への転換を進めてこられました。特に、医療の安全面、患者サービスの向上、医療スタッフの充実と適正配置、クリニカルパスの推進などにより、病院機能の向上と経営基盤の充実化が図られました。また昨年10月から新D病棟が稼動し、入院患者さん7人に対して1人の看護師を配置する手厚い看護体制も確立され、更に病院機能が充実してまいりました。

 さて、今年4月から新しい病院管理体制となりますが、病院運営に関しては基本的に本院勤務者の多くの方々のご意見を参考にさせていただきながら着実に改革を進めてまいりたいと考えています。しかしながら、現状で地域医療の向上をめざした重要な本院の課題をまとめますと以下の点に整理されます。
  1. 医療安全が最優先課題
  2. 手術部運営の改善
  3. 患者支援センターの充実
  4. 病院再開発の推進
  5. 救急医療体制の更なる整備
  6. 病院機能評価更新に向けた体制づくり
  7. 機能集約型医療および先進医療の推進
  8. 運営に当たっては現場を知る
  9. 構成員が充実した気持ちで、よい医療の実践に参画しているという実感を得る体制
  10. IT化、病院事務処理の簡素化と過重労働の軽減
  11. “心”のかよう医療サービスの提供
 これら目標を着実に実践することによって、本院が「患者さんにやさしく、また信頼と安心を与えられる医療」を実践し、地域の皆様に支援され、世界に羽ばたく高度医療を推進する専門病院として更に発展することを期待しています。