瑜伽行思想研究会


安藤晃編集作成 梵蔵漢対校 PDFテキスト

『瑜伽師地論』巻六「十六種異論」

本地分中「有尋有伺等三地之三・四」




【はじめに】
 「十六種異論」とは、西暦3〜4世紀頃の、インドにおける仏教以外の代表的な哲学思想を十六にまとめたもので、『瑜伽師地論』(大正30,303b〜313a)・『顕揚聖教論』(大正31,521b〜531a)に紹介されている。当時のインドにおける思想状況を示す重要な文献である。幸いなことに、『瑜伽師地論』「十六種異論」はサンスクリット原典、チベット訳、そして上記玄奘による漢訳が残されている。
 ここに公開する「十六種異論 梵蔵漢対校 PDFテキスト」は、安藤晃氏(広島大学大学院文学研究科インド哲学専攻元大学院生、現宮崎市 崇稱寺住職)が梵文・蔵訳・漢訳と漢訳の書下文(国訳一切経)の四種をセクションごとに対校したもので、「十六種異論」研究には極めて有益なものである。
 今回、安藤晃氏の了承を得て、瑜伽行思想研究会のホームページからPDF版で公開することになりました。公開をお認めいただいた安藤氏に深く感謝いたします。
 この資料は研究のためにご自由にダウンロード下さい。またこの資料を用いた研究論文を発表する時は、瑜伽行思想研究会HP安藤版を使用した旨、明記下さいますようお願いします。

2011年7月1日
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