平成28年度第1回腫瘍センター講演会
『がん薬物療法における曝露対策について』をテレビ中継しました

平成28年10月26日(火)18:00〜19:30

東近江総合医療センターきらめきホール ⇄ 滋賀医科大学


 平成28年度に開催される滋賀医科大学腫瘍センターの講演会のうち、第1回目となる講演会が10月26日(水)に行われ、東近江総合医療センターでもテレビ会議システムを利用してライブ中継しました。
  
 今回の講演会は、神戸市立医療センター中央市民病院の腫瘍内科部長 安井久晃先生による『がん薬物療法における曝露対策について〜組織としてどう取り組むか〜』をテーマに、約1時間の講演がありました。
 講演では、2015年7月に刊行された日本がん看護学会・日本臨床腫瘍学会・日本臨床腫瘍薬学会の3学会合同のガイドラインに沿って、抗がん剤(広義)に関連する職業性曝露を予防するための対策や、健康障害リスクを下げるための対策等が紹介され、抗がん剤調整業務を行う薬剤師のみならず、投与管理や患者さんの周辺環境を担う医師や看護師を含めたすべての医療従事者が組織的に行うことが重要であると説明がありました。
 東近江総合医療センターからは45名の医師・薬剤師・看護師・事務職員の参加があり、講演後はテレビ会議システムを利用した活発な質疑応答が行われました。