PEGサミットinびわ湖
2017年12月17日(日) 会場:草津総合病院 あおばなホール
2017年7月29日(土)〜30日(日) 会場:アヤハレイクサイドホテル
総合内科学講座の伊藤明彦先生が代表世話人を務める『PEGサミットinびわ湖』がアヤハレイクサイドホテルで開催され、216名の医療関係者が1泊2日の合宿形式のセミナーに参加しました。
1日目、会場に集まった参加者たちは受付を済ませ、そのまま大会場へ。オリエンテーションの後始まった特別講演では、3名の講師陣からPEGが辿ってきた歴史と社会的経緯、その必要性や管理、またはPEGありきではないトータルな栄養管理のあり方までのレクチャーを受けました。
夕食までのグループワークでは、1班約18名が9班に別れて①栄養経路の選択、②多職種でどうかかわるか をテーマに、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士、介護職らがそれぞれの立場でディスカッションを行いました。夕食の会場では各グループから発表と表彰があり、夕食あとの自由時間は懇親会で盛り上がりました。
翌日8:30から始まった実技セミナーでは、①PEG造設、②PEG交換、③栄養剤半固形化、④簡易懸濁法、⑤PEG管理・スキンケア、⑥口腔ケア、⑦嚥下評価・リハビリ、⑧ポジショニング・食事介助の8つのブースを30分ずつ回るという強行なスケジュールをこなしました。
PEGサミットは、発祥の地である九州で5回開催された後、昨年の「北海道PEGサミットin小樽」を経て、本州では初の開催となった今回の「PEGサミットinびわ湖」は、北海道から鹿児島まで全国各地より216名の参加者をお迎えして、盛況のうちに無事終了することができました。お世話になりましたすべての方々にこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
2017年7月29日(土)タイムスケジュール
13:00〜 受付
14:00〜 オリエンテーション
14:10〜 特別講演
《特別講演1》
座長 医療法人友仁会事業統括管理者 滋賀医科大学名誉教授 馬場忠雄
『胃瘻:歴史をたとりながら本来の意義を考える』
大阪大学国際医工情報センター栄養デバイス未来医工学共同研究部門
関西PEG・栄養とリハビリ研究会 代表世話人 井上善文
《特別講演2》
座長 大船中央病院特別顧問 PEG・在宅医療研究会会長 上野文昭
『経腸栄養の合併症とその対策〜腸内環境からみた消化器系合併症対策を中心に〜』
滋賀医科大学看護学科基礎看護学講座 附属病院栄養治療部 佐々木雅也
《特別講演3》
座長 国際医療福祉大学病院副院長 鈴木 裕
『PEGの必要性と管理のコツ』
国立病院機構村井山医療センター 大石英人
16:45〜 チェックイン・自由時間
17:30〜 グループワーク「栄養経路の選択」「多職種でどう関わるか」
19:00〜 夕食 グループワーク発表・講評・表彰、実技セミナー案内
21:00〜 自由時間 相談コーナー(「六地蔵のへや」実行委員6人が日頃の疑問に答えます)
2017年7月30日(日)タイムスケジュール
7:00〜 朝食・チェックアウト
8:30〜 実技セミナー
■PEG造設■PEG交換■栄養剤半固形化■簡易懸濁法■PEG管理・スキンケア
■口腔ケア■嚥下評価・リハビリ■ポジショニング・食事介助■メーカー展示(〜12:30)
12:00〜 昼食
14:00〜 閉会式・写真撮影
佐々木先生による特別講演
蟹江先生による実技セミナー(栄養剤半固形化)
実技セミナー
PEG管理・スキンケアブース
2日間の日程終了!
スタッフによるお見送り
PEGサミット恒例⁉︎
ウエルカムボード
スタッフ集合写真
皆様、お世話になりました。