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平成28年度 第10回東近江がん診療セミナー

終末期の癌疼痛治療
〜オピオイド注射剤の現状と展望について〜

平成29年2月2日(木)17:30〜19:15
東近江総合医療センター

 『第10回東近江がん診療セミナー』は、産業医科大学若松病院緩和ケア・血液腫瘍科 診療科長の寺田忠徳先生による特別講演『終末期の癌疼痛治療〜オピオイド注射剤の現状と展望について〜』と、これに関連する症例検討会を行いました。
 ご講演では、緩和医療が注目されている理由や背景を踏まえた上で、実際の日本の緩和医療の現状とご勤務先の緩和医療の診療目標や現状を照らし合わせながら、実際の緩和医療で用いる薬剤の使用方法や留意点をその場、その時、その患者さんに対応した症例をいくつかの例をあげながら、お話いただきました。
 また続いて行われた症例検討会では、「オピオイドタイトレーション〜持続静注から貼付剤へ〜」のタイトルで近江総合医療センター緩和ケアチームの医師・瀬戸山博先生と緩和ケアチーム薬剤師・朝日信一先生から発表があり、講師の寺田先生も交えた意見交換がされました。

 次回、3月23日(木)の第11回東近江がん診療セミナーは、滋賀医科大学医学部附属病院 医療薬学会認定がん指導薬剤師の森井博朗先生による『がんの痛み治療ー突出痛とレスキュー薬についてー』とこれに関連する症例検討会を行います。

*東近江がん診療セミナーは、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

(総合司会)東近江総合医療センター緩和ケアチーム医師 瀬戸山 博先生

(講師)産業医科大学若松病院 緩和ケア・血液腫瘍科 診療科長 寺田 忠徳先生

(症例検討会司会)東近江総合医療センター緩和ケアチーム医師 坂野 祐司先生

(症例紹介)東近江総合医療センター緩和ケアチーム薬剤師 朝日 信一先生

平成28年度 第9回東近江がん診療セミナー

リンパ浮腫の診断とケア

平成28年12月16日(金)18:00〜19:00
東近江総合医療センター

 『第9回東近江がん診療セミナー』は、滋賀医科大学医学部附属病院がん看護専門看護師 医療リンパドレナージセラピスト 服部聖子先生による特別講演『リンパ浮腫の診断とケア』と、これに関連する症例検討会を行いました。
 服部先生からは「浮腫の診断」や「リンパ浮腫の種類と原因」など、基本的な知識の再確認の後、リンパ浮腫ケアの実際について約30分間の講演をしていただきました。講演の中でリンパ浮腫ケア(複合的理学療法+セルフケア指導)について ①スキンケア ②医療徒手リンパドレナージ ③圧迫療法 ④圧迫下での運動療法 の組み合わせをセルフケアできることが大切で、患者さんが自己管理でき、なおかつ継続できるような指導を行うのが重要であるとお話がありました。
 また引き続き行われた症例検討会では、東近江総合医療センター看護部 中村茉耶助産師による「子宮頸がん患者へのリンパ浮腫予防指導の一例」が発表され、患者さんの「リンパ浮腫になりたくない。できることがあれば、やりたい」という希望に沿った指導を行うことにより、いかにして患者さんとの信頼関係を構築してきたかが紹介されました。

 次回、2月2日(木)の第10回東近江がん診療セミナーは、産業医科大学若松病院緩和ケア・血液腫瘍科 診療科長 寺田忠徳先生による『終末期の癌疼痛治療 オピオイド注射剤の現状と展望について』とこれに関連する症例検討会を行います。

*東近江がん診療セミナーは、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

(司会)東近江総合医療センター緩和ケア認定看護師 宮城暢子先生

(講師)滋賀医科大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 服部聖子先生

(症例検討会)東近江総合医療センター助産師 中村茉耶先生

会場の様子

平成28年度 第8回東近江がん診療セミナー

がん治療医ががんとなり、見えたこと、感じたこと

平成28年11月18日(金)18:00〜19:30
東近江総合医療センター

 『第8回東近江がん診療セミナー』は、金沢赤十字病院 副院長(第一外科部長)の西村元一先生による特別講演『がん治療医ががんとなり、見えたこと、感じたこと』を行いました。
 今回は広く一般市民や院外の医療関係者にも門戸を開いた公開講座とし、医療者の立場とがん患者の立場の両方を経験された先生ならではのお話のあれこれを、一般の方にもわかりやすい内容で講演をして頂きました。
 自らががん患者となって、医療者として見てきた景色と、患者となってから見えた景色とのギャップ、またこのギャップを減らすためにはどうするべきか、またがんを患ってもその人らしく生きられることに気づける場、出会いの場が必要だという観点から『元ちゃんハウス(金沢マギー)』というがん患者の拠点施設の創設とその活動内容など、がんになった自分にしかできないこと、伝えたいことをお話していただきました。講演の最後には「たとえ医療者が治癒と判断しても患者は”ずっと"がん患者である。患者さんとの良好なコミュニケーションのもとで(人生の)目標設定に関わってほしい。目の前の患者さんがどうような人生を送ってきたのか?その上で何のために治療を受けているのか?そして患者の想いをしっかりと理解した上うえで医療を進めるべき」など、医療者に向けたメッセージで締めくくられました。また、一般市民として参加された方からは「たくさんの病院関係者がこのような講演会に参加されているのは一患者として嬉しい。参加して良かった。」との感想を頂きました。

 次回、12月16日(金)の第9回東近江がん診療セミナーは、滋賀医科大学附属病院がん看護専門看護師の服部聖子先生による『リンパ浮腫ケア』とこれに関連する症例検討会を行います。

*東近江がん診療セミナーは、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

(司会)東近江総合医療センター外科医長 瀬戸山博先生

(講師)金沢赤十字病院 副院長 西村元一先生

会場の様子

(閉会挨拶)滋賀医科大学総合外科学講座教授(東近江総合医療センター副院長)目片英治先生

平成28年度 第7回東近江がん診療セミナー

若年性がんの看護

平成28年10月28日(金)18:00〜19:30
東近江総合医療センター

 『第7回東近江がん診療セミナー』は、滋賀医科大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 木村由梨先生による特別講演『若年性がんの看護』とこれに関連する症例検討会を行いました。
 今回はがんのうちでもAYA世代(明確な定義はないが、15歳〜29歳までの思春期・若年成人)の「若年がん」にスポットを当て、その特徴や患者さんを取り巻く諸問題について講演をして頂きました。
 AYA世代の患者さんは、健診で見つかりにくいのが特徴で、症状があっても自分ががんだとは思わないことが受診の遅れにつながることが多く、外見の変化や性への悩み、恋愛、結婚、妊娠、出産、学校、就労・・といった人生の大きな岐路に立つAYA世代ならではのケアの難しさ、またその家族へのケアについても具体例を挙げて紹介して頂きました。
 この後、実際にあった若年性がんの症例をもとに、主治医・看護師・事務職員らによる症例検討会(キャンサーボード)が行なわれ、AYA世代の患者さんをどう支えていくべきか、講師の木村先生にも参加頂き、多職種で共に考える機会となりました。
 次回、11月18日(金)の第8回東近江がん診療セミナーは、金沢赤十字病院副院長の西村元一先生による『がん治療医ががんとなり、見えたこと、感じたこと』についてお話いただきます。

*東近江がん診療セミナーは、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

(司会)東近江総合医療センター地域医療連携室師長 長岡紀江先生

(講師)滋賀医科大学医学部附属病院がん看護専門看護師 木村由梨先生

(症例提示)東近江総合医療センター緩和ケア認定看護師 宮城暢子先生

(症例提示)東近江総合医療センター泌尿器科医長 坂野祐二司先生

平成28年度 第6回東近江がん診療セミナー

化学療法の支持療法

平成28年9月23日(金)18:00〜19:30
東近江総合医療センター

 『第6回東近江がん診療セミナー』は、滋賀医科大学医学部附属病院 薬剤部がん専門薬剤師の若杉吉宣先生による特別講演『がん薬物療法の支持療法について』と関連する症例検討会を行いました。
 がん治療のうち、とりわけ抗がん剤による治療には嘔吐やしびれ、皮膚障害といった副作用が出ることが多いが、副作用のつらさで治療が継続できなくなったり、後遺症が治療後の生活の支障となったりするのを軽減・予防する「支持療法」について、がん専門薬剤師である若杉先生から講義していただきました。講演の最後には「支持療法はエビデンスが確立しているものもあるが、対応が困難な副作用も多く存在し、治療強度と患者QOLを考慮し、個々の患者さんにあった対応が必要である」と締めくくられました。
 この後、化学療法を受けた後、皮膚発疹・爪囲炎・食欲不振のあった患者さんの症例をもとに、主治医・専門医・薬剤師・栄養士らによる症例検討会(キャンサーボード)が行なわれました。
 参加した薬剤師からは、「普段現場で得られない情報を得られた」「支持療法について再度勉強する機会となった」との感想が寄せられました。
 次回、10月28日(金)の第7回東近江がん診療セミナーは、滋賀医科大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 木村由梨先生による『若年性がんの看護』についてお話いただきます。

*東近江がん診療セミナーは、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

(司会)東近江総合医療センタがん薬物療法認定薬剤師 上中敏弘先生

(講師)滋賀医科大学医学部附属病院がん専門薬剤師 若杉吉宣先生

(症例検討会)東近江総合医療センター薬剤師 松井駿亮先生

症例検討会の様子

平成28年度 第4回東近江がん診療セミナー

がん放射線療法の基本とケア

平成28年7月22日(金)18:00〜19:00
東近江総合医療センター

 第4回目の『東近江がん診療セミナー』は、滋賀医科大学附属病院のがん放射線療法看護認定看護師の小崎信子先生をお招きして『がん放射線療法の基本とケア』をテーマに講演をして頂きました。
 講師の小崎先生より、がん患者さんの放射線療法について、最大の治療効果を得るには「完遂」が大事であること、また「完遂」するための疼痛コントロールや、治療の経過とともに出現する皮膚炎、粘膜炎などへの対症療法について約40分間、お話を頂きました。
 その後は、東近江総合医療センター 杉山由美看護師より、当院で放射線療法を受けた頭頸部がんの患者さんについて症例検討会が行われ、主治医や看護師、薬剤師、栄養師らそれぞれの立場から意見交換が行われ、互いの専門領域について理解を深め合いました。また、講師の小崎先生からも助言を頂きました。
 キャンサーボードの前には、東近江総合医療センター診療情報管理士の太田悦子さんより『院内がん登録』について、その目的と現状について説明があり、今回のテーマである放射線治療について、当院での治療件数や部位別人数について報告がありました。
 次回、8月12日(金)の第5回東近江がん診療セミナーは、滋賀医科大学医学部附属病院 産科学婦人科学講座の木村文則准教授をお招きして『がん患者妊よう性温存現状と滋賀県の取り組み』についてお話いただきます。
*8/12のセミナーも、日本医師会生涯教育カリキュラム(CC3医療制度と法律1単位)、日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーです。がん診療に関わる方ならどなたでもご参加いただけます。

滋賀医大附属病院 がん放射線療法看護認定看護師 小崎信子先生

司会の東近江総合医療センター緩和ケア認定看護師 宮城暢子看護師

キャンサーボードの様子

東近江総合医療センター杉山由美看護師

平成28年度 第3回東近江がん診療セミナー

滋賀医大でのがん薬物療法に対する薬剤師の活動

平成28年6月24日(金)18:00〜19:00
東近江総合医療センター

 今回で第3回目となる『東近江がん診療セミナー』は、『滋賀医大でのがん薬物療法に対する薬剤師の活動』をテーマに開催しました。
 講師の滋賀医科大学附属病院 がん専門薬剤師の須藤正朝先生からは、がん薬物療法における薬剤師の役割を(1)レジメンのチェック(2)入院化学療法への関与(3)服薬指導(4)薬薬連携というコンテンツで実際の事例を紹介しながらレクチャーして頂きました。
 また18:30からは、東近江総合医療センター 長谷川英利薬剤師による症例検討会が行われ、主治医・緩和ケアチーム・病棟看護師らを交えたキャンサーボードが行われました。
 会場には59名の医療関係者の参加があり、このうち院外から参加していただいた薬剤師さんからは「院外薬局にいると院内でのことが見えにくいが、このような機会を与えていただいて勉強させてもらいました。」との感想を頂きました。
 なお、次回7月22日(金)の「第4回東近江がん診療セミナー」からは、公益財団法人 日本薬剤師研究センターの集合研修1単位の認定対象セミナーとして開催する予定で、テーマは滋賀医科大学がん放射線療法看護認定看護師 小崎信子先生による『がん放射線療法の基本とケア』で行います。外部からのご参加も大歓迎ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

滋賀医大附属病院 がん専門薬剤師 須藤先生

司会の東近江総合医療センター上中調剤主任

東近江総合医療センター 長谷川薬剤師

会場の様子

平成28年度 第2回東近江がん診療セミナー

終末期にある患者さんの褥瘡予防対策と治療

平成28年5月20日(金)18:00〜19:00
東近江総合医療センター

 今年度より開催しております『東近江がん診療セミナー』の第2回目は、滋賀医科大学附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師の中北順子先生を講師にお招きして『終末期にある患者さんの褥瘡予防対策と治療』をテーマに開催しました。
 褥瘡の発生原因から予防、実際に発生した場合のケアなど、がん終末期の褥瘡ケアはその部分だけをみるのではなく「がんによる症状コントロールを行う」「緩和ケアの一環として行う」「局所の症状コントロールと感染制御により苦痛を図る」「寝心地、安楽性を考慮した体圧分散寝具を選択する」などが大切であると教えていただきました。
 この後、東近江総合医療センター 永倉由紀子看護師による症例検討会が行われ、その後に皮膚科・泌尿器科の医師らを交えたキャンサーボードが行われました。
 会場には69名の医療関係者の参加があり、このうち院外から参加された看護師さんからは「勉強をさせてもらいました。今後の看護に役立てたい。」との感想を頂きました。
 次回は、6月24日(金)18:00〜滋賀医科大学附属病院 がん専門薬剤師 須藤正朝先生による『滋賀医大でのがん薬物療法に対する薬剤師の活動』の内容で行います。外部からのご参加も大歓迎ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

滋賀医大 皮膚・排泄ケア認定看護師 中北先生

司会の東近江総合医療センター長岡地域連携室師長

キャンサーボードのようす

メモをとる参加者

平成28年度 第1回東近江がん診療セミナー

がん患者さんの在宅移行から療養支援、看取りまで

平成28年4月28日(木)18:00〜19:00
東近江総合医療センター

 今年度より総合外科学講座・総合内科学講座は、東近江総合医療センターと共催して『東近江がん診療セミナー』を開催しています。地域の中核病院として院内外に積極的に情報を発信し、地域の医療機関、介護・福祉施設、事業所や調剤薬局等の医療従事者の皆様に、見て、聴いて勉強になると言っていただけるようなセミナーを用意して開催をしていきます。
 今回はその第1回目として、東近江市永源寺診療所の花戸貴司先生をお迎えして『がん患者さんの在宅移行から療養支援、看取りまで』という講演で、院内外から65名の医療従事者の方々が参加くださいました。
 この永源寺地域では、40〜50%という高い割合で在宅での看取りが行われており、それを支えているのは、医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフ・ホームヘルパー・ディサービススタッフ・ケアマネージャー・行政・家族・ご近所の方々などの在宅医療のチームであること、また30年、60年後になっても安心して生活できる地域づくりをしていきたい等、実際の事例を交えながら約1時間のお話をしていただきました。

 第2回は、5月20日(金)18:00〜滋賀医科大学附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 中北順子看護師による『終末期にある患者さんの褥瘡予防対策と治療』の内容で行います。興味のあるかたは、是非ご参加ください。

東近江市永源寺診療所 花戸先生

会場いっっぱいの参加者

総合外科学講座 教授(副院長 )目片先生

緩和ケアチーム 瀬戸山先生