エネルギーとは、車に例えるとガソリンの役割をするものです。エネルギーの 単位であるカロリーという言葉も同様な意味でよく使用されています。摂取した 栄養素で、エネルギーとなりうるものとしては、糖質・脂質・たんぱく質があり ます。たんぱく質については熱になって代謝される以外に、車の車体つまり、人 間でいうと筋肉や細胞などになります。腎症でたんぱく質を制限するといったと きにその他の栄養素は、車に例えるとエンジンオイルといったところでしょうか 。

 
たんぱく質とは・・・おもに、 肉、魚、たまご、大豆、大豆製品(とうふ) などに多く含まれます。
         
脂質とは・・・植物油、バターなどの他に、肉、魚、たまごなどのたんぱく性 食品、ピーナツなどの種実類、
       その他菓子類(ポテトチップスは1/3以上が脂質です)に多く 含まれます。

糖質とは・・・砂糖そのものの他に、穀類(ごはんやパン)、芋類、果実類、 菓子・ジュース類に含まれます。
       砂糖そのものの糖と、穀類(ごはんやパン)、芋類、果実類な どに含まれる糖とは種類が違いますが、
       体の中に入ると同じ糖に変えられて吸収されます。


     ちょっと一言・・・アルコールとはどのようなもの?
                
                アルコールには上に示したたんぱく質・脂 質・糖質はほとんど含まれていませんが、エネルギーはあります。
                アルコール1g → 7kcal相当といわれ ています。
                ちなみに、たんぱく質、糖質1g → 4kcal, 脂質1g → 9gです。


腎臓病の食事とは? ・・・  ポイントは2つありますよ!

 たんぱく質は、体の中でアミノ酸という物質に変わり、からだを作るのに必 要な分だけ利用されます。その量はほぼ決まっており、使われなかったアミノ酸 は老廃物(毒素)となります。この老廃物(毒素)は腎臓の働きで尿と共にから だの外に排泄されます。よって過剰なたんぱく質の摂取は体内の老廃物(毒素) を増やし、これを処理する腎臓に負担をかけます。そこで、腎臓の働きが弱って いる場合には、この老廃物の元であるたんぱく質を制限することが必要となるの です。
 しかし3大栄養素のひとつであるたんぱく質を制限すれば、同時に総摂取エ ネルギーも減ってしまいます。そうなると体内ではからだの一部を燃やしてエネ ルギーをつくりだします。このとき生じる燃えカスは最終的には老廃物(毒素) となって結局過剰なたんぱく質を摂取するのと同じ害を招いてしまいます。さら に栄養不足となりからだに悪い影響を与えます。つまりたんぱく質の制限と同時 に十分なエネルギーを摂取する必要があるのです。


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