医療人育成教育研究センター

設立にいたる経緯
  
  本学の教育目標である「豊かな教養を身につけ、医療人としての高い倫理観を養う」を実現
するため、平成9年に全学的な組織として「総合教養教育機構」を設立しました。
 総合教養教育機構は、これまでの教養教育を医学科においては6年一貫、看護学科におい
ては4年一貫教育として全体的な見直しを行い、医学科は平成12年度に、看護学科は平成1
5年度に大幅なカリキュラム改正を行いました。従来の教養科目を専門科目の位置づけで高
学年に配置したもの、逆に従来の専門科目を低学年に配置したものもあり、また、教養科目
担当教員と専門科目担当教員が相互に連携して担当する科目も誕生しました。
  更に総合教養教育機構は、カリキュラムの再編のみならず、平成13年度に行なった基礎学
課程の学科目制から大講座制(生命科学講座・医療文化学講座)への改組・再編にも、大きく
貢献しましたが、法人化に伴う大幅な見直しの中で、総合教養教育機構は発展的に解消さ
れ、従来の教育等に関する各種委員会の大半も廃止されました。これに伴い、平成16年度か
らは、学内教育研究施設としての位置付けで、入学前から在学中及び卒業後を通して教育の
実施体制・内容・成果ならびに学生支援など教育全般に関する事項を調査・分析し、社会に貢
献できる良質な医療人を養成することを目的として、新たに「医療人育成教育研究センター」を
設置したものです。


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