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めの環境整備と 確保
ード対策として、
満たすために差 した排気な *
た。な動線の確保について、 生理検
くが個別の部屋割りになって
りするスタッフの動きに
さんのプライバシーを
いようにスタッフ専
な検査体制を
アと
にお
れました。 また、 検査自動受付機の導入によって
受付業務を簡略化し、 従来の受付スペースをコ
ンパクトにすることで、 待合スペースを広げる
ことができました。 これによって検査待ち合い
での椅子の数を
50席から
70席に増席するととも
に、 椅子をゆったり配置したことで採血や検査
待ちの患者さん アメニティーが一段と向上し
ました。 
生理検査室の改修は、 各部屋の出入り口を拡
張してドアをスライド式に変更、 脳波および筋
電図室には、 ユニット方式のシールドルームを
設置してバリアフリー化を実現、 超音波検査室
は、 旧内視鏡検査室を改装して検査スペースを
拡張し、 新規導入を含め検査装置を5台設置、 検
査枠を増やすことで、 現在では予約待ち 最大
で1週間に改善することができました。 肺機能
検査室は、 内装工事を徹底し 検査装置と患者
スを十分に確保しました。
では隣が見えないよう採血
子用の昇降採血台を設
のベッドは上下スライド
ッドごとにカーテン
い、 患者さんの た。
とができました。
この自動受付システムの導入と看護師、 検
査技師がチームを組んでの採血業務の円滑な
流れが構築できたことで、
30分以上かかって
いた採血待ち時間 (平均) が
12~
13分に短縮さ
患者
検査部
臨床検査技師長
吉田
患者サービスが向上
(検査待ち時間の短縮やプライバシー配慮など)
患者サービスの向上として、 まず検査の待
ち時間の短縮を図るための改修とその改修を
生かすためのシステム整備と業務改善を行い
ました。 
再開発での改修を機に検査自動受付システ
ム (採血 ・採尿 ・生理検査) を導入、 IDカード
で受付して採血、 採尿や生理検査 (心電図、 超
音波、 肺機能、 脳波など) を一括受付できるよ
うにしたことで検査手続きが簡略化されて患
者さんの負担が軽減、 検査をスムーズに受け
ていただけるようになりました。
採血では、 採血室を拡張して採血台を5台
から7台に増設、 自動受付システムと既存の
採血管準備装置を連動させて、 採血管を採血
室に自動的に準備できるように改善 まし
た。 待合モニターの表示と音声案内で患者さ
んが採血室に入室、 その後、 IDカードでの受
付時に発行されたバーコード付整理券を、 採
血台に設置された患者照合システムにて迅速
に本人を確認すると同時に、 患者さんに口頭
で 確認を行い患者過誤の防止を徹底するこ
検査部
臨床検査技師長 吉田 孝
検査部 ・ 病理部 ・ 輸血部では
のコンセプトを掲げて、 病院再
生理検査、 細菌検査、 病理検査の各
の検査室は、 1日約1, 500件の検体
24時間体制の緊急検査にも対応するなど、
検査室が日常業務への影響を最小限に抑えて
12月から2012年3月にかけて実施、 また、 改修
広く快適になった待合スペース