Table of Contents Table of Contents
Next Page  11 / 20 Previous Page
Information
Show Menu
Next Page 11 / 20 Previous Page
Page Background

今後の研

尾松

最後に、先生

抱負についてお聞

大野

遺伝子の分野はこの

10年で進

歩して、メンデル形式の

その原因があると必ず発症

病気は、ほとんど原因となる遺

見つかったと言われています。

今後課題になってくるのは、弱い作

用のある遺伝子の変異です。例えば高

血圧、糖尿病とい った生活習慣病が同

じ家族内で発症しやすいことが知られ

ています。生活習慣が家族の中で一致

しているので起こりやすいということも

あるのですが、弱い遺伝的要因という

ことも考えられています。そう ったも

のが、 ここ

10年

20年で数値化され、 「あ

なたは高血圧になるリスクが

20%」 「糖

尿病が

50%」といった診断がされるよ

うになると思います。そういった人た

ちにどう対応していくか、そうい ったも

のも医療の分野になってくると、政策

的な問題もからんでくると思います。

尾松

家族のメンタルなサポートも必

要になっ てきますね。

大野

そういったものも医師の手を離

れてだんだんAIになっていくのではな

いかとも言われていますが、そこの関

わりをどうしていくかも私たちの課題

になるかもしれません。

尾松

ありがとうございました。今後

のますますのご活躍を期待し います。

SHIGA IDAI NEWS vol.28

11

内閣府では、さまざまな分野において

チャレンジすることで輝いている女性個

人、女性団体・グループおよびそのよう

なチャレンジを支援する団体・グループ

を顕彰するため、女性のチャレンジ賞等

の大臣表彰を行っています。

今年度、男女共同参画推進室が「女性

のチャレンジ賞特別部門賞」を受賞しま

した。また、表彰式に先立って開催される

「平成29年度男女共同参画社会づくり

に向けての全国会議」で、尾松万里子 学

長補佐(男女共同参画担当)が、男女共

同参画推進室の取組事例紹介を行いま

した。

内閣府「平成29年度 女性のチャレンジ賞特別部門賞」を受賞!

女性医師支援

主な取り組み

女性研究者支援

◦滋賀医科大学女性研究者賞の創設

◦研究者のための支援員配置

育児支援

◦滋賀医科大学保育所「あゆっこ」

◦搾乳室の設置

意識啓発活動

◦意識啓発のための講演会、県民参加型

シンポジウムの開催

◦パンフレット作成や意識調査など

◦特任助教の配置

◦女性医師支援のためのスキルズ

アッププログラム

(内閣府より)表彰式写真

尾松学長補佐の発表の様子

学長室での記念撮影

女性医師支援のための

スキルズアッププログラム

保育所 あゆっこ