滋賀医科大学は、先端医療の指導から
学生サークルによる草の根交流まで、全学
的な活動でベトナムの国立チョーライ病院
との学術交流を行ってきました。現地を訪
れて実際に交流を経験した3名のスタッフ
に集まっていただき、現地の印象や活動の
内容などについて、吉田病院長補佐がお
話をうかがいました。
右)病院長補佐
吉田 孝
中右)放射線部 主任診療放射線技師 宮田 勝功
中左)看護部 腫瘍センター 副看護師長 田﨑 亜希子
左)心臓血管外科 医員
近藤 康生
特別対談
ベトナム国立チョーライ病院との学術交流
~相互に学び合うことで息の長い交流を実現~
1998 JICAの支
吉田
本学の第3期の中期
「医療人の国際交流を
貢献の役割を果たす」こと
ており、技術支援のための医
や医療人の派遣、研修の受け入れ
拡充することなどが求められていま
ベトナム社会主義共和国の国立
チョーライ病院との交流は、今から
20
年ほど前、当院の放射線部が同院
放射線技師への技術支援から始まりま
した。2005年から3年間のJIC
Aにおける草の根技術協力事業を契機
として、2006年
12月に当時の吉川
学長が同院を訪問し、学術交流協定
が締結され、本格的に本学との交流が
始まったと聞いています。
吉田病院長補佐
SHIGA IDAI NEWS vol.28
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