スタッフ紹介 診療実績 研究業績 病院診療実績

教授挨拶

2012年11月1日で滋賀医科大学呼吸循環器内科(第一内科)教授に就任して10年となりました。時間の経つのは本当に早く、10年一昔と言われますが、大学病院再開発前の旧4C病棟に中村保幸先生に連れて行ってもらい、詰所で当時のスタッフの皆さんにお会いしたのが、つい昨日のように思い出されます。この10年間、同門会の皆様の期待に応えられるような仕事をしてきたか、果たして及第点をいただけるのか、はなはだ自信はありませんが、医局の皆様をはじめ同門会の先生方から絶え間ないご支援をいただいて、何とか関連病院を減らすことなく、この医療崩壊の時代を乗り切ってきたのではないかと思います。しかしながら本人の気づかぬうちに、あれやこれやと失敗をしでかしてきたこともあろうかと思われます。それにも関わらず、暖かい目で見守って下さった皆様方のご厚情に改めてお礼申し上げます。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

horie

内科学講座
(循環器・呼吸器)
教授
堀江 稔

滋賀医大のなかで最初の臨床講座である第一内科(現在の呼吸循環器内科)教室は、創設に尽力された河北成一教授、また、大きな発展に貢献された木之下正彦教授のお二人が大切に育てられた後、私が引き継がせて頂きました。既に、教室は成熟し完成した、開設28年目のことです。そして、今年38年目を迎えます。同門会員も250名を越えました。私の赴任直後に始まった新臨床研修制度のため、滋賀医大卒業生が大学に残らないという流れがあり大変苦戦しておりましたが、ここ10年間の入局者はおよそ50名、彼らが教室の将来を担って、さらに発展させてくれるものと期待しております。

昨今、医学教育や医科大学のあり方に多くの議論がなされています。いろいろと批判はありましたが、大学医局は、いわゆる「診療・教育・研究」の3本柱のすべてをバランス良く円滑に進めるのに好都合なシステムであったと思います。マッチングが始まって、先人の知識や知恵なくして、医学部卒業前の学生がこのようなシステムの構築されていない研修先を選ぶのに、先輩としてハラハラしてしまうのは私だけでしょうか。人生、長いようで短く、短いようで長いものです。国や厚生労働省の言うことを鵜呑みにしないで、30年後40年後のことを考えて、将来を決めて欲しいと思います。若い医師がより良き臨床医あるいは研究医として、人々から尊敬され充実した人生を歩まれるように、常にサポート出来るような教室作りを今後も目指して行きたいと考えております。

(2013.01)


教授だより

 

このページの先頭へ