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Shiga University of Medical Science Department of Cardiovascular and Respiratory Medicine

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滋賀医科大学 呼吸循環器内科
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国内ラボ紹介(PDF)
先端医学社 連載「国内ラボ紹介」
『分子心血管病』vol6 no3 2005, 316-321 より転載

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循環器内科 教室紹介
 
診療科の特色

心臓・血管に関わるすべての疾患を扱う。内科学の中でも高度に医療手段が発達している分野であり、かつ、超高齢化を迎えつつある本邦において循環器疾患患者は急増している。

  1. 国の特定機能病院の循環器科として心臓疾患全般を取り扱うが、 特に狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、心不全、高血圧に対して 最新医療設備・技術を用いて高度の診断と治療を行っている。
    また救急医療にも積極的に対応し、 急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈インターベンションを24時間体制で行っている。
    さらに、心臓血管外科と連携してより良い治療を実践している。
    県医師会と連携して多くの研究会・後援会を主催・共催し、 循環器医学の卒後教育にも力を注いでいる。
  2. cathe
  3. 心臓カテーテル法を用いた虚血性心疾患の診断と治療 (冠動脈インターベンションは施設認定に必要な症例数をクリアー)。
    急性心筋梗塞に対しては直接カテーテル治療(primary PTCA)や 血栓溶解薬(mutant tPA)前投与療法ほぼ全例に施行。
  4. Electro-anatomical mapping systemなどの最新技術を利用した 各種頻拍性不整脈の根治治療に対するカテーテルアブレーション
    (心房細動に対するカテーテルアブレーションを行っている)
  5. 植え込み型除細動器(ICD)による致死性心室性不整脈の治療
    (滋賀県内で唯一の施設認定で全国規模の臨床治験に参加)
  6. マルチスライスCTや核磁気共鳴装置を用いた心血管の動脈硬化症の診断
    (16列マルチスライスCTにより冠動脈狭窄、プラークの診断を行っている。
    心電図同期SPECTによる虚血性心疾患の診断)
  7. 高血圧症の発症関連遺伝子の同定
  8. 慢性心不全の病態生理、神経体液性因子、 免疫性因子、酸化的ストレスの研究
  9. 遺伝性不整脈関連遺伝子の同定と診断への応用、 その治療法の開発
  10. 世界を視野に入れた遺伝子・分子レベルから疫学的調査研究
  11. RIを用いた循環器画像診断
    (心電図同期心筋シンチグラムを用いた心筋バイアビリティー診断、 心機能評価)
  12. 治療の基本方針として可能な限りエビデンスに基づいた治療 (Evidence Based Medicine=EBM)を行う
高度先進医療
  1. 高血圧症の発症関連遺伝子の同定
  2. 遺伝性不整脈関遺伝子の同定と診断への応用
診療科の社会的ニーズ・必要性

県の基幹病院循環器科として循環器疾患全般に取り組んでおり、地域社会からの評価も年々高まってきています。また救急医療にも積極的に対応し、救急疾患のひとつである急性心筋梗塞に対する経皮的冠動脈インターベンション治療は、本附属病院の特色です。

習得できる資格(認定医等)

日本内科学会(内科認定医、専門医)、日本循環器学会、(循環器専門医)、日本心血管インターベンション学会(認定医、指導医)

対象疾患

高血圧、虚血性心疾患、不整脈、心不全、ペースメーカー、原発性肺高血圧症(PPH:Primary Pulmonary Hypertension) 、狭心症、心筋梗塞、心不全疾患に対する心臓カテーテル検査およびカテーテルインターベンション治療、不整脈疾患に対するカテーテルアブレーション、ペースメーカー・埋込型除細動器(ICD)埋込術など多岐にわたる。

地域医療連携

虚血性心疾患

専門分野およびその中でもとくに高度な医療が提供できる領域
○虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、下肢等の末梢血管障害(閉塞性動脈硬化症等)
最新医療設備・技術(同時2方向撮影可能な心血管造影装置、薬剤溶出性ステント、橈骨動脈アプローチ等)を用いた高度のインターベンション診断と治療。
○救急医療にも積極的に対応
○急性冠症候群
24時間体制の経皮的冠動脈インターベンション(カテーテル手術)。
○心臓血管外科との連携した総合的な治療も推進

特に紹介を受けたい対象疾患と病態
虚血性心疾患全般。狭心症、心筋梗塞、不整脈や心不全の合併した冠動脈疾患の病態に対しては、各Drの専門領域を統合し、全人的医療を推進。

その他、他院の類似診療所に比較して特に優れている点
○滋賀県下で初めて、かつ唯一の石灰化病変対応ロータブレーター(高速回転式アテレクトミー)認定施設
糖尿病や透析に合併した石灰化病変を有する虚血性心疾患では通常の風船治療では拡張不能の場合がある。ロータブレーターでは石灰化病変に対応できる唯一の治療法であり、施設認定を受けているのは全国で限られた病院のみ。
○日本心血管インターベンション学会認定研究施設
県下で唯一の大学病院として、患者の期待に応えることができるより高い水準の治療を実践していくことが、我々の使命と考えている。

備考
○滋賀医大病院ニュース第5号別冊(2005年1月)
○循環器内科、58(5):466-471.2005
○日本内科学会雑誌、95(2)別冊:11-16,2006

不整脈

専門分野およびその中でもとくに高度な医療が提供できる領域
○頻脈性不整脈に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)
多電極カテーテルによる通常の診断と治療のみならず、Electro-Anatomicマッピング(CARTO装置)による3次元興奮伝播・電位マッピング診断・治療が可能。
○致死性不整脈に対する植込み型除細動器(ICD)
心室細動、心室頻拍に対しては除細動器の植込みを行う。また心不全合併例については両室ペーシング機能を有する除細動器(CRT-D)の植込みを行う。
○徐脈性不整脈に対するペースメーカー植込み
○心不全に対する心室再同期療法(CRT,両室ペーシング)を行う。
○携帯型心電計による不整脈外来診療と地域病診薬連携
低頻度重症不整脈の早期発見、カテーテルアブレーション前後の不整脈管理、薬効評価、心臓神経症の診断等。

特に紹介を受けたい対象疾患と病態
発作性上室性頻拍,心房粗動,心房頻拍,頻発性心房期外収縮,心房細動(発作性、慢性),頻発性心室期外収縮など
心室頻拍.心室細動,Torsades de Pointesなど
徐脈性不整脈(洞不全症候群,房室ブロックなど)
QRS幅の広い(≧120ms)心不全症例
診断・治療に迷う不整脈症例
不整脈治療の評価をしたい患者

その他、他院の類似診療所に比較して特に優れている点
○カテーテルアブレーションは、我が国の国公立大学病院のなかでは全国トップクラスの症例数を誇る(2006年:177例)
○滋賀県下初の植込み型除細動器(ICD)の認定施設
全国規模の臨床治験にも参加。
○滋賀県下初の心臓再同期療法(CRT)の認定施設
○携帯型心電計による家庭心電図記録の促進を目指す「さざなみプロジェクト」を推進

備考
滋賀医科大学附属病院 循環器内科ホームページ
○週刊朝日「いい病院」ランキング
○読売新聞2005年3月6日
○京都新聞(滋賀地域版)2003年4月9日
○京都新聞(滋賀地域版)2006年4月22日
○日経メディカル(オンライン版)2006年6月23日
○京都新聞2006年7月25日

遺伝性不整脈

専門分野およびその中でもとくに高度な医療が提供できる領域
○遺伝性不整脈の診断と治療
遺伝性不整脈疾患に関連した遺伝子解析から発現系を用いた機能解析まで行っており、分子レベルから臨床病態を理解することに貢献。現在、日本各地から集まった約700症例の検体を保有しており、国内随一である。

特に紹介を受けたい対象疾患と病態
1.先天性QT延長症候群
2.後天性QT延長症候群
3.ブルガダ症候群
4.不整脈源性右室異形成
5.家族性心臓ブロック、先天性洞不全症候群
6.QT短縮症候群
7.家族性心房細動
8.カテコラミン誘発性多形性心室頻拍

その他、他院の類似診療所に比較して特に優れている点
○遺伝子診断によるテーラーメイド医療を実践
遺伝性不整脈疾患のサブタイプによって、適した治療法を選択。
(治療例)LQT1→β遮断薬等、LQT2→ペースメーカー、LQT3→T群抗不整脈薬が有効。

心不全

専門分野およびその中でもとくに高度な医療が提供できる領域
○睡眠時無呼吸症候群を合併した心不全治療
○メタボリック症候群を合併した心不全治療
○重症低左心機能不全患者の心臓再同期療法(両室ペーシング:CRT)を含めた内科治療
重症不整脈合併例に対しては除細動機能を有する両室ペーシング(CRT-D)を行う。
○肺動脈性高血圧の内科的治療(フローラン、トラクリア)

特に紹介を受けたい対象疾患と病態
上記病態患者
その他、他院の類似診療所に比較して特に優れている点
大学なので他疾患合併患者治療が可能


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呼吸器内科 教室紹介
 

診療科の特色

呼吸器疾患には、肺炎や肺結核などの感染性肺疾患、気管支喘息などのアレルギー疾患、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、びまん性肺疾患(過敏性肺臓炎、サルコイドーシスなど)、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、慢性呼吸不全、肺腫瘍(肺癌、肺良性腫瘍)など、多種多様な疾患があります。また、膠原病などの全身疾患では、肺に病変が現れるものが多く、肺は全身状態をうつす「体の鏡」としての役割を果たしています。このように、感染症から癌までの幅広い領域にわたる疾患の診断・治療を行うのが呼吸器内科です。

  1. 肺炎、気管支喘息、肺気腫、慢性気管支炎、肺癌、間質性肺炎、気胸、膿胸、肺梗塞、陳旧性肺結核などの診療
  2. 呼吸器学会、気管支学会の認定医、指導医が専門的に治療にあたる
  3. 肺癌患者の集学的治療を呼吸器外科、放射線科とともに行う
  4. 特殊外来:禁煙外来。肺癌を減少させるための最も有効な方法は禁煙であり、循環器呼吸器内科では禁煙教育、指導を行う
  5. 睡眠時無呼吸症候群や在宅酸素療法など呼吸不全に対応する
  6. 今後、呼吸不全患者の呼吸器リハビリテーション、腹式呼吸の指導、喘息患者に対するピークフロー測定と吸入ステロイド療法の指導、禁煙指導など呼吸器疾患の治療、診断教育、啓蒙をさらにおこなっていく予定
高度先進医療

マルチスライスCTを用いたCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の早期発見、病態に応じた治療法の開発を行っていきます。

診療科の社会的ニーズ・必要性

多くの高齢者は、肺炎によって死亡されています。また、肺癌は、我が国における癌死亡者数の第1位になっています。吸入ステロイドの普及により、死亡者数が減少したとはいえ、まだまだ多くの方が喘息発作によって命を落とされています。慢性閉塞性肺疾患(COPD)の有病率は40歳以上の8.5%と推測されており、今後、ますます治療を必要とする方が増えると考えられています。このように、超高齢化社会の到来、疾病様式の変化に伴い、呼吸器内科医に対する社会的ニーズは増え続け、その必要性は益々増加しています。しかし、呼吸器内科専門医は、その患者数に比べ、他領域の内科専門医や一般内科と比べると非常に少ないのが現状です。特に滋賀県においては、呼吸器内科専門医の数が非常に不足しています

習得できる資格(認定医等)

日本内科学会(認定内科医、認定内科専門医)、日本呼吸器学会(専門医)、日本呼吸器内視鏡学会(専門医)、日本アレルギー学会(専門医)、日本感染症学会(専門医)、インフェクションコントロールドクター(ICD)、日本癌治療学会(がん治療専門医)など

対象疾患

肺炎・膿胸や肺結核などの感染性肺疾患、気管支喘息などのアレルギー疾患、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、びまん性肺疾患(過敏性肺臓炎、サルコイドーシスなど)、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、陳旧性肺結核などによる慢性呼吸不全、肺腫瘍(肺癌、肺良性腫瘍)、膠原病などの全身疾患。

備考

呼吸器内科ホームページ

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