病める人を癒す医療を理念とし、内科的腎臓疾患の全て、水・電解質・酸塩基平衡異常を対象に診療している。



診療対象として、蛋白尿、血尿、むくみ、多尿、乏尿あるいは無尿を来たす疾患の診察と治療を行っている。蛋白尿の原因となる慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群に対しては、腎生検を行い診断と治療方針を決定する。急性腎不全や慢性腎不全に対しては、個々の病態に応じた治療を行う。慢性腎不全の治療では血液透析、血液濾過、CAPD、CCPD、APD、腎移植から最適な方法を選択して治療を行なっている。他科からの腎機能障害、水・電解質・酸塩基平衡に対するコンサルトを幅広く受け対応している。



1.入院実績 
ネフローゼ・腎炎等の一次性糸球体疾患 年間 約40例
糖尿病性腎症                  年間 約60例
末期腎不全 透析導入症例         年間 約30例
膠原病                      年間 約30例
腎生検                      年間 約60例

2. 特徴のある診療技術とその実績
・糖尿病性腎症の病期の沿った包括的治療:年間100例
・糖尿病血管合併症の発症関連遺伝子の同定:年間800例
・一次性糸球体疾患および尿細管疾患の遺伝子診断:年間10例

3. 高度先進医療

4. 外来診察表

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腎臓内科 荒木 一色 杉本 久米 宇津
腎臓内科(午後) 杉本 . 坂口 金崎 .
腹膜透析 . . . 坂口 .


5. 入院診療の紹介
・短期腎生検入院
・1週間慢性腎不全教育入院
・1週間血管病変(末梢動脈、冠状動脈、脳血管)検査入院

6. 取得可能認定医リスト
日本内科学会
日本腎臓学会
日本糖尿病学会
日本透析医学会

7. 研修医教育の特徴
卒後教育にevidence-based medicine (EBM) の考えかたによる診断・治療を病棟研修に取り入れ、根拠のある診療が実践できるよう指導している。

腎生検の様子





透析療法