| 発病機構VI(感染症学) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 担当教官名(主担当教官◎) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ◎准教授-井上寛一-(病理学講座 微生物感染症学) 講師-中野恭幸-(内科学講座) 教授-三ツ浪健一- (総合診療部) 非常勤講師-堀井俊宏-(大阪大学教授) 非常勤講師-山本容正-(大阪大学教授) 非常勤講師-有薗直樹-(京都府立医科大学教授) 非常勤講師-高橋和郎-(大阪府立公衆衛生研究所総括研究員) |
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| 学習目標 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 医学部における微生物学では、主としてヒトに病気を起こす微生物について、その性状と病原性の機序、分離と同定法、治療と予防法などを中心に講義される。最近では微生物の遺伝子解析が進み病原性も遺伝子レベルで理解される様になってきた。しかし、病原微生物についてのこれらの知識は感染症を理解するための基礎にすぎない。個々の微生物については明快なこともヒトの体内にこの微生物が侵入しておこる感染症となると変容極まりないものとなりうるからである。このような感染症に医師として適切に対応するために必要な知識を修得することを目標とする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 授業概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 感染症とは微生物が寄生することによっておこる疾患である。我々の身辺には夥しい数の微生物が棲息しているがヒトに寄生する病原微生物(寄生体)の数はごくわずかであり、殆どの微生物はヒトに無害である。しかし、平素は無害な微生物の中には宿主であるヒトの免疫系の機能が低下すると寄生体に変身するものがあり、いわゆる日和見感染をおこす。感染症とは宿主と寄生体の相互関係において寄生体が優位に立った状態と考えることもできる。さまざまな医療行為により生体防御機能が低下したヒトが集まる場所である病院では、通常の生活環境ではみられない集団的宿主寄生体関係が成立してしばしば院内感染が発生する。抗生物質が発見されワクチンが開発されたことから宿主が圧倒的に優位となる状況となり、少なくとも日本を含む先進国では、感染症はもう恐くないと考えられた一時期がある。しかし、細菌感染症の特効薬と考えられた抗生物質に対しては次々と耐性菌が出現し、また、昔ならば一地方病にとどまったようなウイルス感染症もまたたく間に世界中に広まる時世になった。地球規模で進行する熱帯雨林の伐採では、森の動物たちの間で棲息していた微生物がヒトに感染する機会を得て、新たなしかも重篤な疾患をひきおこしている。このように近年変貌しつつある感染症を概説し、これに対する対策についてを考察する。真核生物による感染症である真菌症、原虫病と寄生虫病についてもその概要を解説する。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 授業内容 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 授業形式・視聴覚機器の活用 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 講義は、プリントを資料として用いる。また液晶プロジェクターによる視覚的説明(PowerPoint スライド)を活用する。また、ときにGroup discussionをとり入れる。 |
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| 評価方法・基準 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| この講義に関しては毎回出席をとり、授業に参加することを重要視する。 全ての講義が終了してから、記述式、論述式による筆記試験を行う。再試験は原則として1 回のみとする。 |
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| 教科書・参考書文献等 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 教科書は特に用いない。下記の本を参考書とする。 戸田新細菌学(改訂32版) 吉田眞一、柳雄介編 南山堂 標準微生物学(第9版)平松啓一、山西弘一編集 医学書院 標準感染症学(第2版)斉藤厚、那須勝、江崎孝行編集 医学書院 Mims'Pathogenesis of Infections Disease -(5 th ed.), C.A.Mims, A.Nash, G.Stephen. Academic Preses. |
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| 学生へのメッセージ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 感染症学は細菌学、ウイルス学、免疫学と切り離しては考えることの出来ない科目であり、同時に臨床各科目の感染症を理解する基礎になるものである。医師となれば感染症患者の診察なしでは医者が勤まらないのはいうまでもない。感染症の臨床を理解する基礎を作って欲しい。 |
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| 参考URL | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| http://www.cdc.gov/ http://www.who.int/en/ http://nih.go.jp/niid/index.html http://www.shiga-med.ac.jp/ ̄hqmicro/ |
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