細菌学・ウイルス学実習
担当教官名(主担当教官◎)
◎教授-後藤 敏- (病理学講座 微生物感染症学)
准教授-井上寛一-(病理学講座 微生物感染症学)
講師(学内)-旦部幸博-(病理学講座 微生物感染症学)
助教-北川善紀-(病理学講座 微生物感染症学)
学習目標
 微生物学の基本的手技(消毒、滅菌、無菌操作)を習得する。本実習では、患者材料からの病原体の分離同定、血清学的診断、遺伝子診断などを行ない、主要な病原微生物についての理解を深める。
授業概要
 細菌学実習では、最初に空中雑菌や正常細菌叢の多様性を確認するための実験を行う。次に、化膿球菌と腸内細菌を用いて病原菌の分離・同定の基本を実習する。ウイルス学実習では、ウイルス感染による培養細胞の変化を観察し、赤血球凝集法やPCR法によりウイルスの検出を試みる。
授業内容
年月日(曜) 時限担当教官 項目内容 教室
平成19年4月10日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 消毒滅菌、培地作製染色法、形態観察 E
平成19年4月12日(木) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 化膿球菌(1)腸内細菌(1) E
平成19年4月17日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 化膿球菌(2)腸内細菌(2) E
平成19年4月19日(木) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 化膿球菌(3)腸内細菌(3) E
平成19年4月24日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 真菌学 化膿球菌(4)腸内細菌(4)真菌(1) E
平成19年4月26日(木) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学  血清診断薬剤耐性(1) E
平成19年5月1日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 細菌学 真菌学 真菌(2) 薬剤耐性(2) E
平成19年5月8日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 ウイルス学  培養細胞への感染 E
平成19年5月10日(木) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 ウイルス学 ウイルスの血清診断(HAとHI)ウイルスのCPE観察 E
平成19年5月15日(火) 3・4・5 後藤、井上、旦部、北川 ウイルス学 PCR法によるウイルス遺伝子の検出 E
授業形式・視聴覚機器の活用
 実習書に従って、少人数グループ(5−6人の班)形式で行う。実習に先立って、実習内容を解説した後、基本手技については教官が実演して教示する。液晶プロジェクターによる視覚的説明も活用する。
評価方法・基準
 皆出席を原則とする。評価は提出レポートによる。毎回、実習終了時に、班ごとに、その日の実験結果と学習項目について簡単な口頭試問とdiscussionを行なう。
教科書・参考書文献等
戸田新細菌学(改訂32版) 吉田眞一、柳雄介編 南山堂
標準微生物学(第9版)平松啓一、山西弘一編集 医学書院
微生物実習提要(第2版)東京大学医科学研究所学友会編 丸善
学生へのメッセージ
 微生物学実習ではヒトに病原性のある細菌やウイルスを取り扱うことから、不適切な操作をすることによって自分ならびに周囲の人々に感染の危険性が生じる。実習によって正しい操作を習得することが大切であり、どのようにすれば感染の危険を避けることができるかを体得しなければならない。実習で用いられる病原体はその性状が明らかなものばかりであるが、将来君達の前に現れる患者さんはどんな危険な病原体を持っているかわからない。
 実習はできる限り細菌学あるいはウイルス学の講義内容と並行して行う。しかし、多人数が一斉に行う実習であるため、安全管理の点から、実習内容には限界がある。さらに興味のある学生は、自主研修の機会に病理学講座(微生物感染症学)での実際の研究に参加することを勧める。

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