pHメーター(ホリバ)使用手順
注意!!
pHメーターのガラス電極は非常に薄くて壊れやすい上に高価なので,絶対に破損しないようにすること!!
ガラス電極は長時間空気にさらさないように.使用中も常に液に浸しておくようにすること
- 電源 [PWR]を入れる.
- ガラス電極の上の方にあるキャップ(ビニールテープで取り付けてある)を外して空気孔を開ける.
pH較正
- [CLR]を押しながら[CAL]を押して、古い較正データをクリアする.
- 測定したいpHに応じて標準液を2つ選択する(2点補正).
- (例)
- 測定するpHが8前後ならば,pH7とpH9を標準液(1),(2)とする.
現在、常備している標準液はpH4,7,9の3種類.
- 標準液(1)(2)を、それぞれの専用の小ビーカーに3cmくらいの深さになるように入れる.
- 電極のガラス部分をBS水(噴射ビン)でていねいに洗浄(洗浄水は備え付けのビーカーに受ける).2つ折りにしたキムワイプで挟み込むようにして優しく拭き取る(以下,電極の洗浄).
- 標準液(1)に電極の先端を浸し,液晶部に「AUTO」の文字が出ていることを確認して[CAL]を押す.
- 電極先端のガラス球の付け根にある液絡部(小孔)まで液に浸かるように.
- 「AUTO」が表示されていない場合は[AUTO/HOLD]を押してから行う
- 電極を洗浄し,標準液(2)に浸けて同様に[CAL]を押す.
- ERR5が表示される場合は,標準液のpHが狂っている可能性があるので,小ビーカーの液を捨てて洗浄後,新たに標準液を入れて確認する.
- それでもERR5が続くようなら、その標準液はボトルごと廃棄するしかない
そうならないように標準液は確実に密栓し,口にパラフィルムをまいて保管すること!
- 電極を洗浄し,もう一度標準液(1)につけて[MEAS]を押し,標準液(1)のpHと同じ値が出ることを確認する.
大きくずれるようならば,較正データのクリアからもう一度行う.
pHの測定
- pHを測定する
- A. 溶液のpHを測定する場合
- 電極の先端を液絡部まで溶液に浸し,「AUTO」の状態で[MEAS]を押す.
- B.バッファーのpHを調整する場合
- 溶液を入れたビーカーにスターラーバーを入れ、スターラー上で撹拌する.
電極の先がスターラーに当たらない様に注意しながら液絡部まで溶液に浸し,[AUTO/HOLD]を押して「AUTO」解除の状態で,酸/塩基を加えてpHを調整する.
液晶表示部分には温度も表示されているので,TrisHClなどのようにpHの温度変化の大きいものの場合それを見ながら正しく調整すること.
測定終了
- 電源[PWR]をオフにする.
- 電極を洗浄後,上の方のキャップを閉めて,BS水の入ったフラスコに浸ける.
- 小ビーカー,洗浄水を受けるビーカーを洗い、すべて元の場所に戻して終了.
2002/2/27: 旦部作成