HLA-AからHLA-DPBまでの遺伝子は6番染色体にあります。
1つの細胞には父由来(図の青)と母由来(赤)の2種類のMHC遺伝子が存在し、その両方とも遺伝子として使用され、タンパク質として細胞表面に発現します(共優性といいます)。
HLA-AからHLA-DPBまで、個人個人異なるので番号により型を区別します(血液型がABOで区別されるようなもの)。
さらにHLA-AからHLA-DPBまでまとめた型のことをハプロタイプと呼びます。
親から子へ遺伝するので、子供は父と母とは半分ずつ同じHLAハプロタイプを持つことになります。