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 術中迅速診断とは手術などで、すぐに診断結果が欲しい場合に利用される組織検査方法です。

 通常の組織検査と違って、組織を凍らせて薄切標本を作ります。

 

  近年、手術件数の増加に伴って検査件数も増加しています。滋賀医大病理部では年間約600件程度行っています。

  検体提出後、約10〜15分程度で報告できます。

  術中迅速診断は良・悪性の診断はもとより、臓器の切除範囲や術式の変更などを決定する意味でも 極めて

  重要な検査です。現在、腫瘍性病変における手術では日常的に行われています。

 

薄切 染色 診断・報告

 

   ・病理部では技師スタッフと病理医で常時、術中迅速診断に対応しています。