今年も三日坊主?

今年の健康診断結果が返って参りましたが皆さんいかがでしたでしょうか。受診時の質問事項に「1回30分以上の軽く汗をかく程度の運動を週2日以上続けているか」なんてのがあり、生活習慣については「歩行または、それと同等の活動を1日1時間以上おこなうよう心がける」とあります。追い打ちをかけるように「少しでも今より増やすことが肝心です」なんて言われちゃいます。受診時には「生活習慣の改善に取り組んでいる」と毎年答えていて、心から今年こそはと思うのですが実現せず(なんだかとても言い訳っぽいですが)、結局毎年「取り組んでいる」状態のままとなっております。最近の口癖は「どうせ、こんなもんや」です。とはいうものの、これだけではただのオッサンのつぶやきで徒然草の原稿になりませんので、週2日はとうてい無理ですがひまを見つけて走っている京都の街の様子を少し。
北側から京都御苑へアプローチしますと西側の門が「今出川御門」(写真)です。天皇が御苑に入られる時はこの門をお使いになるようです。平成25年に関西にいらした折には比較的長くご滞在で、たまたま夕方走っている時に、ちょうどお帰りになってこの門から迎賓館にお戻りでした。上空にヘリコプターが現れ、お車が近づいている気配があったので、こりゃ急いで今出川通りを渡らねばとペースを上げたところで赤信号。「お父さん、申し訳ありません。少しお待ちいただけますか」とにこやかに白シャツ黒ズボンのお兄さんがよってきます。15年以上になるすり切れたNikeのキャップを眼深くかぶった「お父さん」が赤信号前に渡りきろうと必死の形相で突進してくるのは、状況として少しあぶない「オッサン」の感じだったかと反省。帽子をかぶり直して負けないくらいにこやかに「おかえりですか」と応じます。
いつもは門をくぐらずに、東に折れます。御苑の東縁を南に下ると、アスファルトが途切れてこんもりと木に覆われた道に入り梨木神社があります。名水も有名で、朝夕水をくみにいらっしゃる方を多く見かけますが、神社の維持のためということで一画にマンションが建つ予定です。
さらに南に下り「清和院御門」を過ぎるとアスファルトの道に並行して林間の道があります。この土の道は人通りも少なく、足にも優しく、時間と体調に合わせて「寺町御門」との間を往復します。このあたりが走り出してからの時間から一番気持ちのよい部分で、頭の中によどんでいる澱が消えていく感触が爽快です。やめられません。しんどくなってきたら往復をやめて「清和院御門」から御苑に入ると正面に「建春門」が見えます。夕方走ることが多いのですが、夕焼けで門がシルエットとなってとても美しいです。思わず合掌。御所の東縁に沿って北上します。爽快、爽快と先の往復が過ぎると、平坦に見えるこの北上が実は登りであることが分かります。後半に入って青息吐息のオッサンは御所の東北角を「斜め」にショートカットします。「猿が辻」です。この部分は鬼門とされ、塀の角がかけていて「斜め」に通り過ぎることができます。ひさしの真下で暗くてよく見えませんが、ここには日吉山王社のお使いとされる「猿」がいらっしゃいます(写真)。暗い上に金網が被せられていて写真でも見えにくくてすみません。今回、この原稿を書くきっかけで知ったのですが、この網は猿を閉じ込めているものとのことです(鳥の糞よけと思い込んでいました)。
なんとか、今年はこの「お散歩」が週二回できるよう心がけたいと思いますが、なんだか、やっぱり「取り組んでいる」状態のままの気配が濃厚です。
「どうせ、こんなもんや」
新年を迎えて、皆様が「今年こそは」と始められたことが、うまく完遂されることをお祈り申し上げます。


by ヤゴ

editor’s comment
暗いときに御所の中を走ってオヤジ狩りに遭わないようにくれぐれもご自愛下さいね。私も最近同級生との会話が健診、親の病気、視力などにシフトしつつあります。