現在臨床MRIが存在するのは、5人の偉人がいたのです
1945年:
Bloch,PurcellがNMR現象を独立に発表し、1952年にノーベル賞を受賞しました。当初は化学分析用(MRS:スペクトロスコピー)として用いられました。
1971年:
Damadianは緩和時間に着目し、良性腫瘍と悪性腫瘍を比較したとき、悪性腫瘍組織が延長することを発表し、それぞれの組織の鑑別 ができることを示唆しました。
1973年:
Lautervurは、傾斜磁場の概念を導入しNMR-SIGNALの画像化に成功しました。70年後半には、Damadian・Hinshow・Mansfieldたちが人体の画像化に成功し、本格的に臨床応用が始まりました。
1982年:
日本で画像診断が始まり、現在まで20余年の変遷により現在に至っています。