201Tl-Cl,99mTc-Tetrofosmin,99mTc-MIBI

＜心筋血流シンチとは＞
心筋の血流分布をSPECTの手法を用いることにより虚血性心疾患（心筋梗塞）の状態、進行度を画像化する検査です。
この検査には運動や薬で心筋に流れる血流を増加させた状態と元に戻った状態の２回撮像する負荷検査と、安静時のみ１回撮像する検査があります。使用する放射性医薬品は塩化タリウム、99mTcテトロフォスミン、99mTc-MIBIがあります。

＜検査に対する準備及び食事の制限＞
検査前の食事制限はありません。しかし使用する検査薬、検査方法により静脈注射後の撮像開始時間が異なります。担当者が時間をご案内いたします。

＜当日の検査について＞
安静のみの検査は注射後３０分で終了します。
負荷検査の場合は負荷後と３〜４時間後の２回撮像します。１回の撮像時間は２０分〜３０分程度となります。
また検査中は検査用の心電図のモニターをさせていただくこともあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。