| 対象疾患は心大血管を除く胸部全般に及びますが、主なものは原発性肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、胸壁腫瘍、気胸、肺嚢胞、肺気腫、漏斗胸、気道狭窄などです。 |
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| ★ 肺癌の外科治療 |
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- 2001年末までの肺癌手術症例数は707例に達しました。患者さんのQOL(生活の質)を重視し、適応に応じて
胸腔鏡下手術や区域切除術などの低浸襲・縮小手術を採用しています。
- 進行症例に対しては術前に抗癌化学療法や放射線治療を行い、完全切除率の向上に努めています。
- 肺機能が不十分な症例に対しては、肺葉切除と同時に胸腔形成術(残存肺の変位・変形を防止する方法)を施行し良好な肺機能の維持を目指しています。
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| ★ 肺癌の補助療法 |
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- 切除不能肺癌や再発例・癌性胸膜炎症例に対して 活性化自己リンパ球注入療法(
厚生労働省指定の高度先進医療)を実施しています。さらに、より患者特異性を高めた遺伝子導入併用養子免疫抗癌治療への進展も企画しています。
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| ★ 転移性肺腫瘍 |
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- 転移個数・部位などから適応を決定し主として 胸腔鏡下に切除しますが、当科では胸腔鏡下には確認しにくい小病巣に対して、上腹部正中創から両側胸腔に手を挿入し病巣を確認する方法(Hand
assisted thoracoscopic surgery HATS)を採用し切除率の向上を得ています。
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| ★ 縦隔腫瘍 |
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- 非浸潤性胸腺腫を含め良性腫瘍は 胸腔鏡下に切除しています。
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| ★ 気胸 |
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- 1999-2001年の71例中65例は 胸腔鏡下に手術を施行しました。特に若年者(40歳以下)ではほぼ100%胸腔鏡手術となっています。
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| ★ 気道狭窄 |
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- 高度の呼吸困難を呈する良性・悪性気道狭窄症例に対する拡張術にも積極的に取り組んでいます。症例によって、レーザー、バルーン、シリコンステント、金属ステントなどを使い分けています。
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| ★ 漏斗胸 |
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- 漏斗胸に対しては、最も低浸襲・美容的で矯正効果にも優れているNuss法を第1選択としています。主として小児を対象としていますが、成人例でも工夫を加えることにより優れた矯正効果が得られています。
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| ★ 手掌多汗症、上肢血行障害 |
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- 胸腔鏡下胸部交感神経遮断術を適応し良好な結果を得ています。
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| ★ 肺気腫 |
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- 肺気腫は肺の過膨張により呼吸困難を来す疾患です。従来は内科的治療しかないと考えられていましたが、肺容量を外科的に減少させることによって呼吸困難を軽減させ得ることが判明しています(Volume
reduction surgery)。
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