1. ルート
  2. 後期研修
  3. 平成28年度後期レジデント
  4. 腎臓内科

腎臓内科

腎臓内科 後期卒後臨床研修プログラム

 

I 腎臓内科とは何か
1.診療科の特色
   診療対象として、蛋白尿、血尿、むくみ、多尿、乏尿あるいは無尿を来たす疾患の診察と治療を行っている。蛋白尿の原因となる慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群に対しては、腎生検を行い診断と治療方針を決定している。急性腎不全や慢性腎不全に対しては、個々の病態に応じた治療を行っている。慢性腎不全の治療では血液透析、血液濾過、腹膜透析、腎移植から最適な方法を選択して治療を行なっている。他科からの腎機能障害、水・電解質・酸塩基平衡に対するコンサルトを幅広く受け対応している。
 また、近年患者数の増加が著しい糖尿病性腎症をその発症の初期から、透析導入に至るまで、一貫して治療・研究を行っていることも当科の特徴である。
 さらに、しばしば腎臓の病変を伴うことが多いので、膠原病・リウマチ性疾患の診療も行っている。

 

2.診療科の社会的ニーズ・必要性
   慢性的・潜在性に進行することの多い、腎疾患(糸球体腎炎・糖尿病性腎症)の早期発見・早期治療を行うことは、これらの疾患で、悩んでおられる患者の生活の質の向上につながるばかりでなく、透析患者の減少につながり、社会的に貢献するものと考えられる。

 

3.習得できる資格(認定医等)
   日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本糖尿病学会専門医

 

4.対象疾患
   一次性糸球体疾患、二次性(全身性)糸球体疾患、糖尿病性腎症、水・電解質異常、膠原病・リウマチ性疾患、急性・慢性腎不全、透析療法

 

Ⅱ スタッフ
1.コース長
  氏  名 宇津 貴
  所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会
  認定資格 日本内科学会(総合内科専門医)、日本腎臓学会(指導医・専門医)、日本透析医学会(指導医・専門医)、日本糖尿病学会(専門医)、日本高血圧学会(専門医)
  学会の役職 (準備中)
  専門分野 腎臓病、糖尿病、高血圧、血液浄化療法

 

2.研修責任者
  氏  名 宇津 貴
  所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会
  認定資格 日本内科学会(総合内科専門医)、日本腎臓学会(指導医・専門医)、日本透析医学会(指導医・専門医)、日本糖尿病学会(専門医)、日本高血圧学会(専門医)
  学会の役職 (準備中)
  専門分野 腎臓病、糖尿病、高血圧、血液浄化療法

 

3.指 導 医
  氏  名 杉本俊郎
  所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本糖尿病学会、日本透析医学会、日本リウマチ学会
  認定資格 日本内科学会認定医、日本内科学会認定専門医、日本透析医学会専門医
  学会の役職  
  専門分野 内科学、腎臓病学、糖尿病学、膠原病学
     
  氏  名 荒木信一
  所属学会 日本内科学会、日本腎臓学会、日本糖尿病学会、日本透析医学会
  認定資格 日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本内科学会認定医、日本糖尿病学会専門医
  学会の役職  
  専門分野 内科学、腎臓病学、糖尿病学

 

Ⅲ 研修概要
1.研修目標
   腎臓のみならず、全身が診られる内科医の育成

 

2.研修スケジュール
   入院患者の診療、週3回の血液透析担当、週一回の外来新患担当(指導医とともに)

 

3.関連病院
  長浜市立病院、公立甲賀病院、済生会栗東病院、社会保険滋賀病院、洛和会音羽病院、大津市民病院、大阪労災病院、東大阪市民病院、関西労災病院

 

4.カンファレンス・症例検討会・抄読会
   週2回の入退院カンファレンス、週1回の研究カンファレンス

 

5.業務の週間予定
  月・水・金の血液透析
  週2回(月・水 不定期)の腎生検

 

Ⅳ 研修実績
1.認定資格の取得実績
   今までは、卒後4~6年で、内科認定医、卒後10~15年で、各種専門医を取得しているが、今後は、制度の変更もあり、数年はやく専門医の取得が可能となると思われる。

 

2.修了後の進路
  海外留学にて、研究の続行
  地方の中核病院の腎臓内科の責任者(腎疾患・透析療法に従事)

 

Ⅴ 診療グループ情報
1.外来患者数
   毎日専門外来として、20~40名の外来患者の診療にあたっている。県下からの紹介患者が、紹介率80%以上と多いのが特徴である。

 

2.入院患者数
   ネフローゼ・腎炎等の一次性糸球体疾患 年間 約40例
   糖尿病性腎症 年間 約60例
   末期腎不全 透析導入症例 年間 約30例
   膠原病 年間 約30例
   腎生検 年間 約60例
   常時、病棟においては15名から20名の入院患者に対する診療にあたっている。

 

3.手術件数
   泌尿器科担当者の指導の下、年30症例の内シャント手術、腹膜カテーテル留置術を経験できる。

 

4.検査件数(項目別概数)

 

5.経験可能な疾患
   一次性糸球体疾患、二次性(全身性)糸球体疾患、糖尿病性腎症、水・電解質異常、膠原病・リウマチ性疾患、急性・慢性腎不全、透析療法

 

6.経験可能な手技
   腎生検・血液浄化法一般

 

7.主な研究分野
  1)研究の流れ
   糖尿病性腎症により透析療法に導入される症例が急増しており、腎症の成因解明と成因に基づいた治療法の開発が臨床的にも社会的にも極めて重要である。この様な背景から臨床研究と共に、分子生物学的技法を含む新しい手法を用いた独創的な研究を企図している。
  2)主な研究テーマ
  ・糖尿病性腎症の疾患感受性遺伝子の同定
  ・プロテオミクスを応用した糖尿病性腎症特異マーカーの同定
  ・糖尿病性腎症の発症・進展および寛解に関与する因子の同定
  ・バイオハイブリッド腎臓の開発

 

8.施設の学会認定
   日本内科学会、日本腎臓学会、日本糖尿病学会、日本透析医学会

 

9.国内・国際的評価(研究・診療分野・先端的医療)
   研究分野としては、糖尿病性腎症の発生・進展の基礎的研究に関して日本のみならず、世界の最先端の一角をしめる研究グループである。
 臨床面では、糖尿病性腎症の病期分類、診療ガイドラインを作成してきた。
 また、学会への症例報告、症例論文の投稿も積極的に行っている。
 先端的医療としては、糖尿病性腎症の疾患感受性遺伝子の同定・プロテオミクスを応用した糖尿病性腎症特異マーカーの同定と糖尿病性腎症の発症・進展および寛解に関与する因子の同定など次世代の診断・治療法の開発を行っている。

 

Ⅵ メッセージ
1.コース長
   近年のめざましい医学の進歩と情報ネットワークの普及により疾患の診断と治療の選択、すなわち診療のあり方が、従来の経験による診療から科学的根拠に基づいた診療(Evidence Based Medicine: EBM)に大きく変革してきた。さらに、患者から求められている質の高い医療は、生命を救うのみならず、個々の健康の保持とQOLの向上を目指したものでなくてはならない。そこで、医療によって望ましい転帰が得られる確率の高くするためには、EBMに基づいて有効と思われる医療を実践することが求められる。しかし、その実践は単なるEBMの実践のみならず、個々の患者に応じたものでなくてはななず、病棟指導医とともにベッドサイドにて学び、自分の診療体系を構築されることを期待している。

 

2.研修責任者
   腎臓は、全身の鏡であり、腎臓から、全身を診られる内科医を伴にめざしたい。また、一人一人の症例を深く診る事で、患者に利益をもたらすばかりでなく、新しい臨床のアイデアを見いだしてほしい。

 

3.指導医
   

 

4.修了者
   

 

5.レジデント
   

 

Ⅶ 問い合わせ窓口
1.担当者: 宇津 貴

 

2.TEL: 077-548-2222   FAX: 077-543-3858

 

3.E-mail:  takuzu@belle.shiga-med.ac.jp


〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町 TEL:077-548-2436 FAX:077-548-2832
事務局:滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センター(旧卒後臨床研修センター)(E-mail: kensyu@belle.shiga-med.ac.jp)