1. ルート
  2. 後期研修
  3. 平成28年度後期レジデント
  4. 乳腺・一般外科

乳腺・一般外科

乳腺・一般外科 後期卒後臨床研修プログラム

 

I 乳腺・一般外科とは何か 臨床の詳細案内
1.診療科の特色
   乳腺・一般外科では外科の広い領域における知識と技術、および患者管理を行える医師の養成を主眼としています。急性疾患を中心とした一般外科では外科医として日常経験する疾患を多く経験した上で、消化器を含め様々な器官における外科的疾患の治療について学びます。また、現在、人間における腫瘍の中でもっともevidence based medicine(EBM)が行われている乳腺腫瘍の治療を経験することにより、腫瘍外科学の基本を学ぶことになります。研修においては研修医の自立を促すために活発な討論と、きめの細かい指導を行っているのが当科の特徴です。

 

2.診療科の社会的ニーズ・必要性
   教育病院において各科の専門化が進むにつれ、外科的疾患にオールラウンドな知識と技術を持つ外科医の養成が強く望まれるようになってきています。またEBMの実践が出来ることも、これからの医療現場では強く求められることになって行くと考えられます。当科では、独り立ちが出来るオールラウンドな医師を育てるプログラムを組み、腫瘍外科学の基礎を学ぶには最適の環境と考えています。

 

3.習得できる資格
  日本外科学会 外科専門医・指導医
  日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
  日本乳癌学会 乳腺認定医・乳腺専門医
  日本内視鏡外科学会 技術認定医
  検診マンモグラフィ読影資格、その他

 

4.対象疾患
   対象疾患は一般外科としてヘルニア、虫垂炎、痔核、外傷、胆石症、腹壁腫瘍、腹腔内腫瘍、後腹膜腫瘍、小児外科などです。乳腺内分泌外科として乳癌、甲状腺癌、バセドウ病、副腎腫瘍、膵腫瘍などで、内視鏡手術を多く試みています。
 また、特殊な分野として、腎移植を泌尿器科と協力して行っています。

 

Ⅱ スタッフ
1.コース長
  氏  名 久保田 良浩(くぼた よしひろ)
  所属学会 日本小児外科学会、日本外科学会 ほか
  認定資格 日本小児外科学会(専門医・認定医)、日本外科学会(専門医・認定医)
  専門分野 小児外科、一般外科

 

2.研修責任者
  氏  名 村田 聡(むらた さとし)
  所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)、日本消化器外科学会(専門医・認定医)、日本がん治療認定機構(暫定教育医)、日本内視鏡外科学会(技術認定医)
  専門分野 消化器外科、一般外科、乳腺内分泌外科、内視鏡外科、がん免疫治療

 

3.指導医
  氏  名 来見 良誠(くるみ よしまさ)  総合外科学講座 教授
  所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本内視鏡外科学会、日本臨床外科学会、日本コンピュータ外科学会、日本胆道学会、日本肝臓学会、日本乳癌学会、日本小児外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医)、日本内視鏡外科学会(技術認定医)、日本肝胆膵外科学会(高度技能指導医)、日本がん治療認定機構(暫定教育医)、麻酔科標榜医(厚生労働省)
  学会の役職 日本肝胆膵外科学会(評議員)、日本内視鏡外科学会(評議員)、日本臨床外科学会(評議員)、日本肝胆膵外科学会(評議員)
  専門分野 消化器外科(肝胆膵外科)、内視鏡外科、一般外科、乳腺内分泌外科
     
  氏  名 梅田 朋子(うめだ ともこ)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)、日本乳癌学会(専門医・認定医)、日本がん治療認定機構(がん治療認定医)、日本消化器外科学会(認定医)、検診マンモグラフィ読影認定医
  専門分野 乳腺・内分泌外科、一般外科
     
  氏  名 張 弘富(ちょう ひろとみ)
  所属学会 日本形成外科学会 ほか
  認定資格  
  専門分野 形成外科、一般外科、乳腺内分泌外科
     
  氏  名 河合 由紀(かわい ゆき)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)
  専門分野 乳腺内分泌外科、一般外科
     
  氏  名 目片 英治(めかた えいじ)  化学療法部 講師
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本胃癌学会、日本臨床腫瘍学会、日本臨床外科学会、日本大腸肛門病学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医)、日本がん治療認定機構(暫定教育医)、日本大腸肛門病学会(専門医・認定医)、日本消化器病学会(認定医)
  専門分野 消化器外科(大腸肛門外科)、一般外科、小児外科、免疫治療、化学療法、抗癌剤感受性
     
  氏  名 山本 寛(やまもと ひろし)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本胃癌学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医)、日本消化器外科学会(専門医・消化器がん外科治療認定医)、日本消化器病学会(専門医)
  専門分野 消化器外科(食道・胃以外)、一般外科
     
  氏  名 仲 成幸(なか しげゆき)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本胃癌学会、日本肝胆膵外科学会、日本臨床外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医)、日本がん治療認定機構(がん治療認定医・暫定教育医)、日本肝胆膵外科学会(高度技能指導医)、日本内視鏡外科学会(技術認定医)
  専門分野 消化器外科(肝胆膵外科)、一般外科
     
  氏  名 塩見 尚礼(しおみ ひさのり)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本胃癌学会、日本肝胆膵外科学会、日本膵臓学会、日本胆道学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医)、日本がん治療認定機構(がん治療認定医・暫定教育医)、日本内視鏡外科学会(技術認定医)、日本肝胆膵外科学会(高度技能指導医)
  学会の役職 日本肝胆膵外科学会(評議員)
  専門分野 消化器外科(肝胆膵外科)、内視鏡外科、一般外科
     
  氏  名 清水 智治(しみず ともはる)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(専門医・認定医・消化器がん外科治療認定医)、日本乳癌学会(認定医)、日本がん治療認定機構(がん治療認定医・暫定教育医)、日本アフェレシス学会(認定専門医)、日本外科感染症学会(ICD)、検診マンモグラフィ読影認定医
  学会の役職 日本Shock学会(評議員)、日本エンドトキシン・自然免疫研究会(理事)、日本アフェレシス学会(評議員)、日本外科感染症学会(ICD)(評議員)
  専門分野 消化器外科、一般外科、乳腺内分泌外科、内視鏡外科、がん免疫治療
     
  氏  名 山口 剛(やまぐち つよし)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(外科専門医・外科認定医)
日本消化器外科学会(消化器外科認定医)
日本食道学会(食道科認定医)
  専門分野 上部消化管外科
     
  氏  名 園田 寛道(そのだ ひろみち)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、日本大腸肛門病学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本内視鏡外科学会
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)、日本消化器外科学会(専門医・指導医)、日本外科感染症学会(ICD)、日本がん治療認定機構(がん治療認定医、暫定教育医)
  専門分野 消化器外科、一般外科
     
  氏  名 森  毅(もり つよし)
  所属学会 日本外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)
  専門分野 消化器外科、一般外科
     
  氏  名 太田 裕之(おおた ひろゆき)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(外科専門医)
日本消化器外科学会(消化器外科専門医・消化器癌外科治療認定医)
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(検診マンモグラフィ読影認定医)
  専門分野 下部消化管外科
     
  氏  名 赤堀 浩也(あかぼり ひろや)
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)
  専門分野 消化器外科、一般外科
     
   氏  名 村上 耕一郎(むらかみ こういちろう)
  所属学会
日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(専門医・認定医)、日本乳癌学会(認定医)
  専門分野 消化器外科、一般外科
     
   氏  名 貝田 佐知子(かいだ さちこ)
  所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(外科専門医)
日本消化器外科学会(消化器外科専門医・消化器がん外科治療認定医)
日本がん治療認定医機構(がん治療専門医)
日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)(NST認定医)
日本食道学会(食道科認定医)
  専門分野 上部消化管外科
     
  氏  名 三宅 亨(みやけ とおる)
  認定資格 日本外科学会(認定医)、検診マンモグラフィ読影認定医
  専門分野 消化器外科、一般外科
     
   氏  名 坂井 幸子(さかい さちこ)
  所属学会 日本小児外科学会、日本外科学会 ほか
  認定資格 日本小児外科学会(小児外科専門医)
日本外科学会(外科専門医)
  専門分野 小児外科
     
  氏  名 前平 博充(まえひら ひろみつ)
  所属学会 日本外科学会 ほか
  認定資格 日本外科学会(外科専門医)
日本がん治療認定医機構(がん治療専門医)
  専門分野  
     
  氏  名  生田 大二(いくた だいじ)
  専門分野 消化器外科、一般外科
     

 

Ⅲ 研修概要
1.研修目標
   外科を志す若い医師は、それぞれの専門に進む前に、必ず外科専門医を取得する必要があります。日本外科学会では、以下の4項目を到達目標としてあげています。
   1)外科専門医として、適切な外科の臨床的判断能力と問題解決能力を習得する。
   2)手術を適切に実施できる能力を習得する。
   3) 医の倫理に配慮し、外科的診療を行う上で適切な態度と習慣を身につける。
   4) 外科学の進歩に合わせた生涯教育を行うための方略の基本を習得する。
   これらはまさに当科の目標としているものです。消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科と共同で、上記の研修を習得してもらいます。

 

2.研修スケジュール
   当科の疾患は外科の基本となる疾患が多く、早期から術者として参加することが可能となっています。日本外科学会の外科専門医修練カリキュラムに準じて手術助手、術者として手術に参加してもらいますが、日本外科学会では卒後初期臨床研修開始後5年間で350例以上の手術手技と120例以上の術者としての経験が必要と規定されています。その内、①消化管および腹部内臓50例、②乳腺10例、③呼吸器10例、④心臓・大血管10例、⑤末梢血管10例、⑥頭頸部・体表・内分泌外科10例、⑦小児外科 10例、⑧外傷10例、⑨鏡視下手術10例が必須とされています。当科の研修でほぼすべての研修が可能ですが、初期臨床研修で呼吸器、心臓・大血管、末梢血管の症例数が不足している場合は、心臓血管外科、呼吸器外科に3ヶ月から6ヶ月間ローテーションしてもらいます。
 また、専門医をめざすために、乳腺の専門教育も平行して行います。以下は、日本乳癌学会に届けている研修スケジュールです。
   3年目: 超音波検査、マンモグラフィ、CT、MRI、骨シンチグラフィを評価する。
乳癌術後リハビリテーションの指導。
乳房温存術の実施。
センチネルリンパ節生検の実施。
化学内分泌療法の実施。
乳癌における緩和医療の内容を理解する。
   4年目: 超音波検査、マンモグラフィ、CT、MRIを評価する。
乳癌術後リハビリテーションの指導。
患者側にそった適切なインフォームド・コンセントを得ることができる。
学術集会、学術論文に臨床研究の結果を発表する。
   5年目: 超音波検査、マンモグラフィ、CT、 MRIをさらに評価する。
乳癌術後のフォロー・アップ。
最新のEBMを検索し、その結果を臨床応用する。
臨床試験の意義を理解し、参加することができる。

 

3.関連病院
  東近江総合医療センター、能登川病院、豊郷病院、長浜赤十字病院、京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院、奈良市立病院、野洲病院、近江草津病院、矢橋総合病院、日野記念病院、湖東記念病院、琵琶湖大橋病院、彦根中央病院、神崎中央病院、生田病院、甲南病院、ベルランド総合病院、国立病院機構大阪医療センター

 

4.カンファレンス・抄読会
  月曜日午後 乳腺・一般外科症例検討会、術後カンファレンス
  水曜日午後 術後カンファレンス、消化器カンファレンス
  金曜日午前 抄読会
  金曜日午後 乳腺・一般外科、消化器外科合同検討会

 

5.業務の週間予定
  外来日(毎日)
手術日(月曜日、水曜日)、(火曜、金曜は予備日)、緊急手術は随時

 

Ⅳ 研修実績
1.認定資格の取得実績(取得者数)
  外科専門医、消化器外科専門医、乳腺専門医は共に認定が開始されたところである。

 

2.修了後の進路
  上記各関連施設への赴任
  大学院進学

 

Ⅴ 診療グループ情報
1.外来患者数
  のべ5000人/年

 

2.入院患者数
  約400人/年

 

3.手術件数
  約350件/年
   乳腺70~90例、甲状腺15~30例、ヘルニア40~60例、痔核20~40例、胆石症50~60例、虫垂炎20~30例、副腎5~10例、膵疾患15~25例、小児症例50~80例、その他

 

4.検査件数(項目別概数)
  乳腺超音波検査800件/年
  甲状腺超音波検査250件/年
  乳管造影10件/年

 

5.経験可能な疾患
   乳腺腫瘍(良性、悪性)、甲状腺腫瘍(良性、悪性)、バセドウ病、鼠径ヘルニア、痔核・痔ろう、胆石症、急性虫垂炎、副腎腫瘍、膵腫瘍、腹壁・腹腔腫瘍、後腹膜腫瘍、癌性腹膜炎、癌性胸膜炎など

 

6.経験可能な手技
   乳房切除術、甲状腺手術、ヘルニア手術、痔核手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、虫垂切除術、副腎摘出術、膵切除術、腫瘍摘出術、胸腔ドレナージ術、中心静脈穿刺術など

 

7.主な研究分野
  手術手技の開発(IVMR下乳腺腫瘍凝固術、乳房再建術等)、新しい化学療法の開発、新しい人工材料の開発

 

8.施設の学会認定
   日本外科学会、日本消化器外科学会、日本乳癌学会、日本内分泌外科学会、日本甲状腺外科学会

 

9.国内・国際的評価(研究・診療分野・先端的医療)
   人工材料の開発は全国的にみても高い評価を得ており、また IVMRを用いた臨床研究は世界的にも最先端を進んでいる。手術手技においても、昨年の読売新聞に滋賀県で唯一センチネルリンパ節生検術が実施できる施設として紹介されました。乳房同時再建術、鏡視下手術も積極的に導入しており、化学療法についても新しい投与法、容量の開発に努めています。

 

Ⅵ メッセージ
1.コース長
   

 

2.研修責任者
   外科の基本が学べて、アットホームな雰囲気が魅力です。皆さんの主体性を大事にしていますので、どんどん参加してください。

 

3.指導医
   多岐にわたる疾患があり、外科の基礎が学べます。また、それぞれに専門化されており、専門医も多種にわたって習得可能です。

 

4.修了者
   症例が豊富で、実際にいろいろとさせてもらえるので面白いです。

 

5.レジデント
   

 

Ⅶ 問い合わせ窓口
1.担当者: 村田 聡

 

2.TEL: 077-548-2238   FAX: 077-548-2240

 

3.E-mail: satoshi1@belle.shiga-med.ac.jp
 


〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町 TEL:077-548-2436 FAX:077-548-2832
事務局:滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センター(旧卒後臨床研修センター)(E-mail: kensyu@belle.shiga-med.ac.jp)