1. ルート
  2. 後期研修
  3. 平成28年度後期レジデント
  4. 皮膚科

皮膚科

皮膚科 後期卒後臨床研修プログラム

 

I 皮膚科(皮膚科学)とは何か
1.診療科の特色
   皮膚科の特徴は、「間口の広さ」にあります。それは、疾患群が多様である、技術が多岐である、職種が多い、ということです。皮膚科は皮膚を対象として、その内科も外科も病理も美容も対象とする科です(対象疾患群と技術)。また、一人で開業しても、多人数でチームでも、あるいはパートタイムでも皮膚科は出来ますし、研究教育職もあります(職種)。従って、諸君の目の前には豊饒な選択枝が拡がっています。ただし、豊饒であることを楽しむためには、条件が必要です。それは、特化した教室でないこと(例えばメスを捨てた皮膚科では皮膚外科は学べません)、多くの先輩に囲まれて指導が受けられること(スタッフが多く、かつお互いに厚い信頼関係にあること)、などなど、です。私達の目的は、皮膚科のあらゆる部門に対して柔軟に対応できる人材を養育することを後期研修の目標にしています。諸君の期待を裏切らない科です。このページは字数に制限がありますので、 皮膚科独自のホームページ(リンクあり)でさらに詳しく述べますので見て下さい。

 

2.診療科の社会的ニーズ・必要性
   皮膚科は現在、社会的なニーズの高い科です。地域にあって、または病院で必要とされる人材であることは、誇りを持って仕事をすることに繋がります。勤務医についてはすでに1992年と2002年を比較して、皮膚科勤務医が増え続けていることが明かとなっており、その原因は第1に常勤医の複数化を多くの病院が求めているからです。第2には皮膚科の新設が目立ちます。一人でおこなう皮膚科業務の代表が開業ですが、これは地域によって大分異なっております。滋賀医療圏は全体数が足りていないため、他地域に比べ極めて有利な環境にあります。

 

3.習得できる資格(認定医等)
   後期プログラムは大きく分けて2種類用意されています。途中での変更も可能です。その2種類によって資格等に違いがあります。
 一つは「医員コース」5年間を一区切りとして考えます。5年間は全て大学で学ぶわけではありません。終了時には「皮膚科専門医」の受験資格が得られているはずです。専門医修得を最低限の目標にしています。
 もう一つは「大学院コース」これには2コースあり、1つは従来型の4年間を一区切りにします。学位取得が最低限の目標です。そのあと臨床を充分に研鑽して頂き、結果的には医員コースと同じくらいの年限で専門医が取得出来るように考えてあります。もう1つは専門医育成コース。これは4年を一区切りにして、臨床研究者を育てます。学位と専門医が同時に取れます。(詳しくは 皮膚科のホームページを見て下さい)

 

4.対象疾患
   皮膚科疾患は全てが対象です。一般的な教科書に記載のある疾患はすべて扱うと思って下さい。急速に対象を拡大しつつある科であると思って下さい。

 

Ⅱ スタッフ
1.コース長
  氏  名 田中俊宏
  所属学会 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会 等
  認定資格 皮膚科専門医、がん治療認定医、臨床遺伝専門医
  学会の役職 日本皮膚科学会代議員、日本研究皮膚科学会評議員 等
  専門分野 水疱症、角化症

 

2.研修責任者
  氏  名 藤本 徳毅
  所属学会 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会 等
  認定資格 皮膚科専門医、がん治療認定医、臨床遺伝専門医、アレルギー専門医
  専門分野 膠原病

 

3.指導医
  氏  名 中西 元
  所属学会 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会 等
  認定資格 皮膚科専門医、がん治療認定医、臨床遺伝専門医
  専門分野 炎症性皮膚疾患

 

 

  氏  名 藤井 紀和
  所属学会 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会 等
  認定資格 皮膚科専門医、皮膚悪性腫瘍指導専門医
  専門分野 皮膚腫瘍

 

 

   上記の項目 体制上、上記のように記載しましたが、実際には指導医には多彩な分野の専門家が揃っており、たとえば皮膚外科では立花隆夫、美容皮膚科では若林麻記子などが、また職制では病棟医長の藤井紀和、外来医長の中西元、医局長の藤本徳毅以外に、病棟副医長の加藤威が指導に当たります。

 

Ⅲ 研修概要
1.研修目標
   滋賀医大の後期研修期間は5年間を一つの区切りとして、専門医の取得を最低限の目標に掲げます。

 

2.研修スケジュール
   5年間で一つの区切りとし、そのうちの3年程度を大学で、2年程度を関連病院で研修するコースです。(詳しくは ホームページを見て下さい。)入局される人数により、3年大学2年関連病院もありえますし、2年大学2年関連病院1年再び大学、もありえます。最低1年できれば2年大学でトレーニングしてから外に出る形にします。

 

3.関連病院
   日本皮膚科学会認定研修施設で当科の研修協力関連病院(簡単に言うと部長が当科の出身の先生)は、現在4施設で、市立彦根病院、市立長浜病院、公立甲賀病院、草津総合病院 です。

 

4.カンファレンス・抄読会
  月曜日 病棟カンファレンス/術前カンファレンス
  火曜日 症例検討会
  金曜日 アド ホック検討会

 

5.業務の週間予定
  外来および病棟は月曜日から金曜日まで毎日(ただし当番制です)。
手術は定期が水曜日と金曜日。
廻診火曜日。

 

Ⅳ 研修実績
1.認定資格の取得実績
   日本皮膚科学会の専門医合格率は、おおよそ80%です。 (例平成16年度全国平均79.5%)当科では平成16年度から平成21年度まで6年間の専門医合格率は100% (のべ人数11名)です。

 

2.修了後の進路
   このホームページは2年を修了後を想定していると思いますが、当科は5年で一区切りとしておりますので、前述のごとく3年目から5年目は大学におられるか、研修認定施設である関連病院におられるか、いずれかです。それ以外は、大学院へ行かれる方もありえます。

 

Ⅴ 診療グループ情報
1.外来患者数
  平均60~80名(季節による変動あり)

 

2.入院患者数
 
平成21年度 トータルで338名

ちなみに
H15年度 213名
H16年度 264名
H17年度 250名
H18年度 293名
H19年度 300名
H20年度 305名

 

3.手術件数
  平成20年度 328件

 

4.検査件数(項目別概数)
   貼布試験、紫外線試験、ツァンクテスト、KOH、皮膚生検などの手技があります。
 代表的な手技は皮膚生検で、年間およそ500~600件です。

 

5.経験可能な疾患
   入院疾患一覧(皮膚科ホームページ)を見て下さい。

 

6.経験可能な手技
   検査に挙がっている手技の全て、ならびに一部の手術は実際にやってもらいます。

 

7.主な研究分野
   湿疹群ではアトピー性皮膚炎
 炎症性角化症では尋常性乾癬
 水疱症では表皮下水疱症
 白癬では表在性真菌症
 膠原病ではSLEなど
 皮膚腫瘍は治療学、などです。

 

8.施設の学会認定
   日本皮膚科学会研修認定施設(主施設)

 

9.国内・国際的評価(研究・診療分野・先端的医療)
   各々の専門分野で国内で評価されております。

 

Ⅵ メッセージ
1.コース長(田中俊宏)
   コース長の田中です。後期研修は本来は前期研修と有機的にリンクしていることが望ましいのですが、制度をしばしば変えられるためもあって施行される側(私達やあなたがたです)にも混乱があり、私達の考えは必ずしも充分に伝わっていなかったように思います。研修(前期/後期)に対する説明能力を高めようとする滋賀医大の考えには賛成であり、より詳しいバージョンを ホームページに作ってあります。皮膚科を考えておられる研修医の先生がたにはぜひ見て頂きたいです。

 

2.研修責任者(藤本 徳毅)
   後期卒後研修が始まるまでに、なるべく幅広く医学、生物学の素養を身につけるように努力して下さい。その土台の上に皮膚科の研修を開始すれば、それは大変実りの多い研修になるものと思います。皮膚科では、外来、病棟において非常に多様な疾患を勉強でき、決して皆さんの期待を裏切ることはありません。皆さんを心から歓迎致します。

 

3.指導医(中西 元)
   皮膚科の楽しさは、皮疹を自分の目で見て診断し、自分の手で病理組織検査を行い、自分の目で病理診断もし、さらに、自分自身で最後まで治療するところにあります。いっしょに勉強しましょう。

  

4.コース修了者(山本文平)
   皆さんこんにちは。皮膚科は‘眼で勝負’の部分が多い科だと思います。とにかく多く見る。そうすれば研修が終了する頃には、他科の先生が「赤いだけ」にしか見えない皮疹が理解できる様になっているのではないでしょうか。アットホームな雰囲気の中で皮膚を見る眼を養ってみませんか。お待ちしています。

 

5.コース修了者(鵜飼佳子)
   「目で見える科」であるため、患者さんからのニーズも強くやりがいもありますし、日々の外来などから学べることも多いです。研修医の段階で他病院の外来も行うことができ、ある程度一人前になるのが早い科なのではないかと思います。私はポリクリ実習後、直感で当院皮膚科の入局を決めましたが、頼りがいのある先生達に囲まれ、毎日楽しく充実した生活を送ることができ満足しています。もう一度選べるとしても、当院の皮膚科を選ぶだろうと思います。

 

Ⅶ 問い合わせ窓口
1.担当者: 田中 俊宏 または 加藤 威

 

2.TEL: 077-548-2231   FAX: 077-548-2154

 

3.E-mail:  hqderma@belle.shiga-med.ac.jp cc tanakat5@belle.shiga-med.ac.jp
  表題を「後期研修問いあわせ」として下さい。


〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町 TEL:077-548-2436 FAX:077-548-2832
事務局:滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センター(旧卒後臨床研修センター)(E-mail: kensyu@belle.shiga-med.ac.jp)