1. ルート
  2. 後期研修
  3. 平成28年度後期レジデント
  4. 泌尿器科

泌尿器科

                                                               (2015.8.5更新)

泌尿器科 後期卒後臨床研修プログラム

 

I 泌尿器科とは何か
1.診療科の特色
   泌尿器科は、人体の体液のホメオスターシスを担う腎臓ならびに尿路(腎盂、尿管、膀胱、尿道)、男性の生殖器(精巣、精路、前立腺、陰茎)、そして副腎や上皮小体など内分泌臓器の疾患を扱う外科系専門診療科である。これらの疾患は、小児から老年期までの幅広い年齢層にわたる。泌尿器科臨床の特徴は、診断から治療、その後の経過観察まで一貫して診療できること、外科的側面のみならず、内科的知識も大いに要求されることである。また、歴史的に内視鏡検査や治療をもっとも得意とする科である。

 

2.診療科の社会的ニーズ・必要性
   超高齢化社会を迎えたわが国で、前立腺肥大症や前立腺癌に代表されるような排尿困難を来たす疾患は急激に増加している。また男女を問わず、尿失禁、頻尿などは介護に関わる重要な問題となっている。一方、乳児・小児期では尿路性器奇形は先天奇形の中でもっとも頻度が高く、泌尿器科の社会的ニーズはますます高まっている。日本全国で泌尿器科専門医は約6,000名いるが、供給不足は慢性化している。

 

3.習得できる資格(認定医等)
  日本泌尿器科学会専門医:  2年間の初期研修後に、教育認定施設で4年間の泌尿器科研修を受けた後に資格試験がある。5年毎の更新が課せられる。

 

4.対象疾患
   尿路性器悪性腫瘍、尿路性器良性腫瘍、尿路性器感染症、尿路結石症、尿路性器奇形、尿路性器外傷、神経因性膀胱、尿失禁、男性不妊、性機能障害、腎不全、副腎腫瘍、上皮小体機能亢進症など

 

Ⅱ スタッフ
1.コース長
  氏  名 河内 明宏(かわうち あきひろ)
  所属学会 日本泌尿器科学会、日本癌治療学会、日本泌尿器内視鏡学会、日本小児泌尿器学会、日本夜尿症学会、日本内視鏡外科学会、日本睡眠学会、日本泌尿器科学会関西地方会
  認定資格 日本泌尿器科学会(専門医・指導医)
日本内視鏡外科学会・日本泌尿器内視鏡学会(泌尿器腹腔鏡技術認定医)
日本がん治療認定医機構(がん治療認定医)
日本超音波医学会(専門医・指導医)
日本小児泌尿器科学会(認定医)
  学会の役職 日本泌尿器科学会代議員、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定制度核審査委員
  専門分野 泌尿器癌、低侵襲療法、排尿障害、小児泌尿器科
 
2.研修責任者
  氏  名 成田 充弘(なりた みつひろ)
  所属学会 日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会、内視鏡外科学会
  認定資格 日本泌尿器科学会 専門医・指導医
  専門分野 泌尿器科内視鏡下手術、腎不全治療

 

3.指導医
  氏  名 上仁 数義(じょうにん かずよし)
  所属学会 日本泌尿器科学会、日本小児泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡学会、米国泌尿器科学会
  認定資格 日本泌尿器科学会 専門医・指導医、日本小児泌尿器科学会 専門医
  専門分野 小児泌尿器科

 

4.上級医(専門領域)
  影山 進(尿路上皮癌、泌尿器内視鏡下手術)
 
吉田 哲也(泌尿器内視鏡下手術)
  花田 英紀(泌尿器科癌治療)
  水流 輝彦(排尿障害)
  富田 圭司(男性不妊症)

 

Ⅲ 研修概要
1.研修目標
   泌尿器科学会認定の専門医資格が取得できるように研修指導をマンツーマン体制で行う。

 

2.研修スケジュール
   指導医・上級医師ともに下記の定例スケジュールに従って研修を行う。
  a)外来診療:月~金曜日
  b)専門外来(前立腺癌外来、神経因性膀胱外来、小児外来、不妊外来等)
  c)回診:毎日(教授回診は火曜日)
  d)手術:月、水、金曜日
  e)外来小手術:月曜日

 

3.関連病院
  滋賀県: JCHO滋賀病院、草津総合病院、近江草津徳洲会病院、公立甲賀病院、日野記念病院、野洲病院、豊郷病院、公立高島市民病院、守山市民病院、生田病院、琵琶湖大橋病院、琵琶湖養育院病院、東近江総合医療センター、湖東記念病院、彦根市立病院
  京都府: 宇治徳洲会病院、蘇生会総合病院、京都南病院、医仁会武田総合病院、亀岡病院
  その他: 癌研究会附属病院

 

4.カンファレンス・抄読会
  カンファレンス・症例検討・画像診断検討会:火曜日
  抄読会、勉強会:水曜日

 

Ⅳ 研修実績
1.認定資格の取得実績
 
 日本泌尿器科学会専門医12名
 (新臨床研修制度発足以降)

 

2.修了後の進路
   本学助教、医員または関連病院医員、大学院生

 

Ⅴ 診療グループ情報
1.外来患者数
  約1,200名

 

2.入院患者数
  約500名

 

3.手術件数
  約500件

 

4.検査件数(項目別概数)
  膀胱鏡検査:約1,000件、尿流動態検査:約150件、逆行性腎盂造影:約30件、前立腺生検:約100件、腎生検:約5件

 

5.経験可能な疾患
   上記のすべての疾患

 

6.経験可能な手技
   上記のすべての手技

 

7.主な研究分野
   尿路性器癌の基礎的・臨床的研究
   排尿障害の基礎的・臨床的研究

 

8.施設の学会認定
   日本泌尿器科学会教育施設

 

9.国内・国際的評価(研究・診療分野・先端的医療)
   

 

Ⅵ メッセージ
1.コース長: 河内 明宏
 
  平成25年8月より泌尿器科学講座教授として赴任しました河内です。よろしくお願いします。
 泌尿器科は副腎、尿路、男性生殖器を扱う科ですが、私はこの領域の先進・先端医療の開発を中心に、診療、研究を行ってまいりました。腹腔鏡手術や癌の局所療法などにおいて、6つの先進医療を厚労省に申請し、認可されてきました。このうちで腹腔鏡下膀胱内手術は私が日本で最初に行い、先進医療から健康保険収載されました。このような経験を生かし、是非泌尿器科領域の先端・先進医療を滋賀医大から発信したいと思います。
また、泌尿器科では本年5月よりロボット手術を行っており、滋賀県では本学のみです。今後、多くの手術に応用可能であり、また、他科にも広がっていくと思われます。ぜひ一度見学に来てください。
 教育面においては、各科の領域で行われています腹腔鏡技術認定制度の泌尿器科領域の核審査員として、制度を立ち上げ、審査基準を制定し、審査員を選任し、実際の審査を行うという任務を果たすとともに、安全な腹腔鏡手術が普及するように学会員に対し教育を行ってまいりました。このような経験をもとに、本学においても安全で患者さんにやさしい手術の指導、教育を行っていきたいと思っています。
 是非、泌尿器科で一緒に先進・先端医療の開発を行い、また腹腔鏡を中心とした手術の腕を磨き、世界に羽ばたいてください。」
 
 
2.研修責任者: 成田充弘
  「できる限り多くの症例を担当していただき、実践的な研修が行えるようにサポートします。」

 

3.修了者: 花田英紀
  「一生勉強、一生青春 いつまでも新鮮な気持ちで共に頑張りましょう。」

 

Ⅶ 問い合わせ窓口
1.担当者: 河内 明宏

 

2.TEL: 077-548-2273   FAX: 077-548-2249

 

3.E-mail: kawauchi@belle.shiga-med.ac.jp


〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町 TEL:077-548-2436 FAX:077-548-2832
事務局:滋賀医科大学医学部附属病院 医師臨床教育センター(旧卒後臨床研修センター)(E-mail: kensyu@belle.shiga-med.ac.jp)