オリゴデンドロサイト oligodendrocyte、乏突起神経膠細胞
- Pio del Rio Hortega(1882〜1945/7/1, Santiago Ramón y Cajalの弟子、グリア研究の大家)が1921年にオリゴデンドログリアやミクログリアを発見した。彼はグリアはニューロンと同じく外胚葉起源と考え、中胚葉起源説をとるカハールに反論し、スペイン内乱(1936年)後にブエノスアイレスへ帰った。
- 細胞体は小さく卵円形で、核は丸く細胞質が少ない細胞
- ギリシャ語で、 oligo- は「少数の〜」、dendro- は「木」、-cyte- は「細胞」という意味
- 胎生後期から神経幹細胞によって産生される。
- オリゴデンドロサイトは神経軸索に巻き付いて有髄神経を形成したり、神経線維を束ねたりする。末梢神経線維にミエリン鞘 myelin sheat を作るシュワン細胞と同種の細胞である。このミエリンにより軸索が絶縁され、軸索の電気的容量が減少し、神経の伝導速度は増加する。
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アストロサイト(astrocyte)=アストログリア(astroglia)=星状神経膠細胞=マクログリア(macroglia)=大神経膠細胞
- アストロサイトは共通の神経幹細胞から産生される。
- アストロサイトはその形状が星に似ているところから名づけられた。
- アストロサイトは神経系の構築、細胞外液の恒常性維持、血液脳関門の形成などの重要な役割を果たしている。
- 生後の脳で神経幹細胞がアストロサイトを産生する。
- 血管周囲のグリア境界面は血液脳関門の一部を構成し、グリア境界面は髄液脳関門 CSF-brain barrierを形成する。
- 多数の突起を周囲に伸ばして、血管、脳表面、ニューロンの各部を包み、グリア境界膜 glia limitansを形成するグリア細胞である。
- アストロサイトの形状は様々で、アメーバ状の形をしたタイプ I アストロサイトや線維状の形態をとるタイプ II アストロサイトの他、小脳のベルクマングリア Bergmann glia や網膜に存在するミュラー細胞 (Muler cell) もアストロサイトと同種の細胞と考えられている。
- 脳内ではアストロサイト、末梢ではシュワン細胞において、グルタミン酸はグルタミンシンターゼによって、グルタミンに変換される。
- 虚血時の低酸素や低グルコースに対してきわめて脆弱であるニューロンや他のグリア細胞とは対照的に、アストロサイトは虚血に対して強い耐性を示す。アストロサイトは虚血に対して強い耐性を示す。血管周囲のグリア境界膜を介して循環系からのグルコース取り込みを最初に行う。その貯蔵形であるグリコーゲンを大量に脳細胞内に勿、活発な解答を行い、ピルビン酸や乳酸などのエネルギー代謝物を周囲のニューロンに供給する。虚血に際しても、イオン濃度勾配を保ち、グルタミン酸興奮毒性にも、強い抵抗性を示す。
- PETで脳活動をイメージングすると、活発な活動部位で脳血流量、酸素消費量、グルコース取り込みが増加する。
⇒神経損傷時のグリアの変化
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ミクログリア microglia、小神経膠細胞
- Pio del Rio Hortega(1882〜1945/7/1, Santiago Ramón y Cajalの弟子、グリア研究の大家)が1921年にオリゴデンドログリアやミクログリアを発見した。
- ミクログリアは骨髄由来の単核細胞の前駆細胞が血液脳関門が不完全な間に脳内に移行して、そこで成熟を遂げたものである。
- ミクログリアは通常脳組織内に不活性状態のラミファイド ミクログリア(ramified microglia =分枝したグリア)として存在している。
- ミクログリアは、中枢神経系における免疫担当細胞とも呼ばれ、末梢神経の損傷によって即座に応答し、細胞体の肥大化、細胞増殖を起こし、活性化型ミクログリア(activated microglia)に変化し、活発に動き回って死んだ細胞を貪食したり、修復を促進するための因子を遊離したりする。
⇒神経損傷時のグリアの変化↓
- OX42:マクロファージ/ミクログリアに特異的に発現している分子量17,000のカルシウム結合タンパク質
- Iba1:マクロファージのマーカー
- ミノサイクリンはニューロンやグリアが炎症性サイトカインや一酸化窒素を産生するのを防ぎ、損傷部位へのミクログリアの移動を抑える。
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| 上衣細胞 ependymal cells
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