弦楽器

バイオリン
約4オクターブの広い音域と優雅な音色をもつ、オーケストラの最も基本となる楽器がヴァイオリンです。
楽器の女王とも称されるオーケストラ随一の古い歴史をもつこの楽器は、高音域で悠々とメロディを奏でる1stと、中音域でリズムやハーモニーを担当する2ndに分かれてパートが編成され、2パートが揃うと総勢約30人の大所帯。
したがって部員数も最も多い楽器です。
ただし、それだけいれば個性豊かなメンバーが揃うというもの。
一般にオーケストラのヴァイオリンパートは変人奇人の巣窟と言われがちです。(決してウチだけじゃないはずだ。)
なぜか常識人の集まるヴィオラに手綱を握られつつ、今日も美しい音色を奏でます。
ヴィオラ
ビオラっていったいどんな楽器なのでしょうか?メンバーにビオラの魅力 を語ってもらいました。
「ビオラは、渋いけれどかっこいい楽器です。」
「ビオラって名前からして素敵!cool&cuteな感じ!」
「音色と同じくプレーヤーの心も広く深いです」
「落ち着いた音色で身も心も癒されること間違いなしです☆」
とまあこんな感じです。これでビオラの素晴らしさはばっちり伝わった・・・かも?
チェロ
身長約140cm、体重約5kg。けっしてスリムではないけれど、美しい歌声は誰にも負けません!
ある時は朗々とメロディーを歌いあげ、またある時は縁の下の力持ちとなってオーケストラを支えます。音域がとても広いので、チェロだけでオーケストラの曲を演奏することもできちゃいます。
おいしすぎて他の楽器のうらみを買うこともしばしば…。
コントラバス
コントラバスは弦楽器の中で一番おっきくて一番低い音を出す楽器です。
ヴァイオリンの一番おっきいのって言ってしまいたいところですが、他の弦楽器とは起源となっている楽器が違います。
その名残で楽器の肩の部分など他の弦楽器とは違う形をしているところがあります。
バス、ベース、ウッドベースなどと呼ばれてジャズや吹奏楽でも活躍しています。
オーケストラではその太く豊かな充実した音で合奏全体を支えてくれます。

木管楽器

フルート
フルートは息を吹き込み口の縁に当てることによって音を鳴らす横笛です。
金属製のものが主流で、見た目木じゃないですが木管楽器に分類されます。
フルートの魅力は、なんといっても透明感のある美しい音色!
オーケストラはもちろん、ソロ楽器としても、さまざまなアンサンブルでも活躍します。
また、フルートの仲間であるピッコロは小さくかわいらしい見た目をしていて、とっても高い音域が出せる楽器です。
決して某大魔王ではありません(笑)
オーボエ
木管楽器、ダブルリード族。管楽器の最前列右側で、主に高音を担当します。
素朴で美しい音色が自慢。音がよく通るので野心があれば目立てますが、野心が無くてもおいしいです。
見た目はクラリネットと似ていると言われますが、ぜんぜん違いますよっ!!穴の数が違います!!
クラリネット
クラリネットって素敵ですよね。
クラリネットは木でできた黒いリコーダーのような形の楽器です。
リコーダーのような形、です。決してリコーダーと同じではありませんっ!!
リードと23個のキーを駆使し、やわらかい音色をつくりあげます。
ソロも歌い上げ、伴奏も裏打ちもこなし、哀愁ただようメロディーもおどけたメロディーもドンと来い。。
自分の思った通りの感覚で音を作り上げていける。
自分の気持ちを音に変えて伝えられる。
クラリネットは、そんなすばらしい楽器なのです。
ファゴット
ファゴットはオケの中では中低音を担当します。
なんだかんだ大活躍です。
赤ん坊を抱っこするようなほっとする構え方、人の声に近いといわれ周りに溶け込みやすい音色、改良がうまくいかなかったためなのかすごくアクロバティックで大胆な指使い。
オケでの多様な役割と、ドラえもんでも使われるくらいの用途の広さがこの楽器の魅力を表していると思います。

金管楽器

トランペット
金管の中で一番高い音を吹いている楽器です。
明るく華麗な音が特徴です。吹いていると目立つしかっこいいし!金管の王様的なパートです。
目立ちたがりやナルシストや自己中の人が集まりやすいパートです。
(うちのオケは例外です)
ホルン
ホルン。英語で書くとhorn。角笛です。今は金属製のかたつむり形ですが、大昔は動物の角が発祥だったようです。
そうそう、角で思い出したんですが奈良公園で吹くと鹿が集まってくるらしいですよ。一度試してみたいものです。
オーケストラの中では派手に鳴らす金管楽器でありながら柔らかい音色も使えて、さらに中音域という反則のような性能のおかげで何かと重宝されるポジションです。自分で言うのも何ですが。
ただし『世界一難しい金管楽器』(木管ではオーボエ)のギネス記録保持は伊達ではなく、そこまでに吹きこなすのは至難の業です。
だから下手でもミスしても温かい目で見守ってあげて下さい。そこんとこよろしくお願いしますね。
トロンボーン
前にやたら長く、ふとした瞬間に前に座っている人(主にファゴットさん)の後頭部にスライドが当たってしまうそんなちょっと困ったさんな楽器です。
Tpのような派手さもなければ、Hrのような華やかさもありません。というかトロンボーンがない曲だってあるんです。
しかし!!元々教会で使われていたこともあって、コラールやハーモニーを吹かしたら右に出る楽器はないくらい、美しい音色を響かせてくれる楽器です。
チューバ
金管楽器の中で最も大きく、金管楽器の最低音域を担当します。
金管楽器の響きを豊かに、時には力強く、またある時にはまろやかにして、オーケストラの響きを変えます。

打楽器

打楽器
弦楽器、木、金管楽器とくれば、残りは打楽器。ちなみに演奏の席順も大体同じで打楽器は最後列からオーケストラ全体を見渡します。
クラシックに使われる打楽器にはティンパニを主として、シンバルやスネアドラムなど多くの楽器がありますが、楽器ごとに決まった人がいるわけではなく全部ひとまとめでパーカッションパートです。
管とも弦とも大きく異なる孤高の職人芸的ポジションで、第二の指揮者とも呼ばれるほど重要なパートなのです。
弦楽器のような弦の張り替え代も木管楽器のようなリード代も要らないので、楽器未経験の人にもお勧めです。