第５７回 日本社会医学会総会を８月に滋賀県で開催させていただきます。
　当初は京都の佛教大学を会場に開催するとお知らせしましたが、当日、その会場が借用できなくなったため、「草津市立まちづくりセンター」に会場を変更し開催することになりました。
　真夏の京都に集って頂き「熱い」学会をと考えておりましたが、今は、「湖都に集い、比叡の峰を仰ぎつつ社会医学を語り合う」をキャッチフレーズに､開催準備に当たっています。
会場があるＪＲ草津駅は、京都から20分の場所で、大阪の通勤圏内でもあります。せっかく滋賀県にお越しいただくのですから､情報交換・交流会は琵琶湖のナイトクルーズといたしました。昼間の熱い議論とはまた別の交流を湖上の風を受けながら堪能していただけるものと思います。
　メインテーマとして掲げた「私たちが目指す社会医学を憲法の理念から考える」は漠として捉えにくいかもしれませんが、本学会が発足時から追求してきたものが、国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和を基にしていることを再確認できる場になるよう準備いたします。
　さらに、実行委員会では、6つのサブテーマについて、担当実行委員を中心に具体的な準備を進めています。それぞれの領域で、議論の基調となる教育的なミニ講演を担当していただく演者が決定しています。これから、会員のみなさまに、それぞれのサブテーマで関連する演題発表をお願いし､それぞれのテーマごとに議論を深め合う企画に作り上げていきたいと考えています。
　会員皆さまの積極的な参加をお待ちします。