2000年の山行記録

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/11/25-26 山スキー 立山 苅安・西井 ←BACK

    ●11/25(土) 天候:快晴→曇り
    前夜0:00ごろ車にて瀬田を出発。
    運転を交代しながらR8→R21→R19→R147を通って、
    朝7:00ごろに扇沢に到着。
    扇沢の駐車場はほぼ満車で空いていたのは最下部のみ。
    仕度して8:30始発のアルペンルートのトロリーバスに乗る。
    客は比較的多く、ほとんど全員がスキー板やボードを持つ人々。
    10:00ごろに室堂ターミナルに到着。
    ターミナル屋上で仕度して出発。
    積雪量は例年より格段に少なく、岩がそこら中にごろごろ見えていた。
    みくりが池を過ぎ、雷鳥荘へ向かう尾根伝いを進んだが、
    ゲレンデ靴のメンバーが歩きづらく、また一ノ越沢へ至る沢筋は比較的岩が少なかったため、
    鞍部でスキーを履いて沢へ滑り込む。
    トレースを追って進み、途中までは快適だったが、
    下部の一ノ越沢は完全に埋まってはおらず、雷鳥平のテン場を目前にして
    5メートル下は浅い水流のある、急斜面のトラバースを進まねばならなかった。
    雷鳥平のテント数はまあ例年通りかな??
    テントを幕営し、軽く茶をしばいた後に雷鳥台へ登り、滑降するのを数回繰り返す。
    ここの斜面は相対的に岩が少なめで、またここ数日の降雪無しと大人数とで
    まるでゲレンデのように圧雪されていた。
    雪質は乾いた、しまった雪で快適だった。
    15:30頃に引き上げ、味噌ラーメンとα米の山菜おこわという、
    炭水化物満載の夕食を食し、酒を忘れたことに後悔しつつ紅茶をすすってマッタリした後に
    早くも20:30には、する事がなくなり就寝した。

    室堂ターミナル-みくりが池山荘-雷鳥平キャンプ地

    ●11/26(日) 天候:快晴
    夜半に一瞬降雪があったようだが、風も弱い静かな夜だった。
    6:00に起床、雑炊の朝食をとり、テルモスの茶を作って撤収し、8:00頃に出発。
    朝一番で一気に室堂まで荷揚げしてしまう。
    9:30位には室堂ターミナルに到着し、
    カラ身で浄土山方面へ軽く滑りに行った。
    一本は急斜面で岩が多くイマイチ、
    もう一本は緩斜面で岩も少なめで快適であった。
    11:45発のトロリーバスで室堂を後にし、13:30頃には扇沢に帰着した。
    お約束の、大町温泉郷にある「薬師の湯」に入った後に、
    帰りはR19の木曽路を南下し、中津川ICより高速に乗り、
    21:30頃に瀬田に帰着した。

    雷鳥平キャンプ地-雷鳥荘-みくりが池山荘-室堂ターミナル

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2000/11/18 ハイキング 霊仙山 苅安・谷口・小田 ←BACK

    天候:曇時々小雨・風強し
    朝7:00JR瀬田駅前にて集合。車に乗って出発。
    途中、さらに参加者1名を拾った後に竜王ICより名神に乗り、米原ICにて降りる。
    ICから約5qで醒ヶ井養鱒場手前の駐車場に車を停める。
    上丹生(かみにう)の分岐より歩き出す。
    初めは集落の中、その後林道を進み、
    林道の終点で計画書を提出した後に本格的な山道に入った。
    道は整備されており、道標に従って行けば、ほぼ迷うことは無い。
    谷すじを3時間弱かけて登り、八合目鞍部に着く。
    ここまでは他の登山者には全く出会わなかった。
    稜線は眺めは良かったが、風が特に強く、木も生えていない笹原だったので寒かった。
    すでに避難小屋は片付けられていた。
    頂上付近でようやく他の登山者の姿もちらほら見られるようになった。
    お虎ヶ池以降は泥でぬかるみ滑りやすかった。
    その後見晴らし台、汗拭き峠、廃村…と進み、
    林道に出て1時間ほどたらたらと歩き、醒ヶ井養鱒場を通り過ぎて車へ帰着。
    帰りには、あまりに冷え切っていたので、
    彦根の8号線沿いでラーメンを食し、温まってから帰った。

    上丹生8:45-林道終点-八合目出合-12:00避難小屋-分岐-お虎ヶ池-汗拭き峠-林道出合-醒ヶ井養鱒場-15:15上丹生

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2000/10/27-28 無雪期登山 比良山系 高山・安達・森本・吉田・小田 ←BACK

    27日:JR湖西線・北小松駅-揚梅滝-涼峠-ヤケ山-ヤクモキャンプ地
    28日:ヤクモキャンプ地-リフト下-イン谷口-JR比良駅

山行日程 山行形態 山域 メンバー
2000/9/23-24 無雪期登山 北ア・穂高連峰 伊藤・安達 ←BACK

    前夜出発
    瀬田-(車)-新穂高温泉
    ●23日:新穂高温泉-白出沢-穂高岳山荘キャンプ地
    ●24日:穂高岳山荘-奥穂高岳-穂高岳山荘-白出沢-新穂高温泉
    新穂高温泉-(車)-瀬田

    当初、奥穂高岳から西穂高岳へ抜ける予定であったが、
    天候不良・メンバーの体調不良のため白出沢下山となった。
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2000/8/18 日帰り山行 白山
別当出合〜御前峰往復
小島・苅安・谷口・山村 ←BACK

    天候:曇時々晴れ一時夕立
    朝3時に運転手が京都出発。
    京都市内から参加者を拾い、4:30に滋賀県で最後の参加者を拾った後
    名神竜王ICより高速に乗る。
    米原JCにて北陸道に乗り、福井北ICにて降りた後
    一般道を1時間ほど走り、登山口の別当出合の駐車場に8:00前に到着。
    身支度を整え出発。
    参加者の一人が小1時間ほどで「もう黒ボコ岩ですか」と言ったのにはいささか驚いたが、
    昨年と同じくらいのペースで進む。
    室堂センターは相変わらず工事中。平成14年夏オープンまではプレハブ営業である。
    御前峰からの眺めはまずまず。
    雲で下界までは見えなかったが室堂センターやお池はきれいに見えた。
    来た道を引き返しにかかったが、
    最後の飯場を出発するあたりからぽつぽつ来始めた雨が10分後にはどしゃ降りに。
    あとは温泉に浸かるだけなのでそのまま歩く。
    濡れたのは汗なのか雨なのか…
    何とか車に乗りこみ、途中で白峰温泉「スプラッシュ」(650円。貸小タオル付)に入り、
    その後大した渋滞もなく、参加者を順次降ろしていき、
    最終的には23:30くらいに京都の自宅に帰還。

    別当出合8:30--(砂防新道)--黒ボコ岩--室堂センター--御前峰--室堂センター--黒ボコ岩--(砂防新道)--16:20別当出合

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2000/8/8-12 無雪期登山 北ア・穂高連峰 伊藤・苅安・安達 ←BACK

    8/8-9 Bobさんが先に涸沢へ入山

    ●8/10 天候:晴時々曇一時夕立
    前夜急行ちくまに乗車、4:41松本着。
    車内はまあ全員座れる程度の混み具合。
    すぐに松本電鉄とバスを乗り継いで6:30に上高地バスターミナル着。
    ここでマーボー春雨の素を忘れたのが発覚し、
    売店で「そばの実入りピリ辛なめこ」という怪し気な代替品を購入する。
    身支度を整え7:00すぎに出発。
    1:00すぎに涸沢到着。先に入山していたBobさんと合流。
    夕食はBobさんの腕によりなめこ入りマーボー(?)春雨はおいしく仕上げられた。

    上高地バスターミナル7:05-明神-徳沢-横尾-本谷橋-13:10涸沢キャンプ地

    ●8/11 天候:晴一時夕立
    3:00起床。薄明るくなるのを待って4:30すぎに出発。
    穂高連峰がモルゲンロートに染まるのを眺めつつ北穂沢を登る。
    涸沢でも思ったが、盆の割にはテント数もすれ違う登山者数も少な目だ。
    これから多くなるのだろうか。
    縦走路分岐にザックを置いて北穂高岳へ登頂。
    戻って進路を南に取る。
    ここから岩場の連続である。
    晴れていたおかげで何とかついていったが体調が悪くかなりバテ気味。
    次の日に予定しているコースに大きな不安を残した。
    10時頃に穂高岳山荘のキャンプ地に到着。
    夕方の穂高岳山荘のテレビの天気予報にて台風が接近中と知り、
    次の表銀座縦走の山行中は下界でも大荒れとの予報で、
    また入山が槍沢なので増水が心配ということもあり、
    公衆電話(来年からはなくなるらしい)で3年のCLとも相談した結果、
    次の山行はやむなく中止となった。
    また、この山行の次の日の予定も、
    体調が思わしくなく、また台風の影響が次の日から出るという予報から、
    吊尾根〜重太郎新道〜岳沢〜上高地下山となった。

    涸沢キャンプ地4:40-北穂高岳-涸沢岳-10:15穂高岳山荘キャンプ地

    ●8/12 天候:晴
    3:00起床。4:30すぎに出発。
    奥穂高岳へ向かう途中、日の出を見物。
    奥穂高山頂からは北アルプスのほとんどの山々と
    笠ヶ岳のグロッケン現象も見えた。
    紀美子平にザックを置いて空身で前穂高岳山頂を往復。
    紀美子平から見えていた頂上と思っていた所よりもさらに上に頂上があった。
    ここから重太郎新道を下り、一気に標高を下げていく。
    ハイマツとお花畑、岩場のミックスで眺めが良い。
    入山者が多かった。
    岳沢ヒュッテからはゆるやかな樹林帯を下っていくが、タルかった。
    途中の風穴は寒い位だった。
    上高地へ入ると人、人、人…で少々閉口した。
    アルペンホテル(朝8:00〜11:30受付終了。500円)で入浴し、
    満員の13:05発のバスに乗り、観光客で修羅場の上高地を後にする。
    その日中に帰れる最後の鈍行の16:25松本発に乗り、
    中津川・名古屋と乗り継ぎ、23:00前に米原に着いた。

    穂高岳山荘4:35-奥穂高岳-吊尾根-紀美子平-前穂高岳往復-重太郎新道-岳沢ヒュッテ-11:00上高地バスターミナル

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/7/27-30 無雪期登山 北ア・白馬岳 苅安・芝山・谷口・安達・白川・西井・二村・小田 ←BACK

    ●7/27(木) 天候:晴時々曇
    前夜、臨時急行の「リゾート白馬アルプス号」車内で順次集合。
    草津駅にて全員が揃う。
    27日朝7時前に白馬駅に到着、タクシーに分乗し猿倉まで20分位。
    猿倉荘でルートの確認をする。
    今年は残雪が多く雪渓のトラバースが多いそう。
    8時頃に出発。
    初めは樹林帯を登っていく。
    小日向のコルをすぎ、尾根を越えると杓子沢が広く雪に覆われているのが見えた。
    前に来た一昨年は極端に雪の少ない年だったので、雪渓歩きはほぼ無かったが、
    今年はまたすごく多い。
    紅ガラが撒いてあり、ルートははっきりしていたが、
    鑓温泉直下の雪渓の最後の直登は夜行明けにはきつかった。
    テントを張り、数人は温泉(300円)に入りに行く。
    今年は露天風呂が男女に半分ずつ葦簾で仕切られており、
    女性も昼間っから露天風呂に入れる。
    ただし、同時期に男風呂に入っていた某君の証言によると、
    我々若いギャル(!?)の声につられて
    見えない葦簾をにらみ付けていた男性がいたとか、いなかったとか…???
    夕食は試験導入の牛カルビ丼とスティックサラダ、プリン。
    酒盛りをして寝る。

    猿倉8:15-小日向のコル-杓子沢トラバース-13:40鑓温泉キャンプ地

    ●7/28(金) 天候:曇のち雨・風・ガス
    2時半起床。ヤキソバの朝食をとり4時半に出発。
    鑓温泉を出てすぐに夏道をそれて雪渓を登る。
    途中で紅ガラのルートが見えなくなったが、
    注意してまっすぐ登っていくとまた見え出し、夏道に戻った。
    雪が結構固くすべりやすかったので、
    この雪渓を下るのならば、アイゼン持参が無難だろう。
    鑓ヶ岳への稜線に乗る前から雨が降り始め、
    鑓ヶ岳山頂の少し前に本降りになる。
    あたりはガスで視界は数10m。当然景色は見えない。
    天気は回復する気配もなく寒さに震えながら頂上宿舎に到着する。
    テントを張ってから食堂へ行き、うどんなどを食して暖まってからテントに戻った。
    天気図には台風の姿が見え、日本の西には低気圧ばかり…
    明日は長丁場7時間半の行程が待っている。
    しかしこの天気とメンバーのレベル(夏山初心者がいる)、残雪の多さから言って、
    雪倉岳〜朝日岳のコースはあきらめた方が無難と判断。
    エスケープルートの白馬大池〜栂池下山を取ることにする。
    夕食はカレー。
    次の日の起床が遅くなったので、何となく浮かれた感じで消灯。
    風が強く、時折雨が激しく降る夜だった。

    鑓温泉4:35-雪渓-鎖場-分岐-白馬鑓ヶ岳-杓子岳トラバース-11:40白馬頂上宿舎キャンプ地

    ●7/29(土) 天候:曇のち晴
    4時起床。ワカメラーメンの朝食をとり、風とガスの中6時出発。
    白馬山荘では早くも大休憩を取り、
    郵便局でハガキを出したり、白馬岳のロゴ入り手ぬぐいを購入したりする。
    白馬山頂もガスの中だったが登山者は非常に多く、登頂写真は順番待ちだった。
    一瞬晴れ間がのぞき、山頂にいる全員が歓声を上げた。
    山頂でねばっていると少しずつガスが減ってきて、
    今回の山行で始めて、稜線からの山々の景色が見えてきた。
    歩き出して三国境に着く頃には天気は快晴となり、
    行くはずだった雪倉岳〜朝日岳のルートもきれいに見えた。
    「むちゃ悔しいパターンやなー」と思いつつ、小蓮華山へ向かう。
    白馬大池へのルートは登山者が非常に多く、ほとんど数珠つなぎだった。
    テント場も結構多かったが満員ではなかった。
    あまりに時間があったので、おやつにゼリーを作り小屋前の雪田で冷やし固めて食した。
    夕食はマーボー春雨丼と高野豆腐。
    さらに御飯を大目に炊いていたのでのりたまをかけて食べる。
    酒を飲み切って消灯。

    白馬頂上宿舎6:10-白馬山荘-白馬岳-三国境-小蓮華山-12:00白馬大池キャンプ地

    ●7/30(日) 天候:晴
    3時起床。朝食の雑炊を食し、5時発。
    高校WVのパーティと前後して歩く。
    白馬乗鞍岳を越えて天狗原へ下りる岩イワした谷筋は雪で埋まっており、
    ロープに沿って慎重に下る。
    天狗原の木道でコケる馬鹿な奴もおらず順調に栂池へ向かう。
    ロープウェイ駅近くでは登山者が大量に登ってきて道を譲っていたため意外に時間を食う。
    ロープウェイは始発が7:30だった。ゴンドラ「イブ」と乗り継いで
    (セットで片道1720円。荷物10kg以上で+300円)栂池に到着。
    栂の森荘の温泉(700円。平日10:00〜・土日祝8:00〜)に入り、
    タクシーで白馬駅まで。
    12:07発の鈍行に乗り、松本-中津川-名古屋-米原…と乗り継ぎ、
    夜8時頃に京都駅に帰着。
    その足で新福菜館のラーメンを食し、解散。

    白馬大池5:00-白馬乗鞍岳-天狗原-7:50栂池ロープウェイ山上駅


山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/6/17-18 無雪期登山 比良山系 伊藤(岳)・苅安・芝山・橋本・
安達・白川・水流・西井・山村・二村・森本・吉田
←BACK

    ●6/17(土) 天候:雨
    早朝6時半にJR山科駅ホームに集合、6:40発の湖西線に乗る。
    …のハズが一人遅刻。近江高島駅で落ち合う。
    彼を待つため7:39近江高島駅発のバスを乗り過ごしたので、そこで1時間余りのロス。
    次の8:56発に乗る。終点の畑まで約20分、500円位。
    畑バス停の屋根の下で身支度を整え、雨の中を出発。
    今回は3回生のリーダートレーニングも兼ねており、
    回り持ちでリーダーおよびサブリーダーをつとめていく。
    集落の中を抜け、少し分かりにくかったが登山道に入る。
    一度林道に出、また笹ヤブの多い登山道を登る。
    地蔵峠で縦走路に乗る。
    雨のためぬかるんでおり、土が出ている急斜面は滑りやすかった。
    雨が止む気配は全くなく、景色も当然見えず、我慢の歩きであった。
    出発前の時間のロスおよび
    メンバーの一人はふくらはぎの痙攣が起き、
    またこれから向かう武奈ヶ岳山頂を越えた直下の登山道は
    雨天時はボブスレーのように滑りやすくなることから、
    武奈ヶ岳をパスして細川越からのエスケープルートを取ることを決定。
    3時半頃ヤクモキャンプ場に到着。
    ここで6人用テント本体と間違えて4人用本体を持ってきたことが判明。
    敗因はミーティング時にテントを試しに張ってみることを怠ったためである。
    何とかロープを駆使して3人は寝られるようにし、
    荷物は水場の屋根の下に置き、
    8人用テントに9名寝ることにした。
    これで人数が少なくテントが一つで場所が北アルプスなどの遠征だったら…
    と思うとぞっとした。
    面倒でも山行ミーティング時には
    必ずテントを張ってみて確かめることが必要であると深く反省した。
    5時頃にミラノ風ドリアの夕食。
    その後の酒盛りは各人の過去の山行経歴で大いに盛り上がった。
    9時半頃に消灯。

    畑バス停9:40-10:25林道10:35-11:20地蔵峠11:35-地蔵山-釣瓶岳-細川越-広沢小屋-イブルキノコバ-15:30ヤクモキャンプ場

    ●6/18(日) 天候:曇時々晴れ
    5時起床。米を炊いて雑炊の朝食。
    空を見ると青空が見える所もある。
    雨にぬれたテントをたたんで7:20出発。
    前日の雨中歩行、メンバーに山行初心者がおり、
    1名はふくらはぎに痙攣を起こしており、
    本来の予定コースに滑りやすい所があるなどの理由から、
    コースを変更してダケ道にて早々に下りた。
    11時前にはJR比良駅に到着し、湖西線に乗って山科駅にて流れ解散。

    ヤクモキャンプ場7:20-(ダケ道)-イン谷口-10:45JR比良駅

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/6/4 ハイキング 湖南アルプス
鶏冠山〜竜王山
伊藤(岳)・苅安・伊藤(文)・本田 ←BACK

    天候:晴れ
    朝8時にJR草津駅集合。
    バスターミナルから8:30発の上桐生行きのバス(420円)に乗り、
    30分位で終点の上桐生に到着。
    キャンプ場の駐車場の奥にある登り口から歩き始める。
    始めは沢登に面白そうな沢にそって樹林帯を登る。
    枝道に注意。大きな分岐には道標完備。
    途中、落ヶ滝を見物し「ディズニーランドにありそうなくらい立派だ」と言い合う。
    道は滝の上部を巻き、その後はほとんど花崗岩だらけの沢の中を登る。
    景色は屋久島をほうふつとさせる。
    沢がなくなってほどなく稜線の縦走路出合につく。
    鶏冠山への急登を往復し、竜王山へ稜線をたどる。
    花崗岩の奇岩が多く、大きな岩の上での休憩は眺めが良く気持ちが良い。
    分岐から竜王山へ往復し、その後尾根道を下る。
    重岩、狛坂磨崖仏を過ぎる。
    ここはかつて山岳仏教の聖地だったので、いたるところの岩に仏が彫られている。
    周囲が竹林になった頃、分岐に到着。
    沢の淵に潜む魚影を探しつつのんびりと下る。
    最後はキャンプ場を通り抜けて、上桐生のバス停に帰着。
    タイミング良く来たバス(昼頃は1時間に2本)に乗り、JR草津駅まで。
    駅前で軽食をとり、電車に乗って流れ解散。

    上桐生バス停9:00〜落ヶ滝〜縦走路出合〜鶏冠山〜縦走路出合〜大岩〜耳岩〜分岐〜竜王山〜分岐〜狛坂磨崖仏〜分岐〜14:45上桐生バス停

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/5/5-7 積雪期登山 北ア・上高地〜涸沢 苅安・芝山・小泉(千)・小田・本田 ←BACK

    ●5/5(金) 天候:快晴
    前夜8時半にJR京都駅集合、10:10発の急行「ちくま」で松本まで。
    ちくまは結構空いていた。
    すぐに松本電鉄・バスと乗り継いで、6時半位には上高地バスターミナル到着。
    身支度を整え出発。
    今年は雪が多く、バスターミナル付近から雪の小山が所々にある。
    本格的な雪道になったのは徳沢を出てから。
    途中から夏道を離れ、梓川沿いのトレースをたどる。
    横尾のテン場も雪上での幕営となった。
    テントを張った後、天気が良いので外で茶を沸かしてすする。
    その後、雪山が初めての部員3名に
    ツボ足歩行とアイゼン歩行の超スピード講習会を開く。
    夕食はキムチ鍋とプリン。
    酒盛りの後7時半ごろに就寝。

    上高地BT7:00--8:00明神8:15--9:00徳沢9:15--10:10横尾


    ●5/6(土) 天候:晴れ
    3時起床。ワンタン・ワカメ入りラーメンを食して5時に出発。
    横尾大橋を渡るとすぐに夏道からそれ、沢沿いのトレースをたどる。
    早朝なので雪は結構しまっていたが、傾斜がゆるやかなのでツボ足で歩く。
    途中徒渉が2ヶ所あったが、石づたいに渡れて問題はなかった。
    本谷橋付近で一本目の休憩。
    ここで風邪気味の小田さんは芝ちゃんとともに引き返した。
    残りの本隊3名はアイゼンを付けて涸沢へ向かう。
    急斜面の登りでは、降りてくる人が皆、尻制動を笑顔で楽しんでいるのを見て、
    下りには必ずしようと言い合う。
    途中休憩を1本入れて、涸沢に到着。
    後輩2人が言った、「山やってる人は皆同じような顔をしている」説に激しく納得。
    涸沢では、穂高上部で起きた滑落事故のヘリ救助が行われていた。
    ヒュッテのおでんをつつき、記念写真をとった後、
    来た道を引き返しはじめる。
    始めアイゼンを付けていたが、数分で外すことに決定。
    尻制動で下りはじめる。
    比較的急な所では、立山よりもスピードが出て面白かった。
    1時には横尾のBCに帰着。
    外で茶をすすった後、夕食の準備。
    カレーを時間をかけて煮込んだ。
    ゼリー作りの段階で、「2種類を混ぜるとウメ味になる」と言う主張は却下され、
    苺とメロンの2層ゼリーとなった。
    酒を飲み干し、7時半ごろには就寝。

    横尾5:00--6:00本谷橋6:20--7:20休7:40--8:55涸沢10:00--11:30本谷橋上部11:50--12:55横尾


    ●5/7(日) 天候:曇時々晴れ一時雨
    3時半起床。雑炊(小田さんは相当お気に召した)を食して5時半に出発。
    順調に進み、8時頃に上高地バスターミナルに到着。
    すぐにアルペンホテルの外来入浴(500円)へ。
    風呂上がりに着替えの靴下を忘れたことが発覚。売店で購入した。
    裸足であの靴を履いて帰るのはかなりしんどいだろう。
    河童橋付近の喫茶店で飯・ケーキを食い荒らし、土産を買った後、
    予約していた13時発の直通バス「さわやか信州号・京都・大阪」に乗りこんだ。
    意外にも高速を順調に進み、夕方6時半には京都駅八条口に到着。
    その足で新福菜館のラーメンを食し、解散。

    横尾5:30--6:20徳沢6:30--7:20明神7:35--8:15上高地BT

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/4/29-5/1 山スキー 日本オートルート
:立山〜鬼岳
伊藤・岡部 ←BACK

    文責◆伊藤(6年)

    ●4/29 快晴
    9:08京都発のサンダーバードにて富山へ。
    乗り継ぎ等の都合で室堂発は16:00となる。
    17:00一ノ越着。冬山研でお世話になった稲葉先生と出会う。
    御山谷方面へ下るが、東向斜面のためクラストしたバーンとなっており大苦戦。
    右肩を強打する。
    龍王岳を巻いたと思われるあたりで急斜面を登り返す。
    シールが効きにくく厄介な登行であった。
    約2600m地点の稜線上を整地し、18:30幕営。
    やや傾斜もあり、非常に寒い一夜であった。

    ●4/30 快晴
    6:30頃から昨日の続きを登り、稜線に出る。
    もう少しトラバースしておけば予定通り龍王岳と鬼岳のコルに出られていたことに気付く。
    鬼岳-獅子岳と稜線をたどり、ザラ峠へ下る。
    調子にのってスキーなどはいてみたが、
    モナカ雪は重いし、斜面は急だし、一向にはかどらないのでツボ足に変更。
    最初からそうしていた岡部氏が正解であった。
    この下りに異様に体力と時間を消費したこともあり、
    また天候の悪化が予想されること、
    エスケープルートがないことなどからこの辺りで計画変更を決める。
    五色ヶ原でビールを飲み、ヒュッテ跡にて13:00幕営。
    窪地であり、防風の点からも好適地であった。
    することがないので水作り、軽食などで暇をつぶす。
    この夜も寒かった。

    ●5/1 雪-ガス-晴
    5:00頃起きるとテントサイドには約10-20cmの積雪。
    視界はガスのため10m程度であった。
    用心のためアイゼンを履いて、稜線沿いに戻る。
    (と言うより稜線がわずかに見えるだけで後は真っ白なのだ)
    ザラ峠からはひたすら強風の吹く中獅子岳への登りに苦しみ、
    何だかよく分からないまま鬼岳らしきピークを越えた。
    とにかくコルらしきあたりまで雪壁を下り、左へ左へとトラバースを開始。
    何と言っても視界がほとんどないのが精神的につらい。
    斜面はかなり急になり、新たに降り積もった湿雪のため雪崩が怖い。
    ひやひやしながら岩峰を1つ巻き、2つ巻き、
    ...ふと眼前に長い稜線が見えた。
    御山谷だ!
    このあたりからガスが晴れ、じりじりと焼ける中雪の腐った谷を滑り、
    最後はスキーを背負って、上半身Tシャツ姿で1時間半ほど歩いて14:50ダムに到着。

    ◆まとめ◆
    ・技術的にも体力的にも岡部氏に大変お世話になった山行であった。
    ・小屋泊、天候良でないとあの行程は厳しい。
     もちろん応用力がないと何かあったらかなり困った状況になる。
    ・御山谷は滑った後がけっこう地獄である。

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/2/20 山スキー 乗鞍岳 笠原、山本、玉木、苅安、橋本 ←BACK

    天候:曇時々雪 上部ガスと風
    前夜10時に瀬田集合、出発。
    名神→中央道中津川ICから国道19号経由で乗鞍高原温泉スキー場へ。
    スキー場上部にある休暇村前の駐車場に車を止めてしばし仮眠。

    7時くらいにもそもそ起き出して朝食をとり、身支度を整えて出発。
    リフトを3基乗り継いでスキー場最上部へ。
    シールを貼り、出発。
    今回は山スキーデビューが1名、山ボーダーデビューが1名いたので
    登り方を教えつつのんびり登る。
    早々にストック2本が故障。1本は針金とガムテープで修理し、
    もう1本は修理を諦めルート旗2本で簡易ストックを作った。
    我が部のジンクス:「乗鞍では道具トラブルが起こる」が確実になりつつある・・・
    我々の他にはテレマークの2人連れと単独山ボーダー、外人の山ボーダー2人連れがいた。
    位が原は相変わらず風が強かった。
    登り始めはガスも薄く、5mおきの竹のルート標識もよく見えたが、
    肩の小屋の陰でツェルトで一休み後、
    滑降に入る頃には5m先の次の標識がかろうじて見えるほどの視界になった。
    気温は手持ちの温度計が-13℃を指していたので、
    風を含む体感温度は-20℃位だったと思う。

    斜面は風でパックされた新雪で重く滑りにくい。
    樹林帯に入ると風も弱まり、雪も軽くなり、快適な滑降。
    途中では玉木さんのボーダージャンプ写真撮影も行ったが失敗に終わった。
    スキー場上部に帰り着いたのは4時半頃で、ゲレンデは人っ子一人いなかった。

    お約束の温泉は乗鞍高原内の日帰り温泉「湯けむり館」(700円)に寄った。
    帰りのルートはなぜかいつものルートに飽きたので、
    安房トンネルを通って高山市へ抜け、高山ラーメンを食し、
    国道41号→岐阜で名神に乗って帰ってきた。

    スキー場上部10:10〜12:15位が原直下12:30〜2:30肩の小屋3:00〜4:40スキー場上部

山行日程 山行形態 山域 メンバー 写真→
2000/1/3-5 積雪期登山 八ヶ岳 伊藤、苅安、橋本、高山 ←BACK

    ●1/3(月) 天候:曇時々雪少々の風
    前日夜11時頃に瀬田を出発し、高速を飛ばして朝6時半頃美濃戸の駐車場に到着。
    車のチェーンは美濃戸口で巻いた。
    駐車代は一台一日1000円。
    しばし仮眠の後、身支度を整え10時頃出発。
    初めの林道も雪がしっかり付いている。
    林道の終点でアイゼンを履いた。
    天気は曇り時々雪でたまに風が吹く程度。
    途中丸木橋を何度も渡り、1時半に赤岳鉱泉に到着。
    テントの数はそれほど多くはなかった。
    テントを建て、のんびり夕食の豚汁を作りつつ天気図をとる。
    ちょうど歩いていた頃に上空では寒冷前線が通過していた事が判明。
    酒盛りの後6時半頃にはシュラフに入るが、
    過去の登山経歴を寝ながら聞いていたので、
    実際に眠りに就いたのは8時か9時くらいだった。
    某H本くんはシュラフに入って1分で寝入ってしまい、
    蹴りを入れても起きなかった・・・。

    美濃戸10:20〜11:10林道終点11:30〜1:30赤岳鉱泉

    ●1/4(火) 天候:快晴
    5時起床。朝食はマーボーラーメン。
    アタック装備で7時頃硫黄岳へ出発。
    天気は雲一つない快晴。
    樹林帯は風も無く、快適に高度を上げる。
    赤岩の頭を過ぎて硫黄岳山頂直下で風が強くなる。
    硫黄岳山頂からは360度さえぎるものの無い絶景。
    中ア・御岳・乗鞍・北ア・・・すべて見えた。
    ここでBobさんは横岳〜地蔵の頭〜地蔵尾根をまわる縦走コースへ行くために本隊と別れる。
    残り3人の本隊は来た道を引き返す。
    樹林帯に入ると上部の風が嘘のようなのどかな山歩き。
    赤岳鉱泉のテン場に戻り、あまりにものどかなのでテント前で生姜湯を沸かしてすする。
    そうこうしてるうちにBobさんが早くも帰還。
    4人で外にマットを敷き、ひなたぼっこ。
    4時には夕食のキムチ鍋を食い終わり、酒盛りに突入。
    何の話したっけ。
    野沢菜が旨かったことは覚えている。
    酒が切れたのでお開きになり、6時半頃にはシュラフに入った。
    イモムシの格好でお互いいちびって暴れていたが、
    H本くんがまたすぐに陥落し、蹴りを入れても起きなくなったので面白くなくなり、
    暴れるのをやめた。
    今後のワンゲルについて話していたが、いつのまにか眠っていた。

    赤岳鉱泉7:20〜8:50赤岩の頭9:00〜9:15硫黄岳
    (本隊)硫黄岳9:30〜11:20赤岳鉱泉/
    (伊藤)硫黄岳9:30〜横岳〜地蔵の頭〜12:30赤岳鉱泉

    ●1/5(水) 天候:快晴
    少し寝過ごして5時15分起床。朝食はキムチ雑炊。
    テントを撤収して7時半過ぎに出発。
    アイゼンを利かせて快調に進んだ。
    林道の途中で雪が減ってきたのでアイゼンを外した。
    9時頃には美濃戸に到着。
    山装備を外し、山荘でキノコ汁なぞを食して一心地ついたところで車に乗る。

    目指すはトロン温泉「川原の湯」。
    少しわかりにくい所にあり、迷った末に到着。
    迷わなかったら美濃戸口から車で15分位か。
    大人400円で新しく奇麗。
    Bobさん曰く「そこで住める」そうだが、実際休憩室で寝ている方多数。
    車で八ヶ岳に来た場合にオススメ。
    川原の湯から茅野駅行きのバスも出ている。
    その後諏訪ICから高速に乗り、快調に飛ばして4時半には早くも栗東ICに着いた。

    赤岳鉱泉7:35〜8:15林道終点8:25〜9:15美濃戸