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ペインクリニック科

〈学際的痛み治療センター〉

 痛み治療のエキスパートが、痛みの身体的、精神的、社会的な相互関係を多方面から評価し、各専門医学

領域と連携して、患者さん一人ひとりに適した治療を選択することで、集学的なアプローチを行っていくこ

とを目的としており、総合的に体と心の痛みを緩和して、生活の質(QOL)を向上することを目指しています。

 平成23年度から始まった、厚生労働省の「慢性の痛み対策事業」の指定研究に基づいて、滋賀医科大学を

含めた全国の拠点大学病院19施設で、慢性痛の治療に対して、診療科を横断した学際的な痛みセンターを構

築しています。

〈学際的痛み治療センターでの治療〉

 滋賀医大病院では、麻酔科・ペインクリニック医、整形外科医、脊椎外科医、リハビリテーション医、産

業衛生医、基礎医科学者、看護師、理学療法士、臨床心理士など多職種が連携して診察し、カンファレンス

で治療方針を考える「痛みの学際的カンファレンス」を行っています。この治療方針を参考に、外来担当医が、

理学療法士、臨床心理士などと連携しながら診療を引き続き行っています。

 痛みの診断と治療には問診票はとても重要な意味を持ちます。最初に、大変多くの問診票をお渡ししますが、

診察のため、また、今後どの程度効果があるかを確認するために是非とも必要なものですので、大変お手数

をおかけしますが、ご協力のほどお願いいたします。

 痛み治療センターでは、慢性の腰痛、頚肩腕痛、帯状疱疹後神経痛など各種神経痛、手術後の痛み、また

原因がはっきりしない痛み、慢性的な痛み全般を治療対象にしています。

 慢性の痛みの治療目標は、生活の質(QOL)、日常生活動作(ADL)を向上することです。理学療法士に

よる理学療法、臨床心理士による臨床療法を加えたチーム医療を行うことで、健康寿命を延ばすことや社会

復帰することへのサポートを行っています。

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滋賀医科大学医学部附属病院診療案内