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放射線科

〈主な検査・医療設備〉

・X線CT検査:

 3台のMDCTによって、横断像に加えて種々の三次元画像などを簡単に得ることができ、心臓、肺、腹

部など全身の詳細な画像診断が可能です(平成21年に3台目の最新の循環器用CT(320列MD-CT)が導

入されました)。

・MRI検査:

 最新の1.5Tおよび3T-MRIを用いて、全身のあらゆる臓器を、あらゆる方向から撮像することが可能で

す。X 線CTではわかりにくい機能的な画像も提供できます。

・超音波検査:

 腹部、頚部、乳腺などの画像を非侵襲的に得ることが可能で、ドップラー検査により血流の情報も容易

に得ることができます。超音波を用いて臓器の生検、腫瘍の薬剤注入も行っています。

・血管造影検査:

 血管の造影像により、疾患の状態を診断する検査です。診断のみならず、カテーテルからの薬剤注入、

血管塞栓、血管拡張なども行います。また、IVR-CTにより、更に正確な治療及び臓器生検が確実に施行可

能となっています。

・RI検査:

 少量の注射のみで、全身の臓器の形態、機能診断が同時に行える非侵襲的な検査です。SPECT という

方法により、X線CT と同様にRI画像の断層像が得られ、より詳細な診断が可能です。

・放射線治療:

 高精度放射線治療が可能な2台のリニアックによる照射を行っています。治療計画専用のCTを用いて正

確な治療を行っています。また前立腺癌に対しては、強度変調放射線治療や密封小線源永久刺入療法といっ

た高度医療ができる体制を整えています。

最近の話題

・平成19年5月より関連病院との遠隔画像診断を開始しました。

・平成20年6月より有痛性の多発骨転移に対するストロンチウム89内用療法を開始しました。

・平成20年12月に、3Tおよび1.5Tの最新式MRI装置が導入されました。

・平成21年12月に320列最新式MDCT装置が導入されました。

・肝腫瘍に対する血管塞栓術において、当科で開発したシスプラチン徐放ゼラチン粒子を塞栓物質として使

用開始し、現在その有効性を検証しているところです。

・平成27年10月に最新の高精度放射線治療が可能なリニアックが導入されました。

・平成28年12月に、1.5T装置が更新されるとともに最新式3T装置が増設されMRI検査が4台体制になりま

した。

・強度変調放射線治療とは?

 強度を変調したビームを用いてコンピュータ制御により腫瘍に対して理想的な照射を行う治療法で、

周辺の臓器への影響を抑えつつ、必要な放射線量を集中して照射することできます。

・骨転移に対するストロンチウム89内用療法とは?

 ベータ線という治療に適した放射線を出す性質のあるストロンチウム89を投与し、骨転移部位の

痛みを緩和させるという治療法です。

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