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先進医療の紹介

先進医療の紹介

・先進医療制度とは

 先進医療とは、一般の保険診療の水準を超えた最新でより高度な医療技術を、厚生労働省より承認された保

険医療機関に限って行われる医療行為です。

・先進医療の費用について

 先進医療の技術料は患者さんが全額自己負担することになります。ただし、それ以外の診察料、入院料、検

査料などは健康保険が適用されます。本院では、以下の先進医療を実施しています。詳細については実施して

いる診療科へお問い合わせください。

多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍の治療

 多血小板血漿(Platelet Rich Plasma:PRP)療法は、従来の保存的療法では治癒しない糖尿病をはじめと

した各種の難治性皮膚潰瘍に対する治療の提供を目的としています。

 患者さんご自身の血液から採取した血小板を濃縮して患部に外用し、潰瘍を治療する先進的な方法です。す

でに、アメリカをはじめとした諸外国では実用化されており、多くの実績があります。治療は患部の管理目的

で、1クール約4週間、最大2クールまでの入院となります。

対 象 疾 患 褥瘡を含む難治性皮膚潰瘍(美容を除く)

算定開始年月日 平成28年11月1日

金 47,900円(1クール分 合計4回)

実 施 診 療 科 皮膚科

リツキシマブ点滴注射後におけるミコフェノール酸モフェチル経口投与による寛解維持療法

 ミコフェノール酸モフェチル(以下:MMF)は、腎臓移植後の免疫抑制薬として承認されているお薬です。

 MMF は、わが国ではネフローゼ症候群の治療薬としては承認されていませんが、海外では、本疾患に対す

る免疫抑制薬の1つとして推奨されています。リツキシマブ点滴注射後にMMFを内服することで、寛解を長

く維持しステロイド薬の使用量を減らすことが出来るのではと考えられています。

対 象 疾 患 難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群

算定開始年月日 平成27年7月1日

金 1連につき 26,300円

実 施 診 療 科 小児科

 この先進医療では難治性頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群の患者さんを、2つのグループ(リ

ツキシマブ点滴注射のみの群、リツキシマブを点滴注射した後にMMFを服薬いただく群)に分け、それぞれ

のグループの寛解を維持する効果(再発を抑制する効果)と安全性について評価します。

滋賀医大病院ニュース第48号

(http://www.shiga-med.ac.jp/hospital/doc/magazines/files/news_vol_48.pdf

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