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消化器外科

 高度進行大腸癌、肝転移や再発症例については、抗がん薬を併用することで根治をめざした治療を行って

います。潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性疾患などの良性疾患の手術も腹腔鏡下手術を導入していま

す。

 2014年6月より直腸癌に対して、ロボット支援腹腔鏡下大腸切除術【保険適用外】を導入しました。(倫理

審査委員会承認)

〈肝、胆、膵疾患〉

 当院は日本肝胆膵外科学会高度技能医修練施設に認定されており、肝胆膵

領域においても特に専門性の高い高難度手術を中心におこなっています。

◦肝がんに対する拡大肝葉切除、肝葉切除

◦胆道癌(胆管癌・胆嚢癌)に対する拡大肝葉切除

◦血管合併切除を伴う肝切除術

◦肝切除を伴う膵頭十二指腸切除術

◦膵癌に対する亜全胃温存膵頭十二指腸切除術

◦血管合併切除を伴う膵切除・膵頭十二指腸切除術・膵体尾部切除術

 胆のう結石についてはほとんどの方に腹腔鏡下手術としています。クリニカルパスを用い、手術後は3日

程度で退院していただくことが可能です。

〈肝腫瘍〉

 原発性肝癌、転移性肝癌に対し、肝切除、腹腔鏡下肝切除、MRガイド下マイクロ波凝固療法を行って

います。

〈膵がん・胆道がん〉

 膵頭部癌、胆管癌、十二指腸乳頭部癌に対して胃を温存する亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を実施してい

ます。その他、腹腔鏡補助下肝切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、膵良性腫瘍低悪性精度腫瘍に対する腹腔鏡下

膵体尾部切除術、慢性膵炎に対する膵管空腸吻合術(Partington手術、Frey手術)、重症急性膵炎に対する

ドレナージ術などを行っています。

〈小児疾患〉

 小児外科専門医が、新生児疾患や悪性腫瘍をはじめ、多くの小児外科手術をおこなっています。鼠径(そ

けい)ヘルニアに対して短期入院による手術を行っています。

〈ナビゲーション外科〉

◦オープンMR装置による画像誘導下手術(IVMR)我が国初の開放型MR装置が最先端の診断治療装置とし

て導入され、術中に治療効果の判定が可能になってきました。肝腫瘍、腹腔内腫瘍、骨盤内腫瘍に対して、

MR画像誘導下手術を導入しています。

◦術中リアルタイムMRIナビゲーションシステム小さな肝腫瘍に対しては、術中リアルタイムにMRIによる

画像検査を行いながら正確な穿刺とマイクロ波による凝固療法を行う手術を行っています。これは、開腹

での肝切除術に比べて低侵襲であり、肝細胞癌での5年生存率は他施設に比べ20%上回る成績となってい

ます。

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