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整形外科

整形外科

診療・業務内容

〈診療方針〉

 救急医療の場では欠かせない骨折や脊髄損傷、QOL(生活の質)の向上に伴い多様化しつづけるスポーツ

障害、高齢化に伴い増え続ける運動器障害。整形外科疾患の分野は拡大し続けています。「国民生活基礎調査

の概況」でも、男女とも腰痛・肩こり・手足の関節痛などの四肢・体幹の整形外科関連の愁訴が圧倒的に多く、

整形外科領域の疾病の重要性が伺われます。

 整形外科は、四肢、脊椎を含んだ運動器の広汎な範囲を包括する診療科です。脊椎・脊髄疾患、リウマチ

性疾患、末梢神経障害、上肢の疾患、変形性関節症などの退行性関節疾患、スポーツ外傷・障害、骨軟部腫瘍、

骨折・脱臼などの外傷性疾患の保存的および外科的治療を行う運動器の総合診療科です。

 WHOは、21世紀の初頭を「骨・関節の10年」として骨・関節疾患の予防・治療が全世界的に重要である

と活動を展開しています。我が国でも高齢化社会を迎えてQOLの向上に関心が寄せられています。私たちの

診療科では、診療においては患者さんの立場と心をよく理解し、一人でも多くの方の機能の回復が得られる

ように努めております。

 当科では、過去38年にわたる実績のあるリウマチ性疾患に対する外科的治療(人工関節、滑膜切除、関節

変形の矯正など)の活動を温存しつつ、骨・軟骨移植術、関節鏡手術にもその活動域を拡大しています。また、

スポーツ外傷性疾患や関節疾患、脊椎疾患などの増加による需要に対応するため、それぞれの分野に十分な

技量を持った専門医を配置しています。

 総手術件数では平成8年(1996年)に373件であったのが、平成27年(2015年)には、ほぼ2倍の786件に

増加しました。特に関節鏡手術、人工関節の手術数が大きく増加し、平成27年には150件の関節鏡手術、162

件の人工膝・股関節手術、197件の脊椎外科手術が実施され、近隣の国公立大学附属病院と同等もしくはそれ

以上の手術件数が実施されています。膝関節疾患、リウマチ性疾患、脊椎疾患、肩関節疾患が主な症例です。

〈特に優れている点〉

◦脊椎手術における難易度の高い症例の多さと、手術成績が優れています。

◦人工関節手術では、低侵襲手術と深屈曲可能な関節手術を行っています。

◦スポーツ医学では、関節鏡による小侵襲手術の良好な成績を得ています。

◦関節軟骨損傷に対する軟骨移植では日本のトップレベルです。

◦鏡視下肩関節手術では、近隣の大学附属病院や主要病院と同等もしくはそれ以上の手術件数が実施されて

います。

専門分野・特に高度な領域

〈スポーツ傷害外来〉

 骨軟骨移植術(モザイク形成術)や鏡視下十字靭帯再建をはじめ、関節鏡を用いた小侵襲治療を数多く手

がけています。早期のスポーツや社会復帰を可能にしています。

〈関節外科外来〉

 変形性関節症を中心に患者さんに適した治療法(保存療法・手術療法)の提供を行っています。関節鏡手

術や人工関節手術を主として、質の高い医療を提供しています。

〈リウマチ外来〉

 薬物療法において、生物学的製剤を含めた最新の治療法の提供を行ってい

ます。高度に破壊・変形した関節に対して、人工関節を用いた再建を多く行っ

ています。

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