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整形外科

〈脊椎外来〉

 高度に変形した症例を始め、広範な脊椎疾患の手術療法を手がけています。特に高度な技術を要する上位

頸椎固定術は滋賀県で唯一導入された3Dナビゲーションシステムでより安全、かつ

迅速な手術を実現しています。

〈肩・肘関節外科外来〉

 腱板断裂や反復性脱臼に対する一般的な鏡視下手術をはじめ、修復不可能な広範囲

腱板断裂には広背筋移行術や鏡視下パッチ形成術、上方関節包形成術を行っています。

肩腱板断裂に対する関節鏡視下手術は平成25年には滋賀県下で208例の肩関節内視鏡手術が実施されました

が、その80.0%(166例)が滋賀医大および関連病院で実施されています。

〈手外科・腫瘍再建外科外来〉

 腫瘍切除、化学療法、放射線療法など一連の腫瘍外科治療を行っています。腫瘍摘出後には、顕微鏡手術

技術を駆使した高度な技術を要する腫瘍摘出後再建術を実施しています。その他、腕神経叢損傷の神経再建・

機能再建、末梢神経障害に対する小侵襲手術や機能再建などを手がけています。

最近の話題

 従来治療が困難とされてきた関節軟骨損傷に対する軟骨移植術(モザイク形成術)は、本邦で最も多くの

症例を手がけており、この方面での我が国のリ-ダーシップを取っています。

 腱板がなくても肩拳上が可能なリバース人工関節置換術の認可が平成25年4月に本邦で初めて降りた事は、

人工肩関節を要する患者さんにとって画期的なニュースでした。当院および関連施設では本邦では初めてこ

の手術を導入し、近隣の大学附属病院や主要病院と同等もしくはそれ以上の手術件数が実施されています。

 変形性膝関節症に対しては、出血量も少なく、術後に深い屈曲が可能な人工関節手術を行っています。そ

の結果、術後の痛みの軽減や早期のリハビリテーションが可能になっています。

 肩関節内視鏡手術については、平成19年から27年までで当院および関連施設で766 例の肩関節内視鏡手術

が実施されていました。滋賀のみならず、京滋でも最も豊富な治療経験を有する施設として地域医療に貢献

しています。

 また、脊椎圧迫骨折後の高度変形や脊椎変形や側背を伴った高度脊椎変形に対し、脊椎骨切りと脊椎イン

スツルメンテーションを併用した手術を行い、好成績を得ています。ナビゲーション技術を利用して、極め

て安全で精度の高い脊椎手術を導入しています。

特に紹介を受けたい対象疾患

◦スポーツ傷害(膝半月・靱帯損傷、投球肩)

◦変形性関節症および関節軟骨損傷:軟骨移植や低侵襲人工関節手術症例

◦関節リウマチ

◦脊柱管狭窄症

◦頚椎症、リウマチ性脊椎炎

◦反復性肩関節脱臼、投球障害肩(SLAP障害)

◦高度変形性肩関節症、広範囲肩腱板断裂

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滋賀医科大学医学部附属病院診療案内