急性腎不全などの急性腎疾患、慢性糸球体腎炎やネフローゼ症候群などの慢性腎疾患から末期腎不全に至るまで、腎疾患全てを対象にした専門外来を月曜日から金曜日まで毎日行っています。また、水・電解質異常、治療抵抗性高血圧に対しても幅広く対応しています。
糖尿病性腎症診療は全国的評価を受けており、腎症の病期に応じて動脈硬化病変などの合併症評価を行ったうえで、血糖・血圧など最適な治療法を病診連携にて実践しています。また、膠原病に合併した腎障害などに対する免疫抑制など積極的に行っています。
慢性腎臓病(CKD)は、腎のみではなく心血管リスクであることが知られています。そのためにも、検尿異常などの早期段階から、病診連携を行った診療が重要視されています。当科では、滋賀県下統一CKDパスを用いて病診連携を推進しています。
末期腎不全に対しては適切な時期に透析療法(血液透析、腹膜透析療法など)の導入を行うとともに、慢性透析療法による血管合併症の検査・治療を行い、予後の改善に努めています。
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