平成29年2月に4週間、シドニー大学ジョージ国際保健研究所に訪問する機会を得ました。九州大学より同部門に神経内科の先生が留学されており、初日に初対面にもかかわらず、研究所全スタッフにご紹介して頂き、大変助かりました。同日には週4日勤務でランチには1時間取ることとする契約書を渡され、日本での病院業務との違いに面食らいましたが、Anderson教授によると「結果を出せば研究所に来なくても問題ない。」と、集中力と効率を求めているいかにも海外らしい考え方で、さすが世界規模のRCTを行っている研究所であると感銘を受けました。期間中は進行中のRCTs運営や画像解析にも携わることができ、また自分の研究を紹介させて頂く機会も設けて頂き、非常に良い刺激を受けました。他職種の方がプライドを持って様々な試験を遂行している姿に日本でも同様の姿勢を持って携わることが大事であると非常に勉強になりました。