ごあいさつ

国立大学法人滋賀医科大学 学長 上本 伸二

第49回若鮎祭の開催おめでとうございます。

コロナ禍による若鮎祭の中止やオンラインでの開催など、さまざまな制限を乗り越え、今回は4年ぶりに学外の方にも開かれた通常開催となりました。また、実行委員をはじめ学生の皆さんは、これまでの高校生活や大学生活においてなにかと制約があるなか、数々の苦難を乗り越えてこられたことと思います。今回は気持ちを新たに、「Ayuressive」をテーマとし、いままでにはない”Aggressive”な学園祭の開催を楽しみにしております。模擬店の出店や過去にも好評であったステージ企画を復活させるほか、医学に関する講演会なども企画されており、先輩方がこれまで築いてこられた若鮎祭の伝統を引き継ぎながらも、今の時代にあった企画など創意工夫をされ、まさに勢いのある学園祭となることを願っています。

これまでに大学生活で培った友情を頼りに、若い情熱を思いっきり表現し、それを皆さんで楽しみながら共有することが学園祭の醍醐味です。若鮎祭の準備と開催を通して、皆さんの友情を深めながら素晴らしい思い出を作り上げてください。

また、本学は来年2024年10月に開学50周年を迎えます。今後、開学50周年記念事業として中庭や福利棟、学生食堂のリニューアルなどを予定しており、これを機に学生の皆さんと私たち教職員や卒業生、地域の方とのつながりが一層強くなることを、心から期待しています。

最後になりましたが、第49回若鮎祭の準備・開催にご協力くださいました教職員の皆さま、同窓会「湖医会」の皆さま、医学科・看護学科後援会の皆さま、学外からご支援を賜っております地域の皆さまに深く感謝申し上げます。

復活を遂げ、進化した若鮎祭に大いに期待し、存分に楽しみたいと思います。

滋賀医科大学 教育・学生支援等担当理事・副学長 松浦 博

令和5年度若鮎祭の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。

今年度の若鮎祭は4年ぶりに通常開催されるということで、学生の皆さんも楽しみにされていることと思います。新型コロナウイルス感染症の拡大により3年以上にわたり大学の対面授業や課外活動が縮小され、学生の皆さん同士のつながりも制限されてきました。この若鮎祭では、実行委員会の学生さんを中心に皆さんでいろいろ話し合って、これまで以上に思い出に残る若鮎祭を作り上げてください。この若鮎祭開催により、学生の皆さんが仲間を作り、交流の機会が増えることを期待しています。学生同士が支え合い、協力していくという温かい学内の雰囲気を作って、滋賀医大の文化として定着させてくれることを期待しています。

最後になりましたが、令和5年度滋賀医科大学若鮎祭の開催に向けて温かくご指導・ご支援くださいました湖医会の皆さま、本学の教職員の皆さまに厚くお礼申し上げます。

同窓会「湖医会」会長 永田 啓(医学科2期生)

若鮎祭の開催決定、おめでとうございます。

コロナや去年の若鮎遡上会を経て、ようやく通常の若鮎祭が迎えられることになりました。学内の教職員のみなさんの暖かいご協力のおかげと、感謝しております。ありがとうございます。

前回の開催から時間が空いた分、年々の申し送りやクラブでの伝承がうまくいっていないところもあり、準備が大変だと思います。でも、その分、新しい事をどんどんと試すことができます。良い機会ですので、過去にとらわれない新しい学祭を作ってください。

コロナが5類になり、西医体なども従来の形で開催され、実際の感染状況とは関係なく世の中は一気に人であふれる生活にもどりました。滋賀医大の若鮎祭として来場者にどのように対応するか、社会のいろいろな方々から自分たちがどう見られているかも意識して、若鮎祭を作っていってください。

若鮎祭は当日だけでなく、それまでに費やした準備の時間が、その時に思っていたよりずっと心に残ります。失敗も大成功も思いっきり楽しんで、がんばれ後輩たち!!

看護学科後援会 会長 大許 賢一

第49回若鮎祭の開催、誠におめでとうございます。

今年の5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類相当から5類に変更となり、人々の生活が以前のように戻りつつある中、今回はコロナ前の若鮎祭を復活させるために、攻めの姿勢(Aggressive)に鮎の文字をかけた”Ayuressive”というテーマで実施されると伺いました。

在学中のみなさんはコロナ禍で入学された方が大宗と思います。従って皆さんが経験してこられた若鮎祭は中止やオンライン開催など様々な制限の中、先輩たちが工夫を凝らしながら何とか続けて来られました。それは皆さんが思い描いていた学園祭の姿とは随分とかけ離れたものだったと思いますし、悔しい思いをされた方も多かったことでしょう。

今年の若鮎祭では、皆さんや先輩方の様々な想いを攻めのパワーに変えて、魅力ある学園祭を創り上げ、精一杯楽しむとともに良い思い出をたくさん作って頂きたいと願っています。そして滋賀医科大学の良き伝統の一つとして後輩達へ引き継いでいってください。

最後に若鮎祭の開催に向けて日々活動してこられた実行委員会のメンバをはじめ、大学関係者ならびに滋賀医科大学生を応援してくださっている全ての方々に深く感謝の意を表しますとともに今後ともご支援賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

医学科後援会会長 会長 仲成幸

「第49回若鮎祭」開催誠におめでとうございます。

この日を迎えるにあたり実行委員会を中心とした多くの関係者の皆様方のご苦労とご努力に対し心より敬意と感謝を申し上げます。

私は40年近く前に10期生として滋賀医科大学に入学し、クラブ活動の一環として「ハンバーガーとシュークリーム」の模擬店に関わりました。「材料を仕入れ、商品を作り販売することにより代価を得る」という経済活動を仲間たちと一緒に味わうことが出来たのは良い経験だったと思っています。また、展示など様々な創意工夫がなされた「医科大学の学園祭」は毎年楽しみにしており、子供連れで楽しむなど長年に渡りお世話になっております。

今回で49回という歴史ある学園祭ですが、ここしばらくは新型コロナウイルス感染症などの影響により制限を受けた開催となってしましました。今回からはポストコロナの新しい学園祭になることと思います。もちろん、これまでの歴史を顧みてその意義を認識することも大切ですが、過去にとらわれることなく学生たち自身で新しい時代の学園祭を切り拓いて欲しいと思います。遡上した若鮎は各々の河川で大きく育ちそして湖(海)に戻って来ると言われています。後援会としては激流の中を命懸けで遡上する若鮎たちをしっかりと応援し、さらに若鮎たちが大きく育ちAggressiveに活躍することを願っております。第49回若鮎祭が”Ayuressive”の言葉通りの素晴らしい学園祭として盛り上がることをお祈り申し上げます。

若鮎祭実行委員長 田中優芳

若鮎祭実行委員長の田中優芳です。

今年度の若鮎祭はおよそ4年ぶりとなる通常開催が実現し、とても嬉しく思っています。今年度の若鮎祭のテーマは「Ayuressive」に決定しました。コロナ禍で制限されてきた思いをぶつけ「Aggressive」な学祭にしたいという気持ちと、若鮎の「Ayu」をかけたテーマになっています。参加した全員が楽しめる勢いのある若鮎祭になってほしいという思いを込めました。

今年度の学祭を開催するにあたり、多くの障壁がありました。開催ができなかった4年の時は長く、知らないこと、わからないことが多くありました。しかし伝統的な滋賀医科大学の若鮎祭を復活させたいという思いで、幹部一同、一から学祭を作り上げてきました。運営に携わってくれた、医学科3年、看護学科2年生の皆さん、ありがとうございました。そして先輩方、先生方、学生課の方々はじめ、学校関係者、地域の皆様、開催のために多大なご支援ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

本日は若鮎祭を通して、滋賀医科大学の魅力をたくさん感じていただければと思います。ぜひお楽しみください!!

学生自治会常任委員会 委員長 上原 希

本日は第49回若鮎祭にお越しいただき誠にありがとうございます。

COVID-19の影響もあり、外部の皆様をお迎えするのは4年ぶりとなります。気が付けば、パンデミック前の若鮎祭を知らない学生が大多数を占めるようになっていました。今年度の若鮎祭実行委員会の中核を担う医学科3年生と看護学科2年生も制限された若鮎祭しか知らない世代ということになります。そのような中、テーマに「Ayuressive」を掲げ、実行委員一同で果敢に若鮎祭の準備に取り組む姿は大変頼もしく、内容も新時代の若鮎祭に相応しいものとなっております。

以前まで対面でのコミュニケーションを制限されていましたが、今年度の若鮎祭の準備では、学科・学年を問わず若鮎祭を創り上げるために各自が活発にコミュニケーションを取ってきました。その中で培われた問題解決能力や協調性は必ずや医療現場で活躍する際の糧になると信じております。

さて、来年の2024年には本学が開学50周年を迎えます。開学と同時に創設された学生自治会もまた同様です。学生自治会が設置した滋賀医科大学生協も今年で20周年を迎えました。若鮎祭の開催支援はもちろんのこと、学生の意見を日々取り入れながら、より良い学生生活の実現のために学生自治会は議論を進めてまいりました。これからも学生のニーズに応え続けるよう精進してまいります。

最後になりますが、今年度の若鮎祭の開催に多大なるご協力とご支援をくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。また、若鮎祭が正常に開催されるまでの期間、伝統の継続に携わってくださった方々にも改めて御礼申し上げます。ご来場の皆様にとって、パンデミック前の活気を思い起こし、また本学の新しい風も感じていただければ大変嬉しく思います。