第22回滋賀PEGケアネットワーク

2017年12月17日(日) 会場:草津総合病院 あおばなホール

 総合内科学講座の伊藤明彦先生が代表世話人を務める『第22回滋賀PEGケアネットワーク』が草津総合病院(あおばなホール)で開催されました。
 本年7月29日〜30日に大津アヤハレークサイドホテルで行われた『PEGサミットinびわ湖』のダイジェスト版として”〜あの熱気と感動をもう一度〜”をサブタイトルに、医療関係者60名限定の事前予約形式で行われました。
 まず、伊藤先生より開会挨拶を兼ねた『PEGサミット』の開催報告、『症例を通して考える胃ろうの適応・多職種連携』の教育講演があった後、グループワークに移りました。職種による偏りがないよう、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士らをバランスよく配置した1班12名のグループでは、「多職種で在宅でのPEGライフを設定しよう」というテーマで、お互いの専門性を尊重しながら討論が行われました。
 また、14:30から始まった実技でミナーでは、(1)PEG造設・交換(2)PEG管理・スキンケア(3)口腔ケア(4)嚥下評価(5)ポジショニング・食事介助 の5つのブースを30ずつ回り、明日からの現場で生かせる技やコツを体得しました。
 各ブースの講師陣は、PEGサミットでも講師を務めたベテラン揃いで、時間配分やテームティーチング、班が入れ替わる際の備品の交換など、信頼と経験によるチームワークが光っていました。
 
 次回『第23回滋賀PEGケアネットワーク』は、大津赤十字病院 三宅先生を当番世話人として、2018年11月11日(日)または11月18日(日)に開催される予定です。
 
 最後になりましたが、ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいたスタッフの皆さま、メーカーの皆さま、誠にありがとうございました。この場を借りて深くお礼申しあげます。

伊藤先生による教育講演

『症例を通して考える胃ろうの適応・多職種連携』

グループワーク発表

最優秀グループには、豪華(?)景品が贈呈されました。

実技セミナープログラム

PEG造設・交換

石塚内科クリニック:石塚泉先生、同:奥村有史先生

PEG管理・スキンケア

愛生会山科病院:山田圭子先生、西山医院:中村智子先生

口腔ケア

セント・パウロ光吉歯科医院:光吉平先生、米原地域包括医療福祉センターふくしあ:石黒幸枝先生、大津市民病院:山本伸子先生

嚥下評価

東近江総合医療センター:白石智順先生、京都リハビリテーション病院:徳島大樹先生

ポジショニング・食事介助

東近江市役所福祉総合支援課:河島克彦先生、草津市訪問看護ステーション:青根ひかる先生、京都府立医科大学:下條美佳先生、草津総合病院:境佐知子先生