第25回滋賀PEGケアネットワーク特別企画

2020年11月15日(日)13:20〜15:20 ハイブリッド開催:ホスト会場(東近江総合医療センター)、サテライト会場(彦根市立病院・公立甲賀病院・草津総合病院)、Zoomウエビナー

 
 第25回目の『滋賀PEGケアネットワーク』は、”コロナ禍におけるPEGと誤接続防止コネクタの導入”をテーマに、三密回避のため4会場に分散した集合型とWeb配信によるハイブリッド形式で開催いたしました。
 コネクタの誤接続による医療事故が国内外で報告される中、日本においても医療安全の向上や国際整合による製品の安定供給確保の観点から、国際規格のコネクタの導入が検討されてきましたが、いよいよ経腸栄養分野においても旧規格製品の販売が2021年11月末で終了することが決まっており、新旧のコネクタが混在するこの1年は現場の混乱が予想されることから、すでに新コネクタの導入を終えた施設の声や、これからという施設の不安を共有する場が必要だと判断し、コロナ禍での開催に至りました。
 代表世話人である伊藤先生から新コネクタ導入の背景や総論の基調講演があった後、一般演題として、近々導入が予定されている滋賀医科大学附属病院から院内との情報共有や協力体制の取り組み、びわこ学園から小児領域特有の問題点、西山医院から在宅医療の現場の現状と問題点について発表がありました。
 第25回の節目の回となった今回は特別企画と銘打って開催致しましたが、会場・Web併せて134名の方々に参加いただき、このテーマにおける関心の高さを示す結果となりました。ご協力いただきましたEAファーマ株式会社様、ネスレ日本株式会社様、サンプル品をご提供いただきました各メーカーの皆さま方に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 2020年11月15日(日)テーマ(コロナ禍におけるPEGと誤接続防止コネクタの導入)


●《基調講演》

座長 滋賀県立総合病院 松村和宜先生
『経腸栄養誤接続防止コネクタ導入の現状と問題点』
   東近江総合医療センター(滋賀医科大学総合内科学講座) 伊藤明彦先生

●《一般演題》

座長 東近江総合医療センター 伊藤明彦先生
『経腸栄養分野 国際企画導入に向けての取り組み』
 滋賀医科大学医学部附属病院 看護部 河上圭代先生、田中琢也先生
『小児領域の誤接続防止コネクタに関する問題点』
 びわこ学園医療福祉センター草津 永江彰子先生
『大津市在宅医療現場での誤接続防止コネクタ導入の現状と問題点』
 医療法人西山医院 西山順博先生

基調講演座長

松村和宜先生(滋賀県立総合病院)

基調講演演者

伊藤明彦先生(東近江総合医療センター・滋賀医科大学総合内科学講座)

サンプル品展示

誤接続防止コネクタ(東近江会場より)