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滋賀医科大学長:馬場忠雄
Tadao Bamba
E-mail: gakucho@belle.shiga-med.ac.jp
   
医学科第二年次後期学士編入学および
秋季大学院医学研究科入学宣誓式式辞
 
平成28年10月3日
学長 塩田 浩平(しおた こうへい)
 

  本日ここに、滋賀医科大学へ学士編入学される17名の皆さん、並びに大学院医学研究科へ入学される6名の皆さんを迎え、平成28年度滋賀医科大学医学科第二年次後期学士編入学および秋季大学院医学研究科入学宣誓式を挙行できますことを心からうれしく思います。


 医学科学士編入学の皆さん、滋賀医科大学への御入学おめでとうございます。ご家族の皆様方にも心からお慶びを申し上げます。
 皆さんは、これまでに様々な分野で勉強し、あるいは社会人としての経験を積む中で、医学を学び将来医学・医療の道に歩むことを決意して、本学の学士編入学試験に合格されました。医学を志した動機や理由は様々でしょうが、それぞれ目的をもって医学を志された皆さんの決意とこれまでの努力に敬意を表します。

 滋賀医科大学では、第2年次後期に学士編入学の皆さんをお迎えしていますが、この制度の主旨は、他の分野で学んだ知識や技術、あるいは社会人としての経験を医学・医療の場で活かし、医学研究や臨床に貢献していただくことであります。医師に求められる資質はいろいろありますが、十分な医学的知識とそれに裏打ちされた的確な判断力、すぐれた医療技術などは言うまでもなく、真に信頼される医師となるためには、豊かな教養と優れた人間性、コミュニケーション能力など、人間としての大きな能力が不可欠です。そのような観点からも、皆さんのこれまでの人生経験が、将来医師になってから必ずや役に立つものと信じています。
  医学部では学ぶべきことがきわめて多く、ほとんどの科目が必修科目で、皆さんには大変忙しい4年半の学生生活となります。また、医師となっても、初期臨床研修、後期研修、専門医研修、サブスペシャリティ研修と一生が勉強の連続となります。勉強と自己鍛錬の生活がこれから一生続きます。心身の健康に十分留意して勉学に励み、常に新しい知識や技術を積極的に修得する習慣を若いうちに身につけてください。
  皆さんの中には、これまでに大学や大学院で研究に従事した方もおられると思います。滋賀医科大学には、将来医学研究を行う医師、すなわち研究医を目指そうとする方を対象とした「研究医養成コース」があります。これは、研究に興味のある学生の皆さんに在学中から研究に参加していただき、条件を満たせば大学院に進学して早期に学位を取得できる制度です。これまでにも、学士編入学の学生さんも比較的多くこの「研究医養成コース」に登録して研究に参加しています。わが国の将来にとって、医学研究を担う人材の育成が課題となっています。皆さんもできれば学生時代に研究に参加して、医学研究の面白さを知っていただきたいと思います。
なお、本学には、様々な運動や文化のクラブ、サークルがあります。そのひとつとして、今週末に本学キャンパスを会場として「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016滋賀医科大学」が開催されます。「リレー・フォー・ライフ」はがんと闘う患者さんと家族を支援し、がん撲滅に向けた社会への啓発を目的とする世界的なイベントのひとつで、滋賀県で3回目の開催ですが、キャンパスリレーという形で、今回は本学の学生が主体となって企画運営されます。勉学の合間にはそうした課外活動にも参加して、豊かで充実した学生生活を送られることを祈念いたします。


 次に、平成28年度秋季大学院医学研究科博士課程に入学された6名の皆さん、ご入学おめでとうございます。この中には、外国からの留学生の方が2名、博士課程教育リーディングプログラム「アジア非感染性疾患(NCD)超克プロジェクト」を履修される方が2名おられます。
 近年、医学・医療の進歩は目覚ましく、新しい研究によって疾病の原因やメカニズムが次々と解明され、人工知能を利用した自動診断や再生医療などに代表される新しい治療法の開発も進んでいます。基礎医学と臨床医学の間の垣根も低くなり、優れた基礎研究の成果が画期的な医薬品の開発に結びつく例も増えています。皆さんは、ぜひ医学にブレークスルーをもたらすような意欲的な研究テーマに取り組み、優れた成果を挙げてください。研究は、困難も多く競争も激しい世界ですが、それだけにやり遂げたときには大きな喜びを感じることができます。皆さんが難しい課題に果敢に挑戦し、研究によって医学・医療の進歩に貢献されることを期待しています。
 大学院時代は、研究者としての素養と研究能力を修得するためのトレーニングの期間ですが、同時に、科学者としての心構えや倫理観を身につける重要な時間でもあります。最近、医療や科学研究の現場で起こっているいくつかの不祥事が医療や科学に対する社会の期待を裏切り、研究者全体の信用を傷つける結果になっていることは、非常に残念であります。皆さんは、大学院で研究に従事する間に、研究者として、また医療人としての正しい態度と高い倫理観を身につけてください。皆さんが研究を楽しみ充実した大学院生活を送られることを願っています。

 この夏、ブラジルでオリンピック、パラリンピックの大会が開かれましたが、そこでの多くの選手の活躍が、世界中の人々に大きな感動をもたらしました。努力が報われてメダルを獲得した選手も、メダルに届かなくても全力で競技する選手の美しい姿も、等しく我々を感動させてくれました。一流のスポーツ選手は、もって生まれた高い能力があるのは勿論ですが、それを鍛え磨く大変な努力を日夜続けています。そうした姿に我々は感動し、彼らから多くのことを教えられます。

 スポーツの世界で活躍し今年注目されたもう一人の選手に、メジャーリーグのイチロー選手がいます。イチロー選手は現在42歳ですが、今年は大リーグ通算3000本安打、500盗塁、日米通算の安打世界記録という偉業を成し遂げ、今も活躍中です。イチローが天賦の才能に恵まれているのは勿論ですが、これだけ永く選手生活を続け、数多くの記録を打ち立ててきた陰に人一倍の努力と練習量があることは、皆が認めるところです。その野球生活の中で、彼は数々の名言を残しています。その例を挙げると例えば「努力せずに何かできるようになることを天才というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができる人のことを天才というのなら、僕はそうだと思う」「やるべきことはすべてやったし、手を抜いたことはありません。常にやれることをやろうとした自分がいたこと、それに対して準備をした自分がいたことを誇りに思っています」と言っています。そして数々の輝かしい記録を残しながらも彼は「何年野球をやっても、勉強することがあるのです」とも言っています。
 イチロー選手は野球選手として他人の達成できない高みに達することを追求し続け、並外れた努力によってそれを達成しています。彼を見ていると、人間はどんな仕事をする時でも、強いモチベーションをもち目標に向かって努力を続けることがいかに大切かがわかります。皆さんも、医学部へ入って立派な医師になる、また大学院で素晴らしい研究成果を挙げて論文を書き上げる、という目標をもって今スタートします。どうかこの初心を忘れることなく、日々研鑽を続けて悔いのない大学生活、大学院生活を送ってください。

 皆さんの滋賀医科大学医学部ならびに医学研究科へのご入学をお祝いし、今後のご活躍を祈念して、式辞といたします。
 本日はおめでとうございます。

 
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(学長専用メールアドレス:gakucho@belle.shiga-med.ac.jp
入学式式辞(平成28年4月5日)
第3期中期目標期間のスタートにあたって(平成28年4月1日)
第2回学位授与式告辞 (平成28年3月10日)
卒業式告辞 (平成28年3月10日)
2016年頭挨拶 −滋賀医科大学の新たな飛躍を目指して−(平成28年1月4日)
第一回学位授与式告辞 (平成27年10月1日)
医学科第二年次後期学士編入学および秋季大学院医学研究科入学宣誓式告辞 (平成27年10月1日)
解剖体納骨慰霊法要祭文 (平成27年5月30日)
入学式式辞 (平成27年4月3日)
大学の機能強化 −第3期中期目標期間へ向けて− (平成27年4月1日)
第2回学位授与式告辞 (平成27年3月10日)
卒業式告辞 (平成27年3月10日)
2015年頭挨拶 −滋賀医科大学の新たな飛躍を目指して−(平成27年1月5日)
滋賀医科大学開学40周年記念式典式辞 (平成26年10月3日)
第一回学位授与式告辞 (平成26年10月1日)
医学科第二年次後期学士編入学および秋季大学院医学研究科入学宣誓式告辞 (平成26年10月1日)
解剖体納骨慰霊法要祭文 (平成25年5月31日)
入学式式辞 (平成26年4月4日)
学長就任の挨拶 (平成26年4月1日)
   
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