第1回滋賀県医師キャリアサポートセンター懇談会を開催しました

令和元年7月5日(金)18時より滋賀医科大学附属病院2階 第2会議室にて、第1回滋賀県医師キャリアサポートセンター懇談会を開催しました。
 
今回の懇談会は、滋賀医科大学 検査部 病理診断科医局長 助教 松原 亜季子先生に『こういう医者もおりまして~病院の片隅で病理医をやっています』というテーマでお話いただき、医学生1年生1名、5年生4名、大学院3年1名の計6名の参加がありました。
 
松原先生は、本学卒業後、当病院で臨床研修医、病理部医員として勤務された後、県外の国立がんセンターにて、レジデント、がん専門修練医、また防衛医科大学校にて病態病理学講座の助教として勤務され、現在は、本学の病理診断科 医局長として勤務されている女性の先生です。今までの数々のキャリアの体験談と「病理医とは何する人なのか?」というお話をされ、日常の病理医の業務として患者由来の検体の診断についてのご説明や、病理医の一日の業務、参加学生からの質問も交えて、病理医についての幅広いお話をして下さいました。
 
参加学生からは、「病理医として生きる場合の一つのキャリアパスを見せて頂けたので、博士号取得や専門医取得の際の参考に出来そうだと思った。」「珍しいキャリアを積んだ先生の現在までの歩みを知ることができた。」「学位の取り方の条件や、現在の臨床研修制度が説明され、昔との違いについても分かった。」「病理医になる前に、消化器の内視鏡が読める事が重要というのは意外でしたが、参考になりました。」「病理医の業務内容について勉強になりました。」との感想がありました。
 
 
 
enlightened次回、第2回滋賀県医師キャリアサポートセンター懇談会は下記の通りです。
日 時:2019年10月8日(火)18:00~ 
場 所:基礎研究棟 多目的室1,2    
テーマ:『 ルーツのある滋賀で精神科医を志す 
講  師:滋賀医科大学 精神科 清水 芳樹 先生